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答えは子どもが教えてくれた [こどもモノがたり]

最近、子育ての悩みって、結局、子どもが答えを教えてくれるもんだな、と思う。

そして、その答えがやってくるのは、最短でも3か月、平均6か月、長いものは1年から、3年くらいの時間をかけて、答えが「わかる」ということに気づいた。

子どもを見つめることと、毎日を確かに生きることを忘れなければ、だいたいのことは、「時間」と「成長」が勝手に解決して、答えを教えてくれる。

以前感情的に怒ってしまった(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-01-22-3)と反省した記事を書いたが、いっつもそれではいけないが、たまにママが切れたって、別にいいのだ。人間はそういうものだって、理解するいいきっかけになるし、それでママが落ち込んだり、悩みすぎて、どよーんとすることのほうが、よほど問題。しまった!と思ったら、気持ちを切り替えて、また淡々と毎日過ごしていれば、子どもはちゃんとわかってくれるんだ、って最近とっても自然体で子育てできるようになってきたなぁ、という実感があります。

まぁ、そうはいっても、また新しい課題を与えられるんだろうけどね。
彼らの成長とともに。

そして、子どもは自分に必要なものは自分で選んでいくから、何を与えればよいか、とか、いつ与えればいいのか、ってそんなに悩んでも仕方ないんだなということも分かった。
おもちゃだって、何だってよいわけで(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-03-18-1)。

昨日は、長男と一緒に本やさんへ。
購入したのはこのドリル。

はじめてのめいろ―2・3・4歳 (1集)

はじめてのめいろ―2・3・4歳 (1集)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: くもん出版
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 大型本


ていうか、別にドリルじゃなくて、よかったんだけど・・・迷路って今は「知育」なのね。
超びっくりしたよ。
運筆の練習なんだってさぁ!へぇ~・・・って。

最近、保育園の絵本にあった迷路や、しまじろうのDMの迷路が上手にできたりして、迷路がやりたくなっている長男。
で、買いにいったんだけどさぁ。
楽しいから迷路、じゃないのね~とちょっとオドロキ。

しかも、このドリルもしまじろうも「できましたシール」がついてたし。

いやー、迷路なんざ、楽しいから、でよかろう?と思ったのだけど・・・。
無理矢理やらせるから、できたねーって褒めなきゃいけないわけで・・・。
迷路なんかほおっておいても面白いからやるし、別にそれで運筆練習になってなくたって、楽しければいいじゃんか、って思ってしまった。

おもちゃの選び方で相沢さんが「知育」って嫌いだ、楽しければいいじゃないか、っておっしゃってたけど、まさに同感。

そして、今日は、東京は本当に暖かですね!

ほんとは・・・今頃、旅行をしているはずだった今週ですが、結局、息子達の体調不良で、こうして近所を徘徊しているのであります(笑)
子育て中ってしょうがないよね。そんなこともあるさ、と気を取り直して、毎日を楽しんでいる。

で、今朝は、朝、着替えた長男は半袖Tシャツ1枚!
さすがに真夏の格好は寒いだろーと、思ったので、ベストを1枚着せたのだけれど、外はこの陽気。
Tシャツでも、ほんと、大丈夫そう(笑)

大人はまだ寒いから、と、つい自分自身も子どもにも厚着をさせたくなるけれど、子どもはちゃんとその日の気温を「カン」でわかって、自分の着るモノを選んでるんだなって驚いた。

食べ物も、遊び食べで食べないこともあるんだけど、食欲は健康のバロメーターで、ないな、と思うと、体調が落ちたりするから、これまた、無理に食べさせないで、彼の食べたい量をそれなりに見極めて食べさせていればいいんだな、と気づいた。無理矢理食べさせてもいかんもんだ、と。

特に3歳を過ぎて、自分の意志が出てくると、何かと思うようにいかないことが出てくる。
なので、「三つ子の魂百まで」というのはある意味本当だなぁと思うけれど、いろいろな生活習慣、食べるとか、寝るとか、そういうのは、3歳までにたたき込んでおけば、後は放置しておいても、子どもは勝手によく育つ、って気がしてきた。

もちろん、3歳までに習慣づいていないものをそれ以降に変えることも可能だが、「意志」や「欲」が芽生えてきているから、少しずつ、変えるのが困難になる、というだけだ。

大人が、なかなか自分の性格や生活習慣を変えられないように、ね。

そう思うと、大人より、子どもって、はるかにすごいと思う。

生きていくチカラは、少なくとも、親よりはるかに持っているし、敏感だ。

この子どもの力を損なわないように、上手に待って、見守れる親でありたいな。

・・・で、今日の戦利品です。
なんだか分かる?

ちょっと三人で図書館に出かけたら、長男が玄関先で咲いている黄色いコスモスを「採ってもいい?」っていうから、よそのおうちのを採ったら駄目よ、といって、1輪とってあげました。
で、彼が来ていた紺色のカーディガンのボタンホールにさしてあげたら、とっても素敵な黄色いブローチ!嬉しげに春の街を歩く長男。

そうして、我が家の近くの瑠璃色の瓦が印象的なおうちの前を過ぎようとすると、そこは玄関が2階にあり、ちょっとした階段があるんですが、長男はそこに登りたくてね。いつも、そこを通るたびに登ろうとするので、「よそのおうちだからね」って止めてたのだ。
自分が子どもだった頃は、こういうところよく進入してたし、大丈夫だよなと思う反面、今時、どうだかわかんないしなぁ・・・って。

そこにタイミング良く、そこの奥様が出てきました。
グレーのセーターとパンツ、生成のタートルネックの美しいおしゃれな女性。
グレーと白の混ざったショートヘアとファッションのバランスが最高に素敵。

「あ、すいません。この子がここ登りたいんですけど。。。いいですか?」
って聞いたら、
「もちろん!」
って。

それからいろいろとお話ししている間、長男はそこらへんを登ったり降りたり、花やら虫やら、いろいろと遊んでいるわけです。
「いやぁ、ほんと、この子は拾いモノが好きで・・・」
「あら?そうなの!じゃちょっと待ってて!」
奥様はおうちの中へ。

で、こんなにいろいろな珍しい木の実をくださったの!
皆さん、これが何の実か分かりますか?
私も知らない実があって、教えてもらっちゃった☆

しかし、ほんと数十メートル先にお住まいの方とも、住んでから5年も経ってから、顔見知りになるなんて思わないですよね。

でも、こうやって、親子で歩いていると、あの親の子どもはこの子、ってこの街で、顔見知りが増えていくのですよね。子どもだけでも、親だけでも、なかなかそうはいかない。

そうすると、たぶん、子どもが一人で街をうろつく頃になって、何か危ないことがあったら、きっと地域の目が彼等を守ってくれる。

WGママは、いつも一緒にいられるわけではないから、こういう機会に、街に出て、いろんな人とふれあって知り合うことってとっても大事だな、って思った。
もちろん、大人が暮らしていくにも、必要なことだけれども。

街の安全はこうしてつくられるのだ。

また、子どもに教えられちゃったな。


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みやじー

自分が子どもの頃は近所でいろんな年代の子ども達が一緒に遊び、悪さをし、怒られた(笑)。そんな人と人とのつながりが希薄になっている今、チョットいい話ですね!
by みやじー (2007-03-22 19:27) 

今頃こちらかと思っていたら・・・
でも、息子さんの体調の方が大切ですよね。ママとずっと一緒にいられるのもあと少しだし、家の近くをママと散歩するだけでも、子供にはワクワクすることがたくさんあるんだよねぇ。
近所の素敵な方とも知り合いになれたし。
確かに、こうやって近所の方々に子供たちの顔を覚えてもらえるのっていいよね。娘の通う校区では、下校時に地域の主に老人会の方たちがボランティアで通学路に立って子供たちを見守ってくださってます。雨の日も雪の日も毎日。本当に有難い事だなぁって思います。
by (2007-03-22 23:03) 

そうですよね!誰でも、常に平常心なんて無理です;-;人間ですもの。
本当に子供に教えられることってたくさんありますね。
by (2007-03-23 15:12) 

ほんと!子連れで出歩くようになってから、一人の時には絶対なかったような出会いがたくさんあります。
それにいろんな人が声をかけてくれるし、こどもってやっぱりすごいなって思うのです。
by (2007-03-24 00:52) 

あっこ

本当に、子供が生まれてからいろんな友達ができたし、
地域の人とも挨拶するようになったし、
世界がとても広がってうれしいことがいっぱいあるよね。
by あっこ (2007-03-26 11:31) 

mamaru

ただいま~。
春のデトックス旅行、石川県から戻ってまいりました☆
いやー、震災、驚きました・・・。
ゆーみんさんち大丈夫だったか心配です。
おかげさまで我が実家のあたりは揺れましたが被害はほとんどなく。
被災した皆さんの心身の健康をお祈りするばかりです。

子どもが広げてくれる世界って、小さくて、でも、温かくって。
大事に、大事にしたいな、って思っています。
ほんと、宝物なんですよ~。
by mamaru (2007-03-27 21:45) 

neige

過去の記事をあさって読んでます。。。(笑)
素敵な出会いですね!
でも、それって偶然とかじゃなくて、息子さんとmamaruさんが、そういう素敵な方を引き寄せてるんじゃないかなぁ。

関係あるような、ないような話なんですが、子どもの頃住んでいた家の近くに、とてつもなく大きなおうち(大きな門と高い生垣で中をのぞくこともできないような家)があって、ある日友達と生垣の葉っぱや木の実をとって遊んでいました。そしたら、その家のおじさんが帰ってきて見つかっちゃって、「ヤバい!」と思ってドキドキしていたら、そのおじさんが「中に入って採っていいよ。」と。でも、「そのまま家に帰してもらえなかったら困る。」とか、子どもながらに不安になって逃げ帰ってきました。(苦笑)
あの時代は、そんなスリルも遊びだったんですよねぇ。(遠い目・・・)
by neige (2007-04-02 22:40) 

地域ぐるみで子どもを育てる。。。解っちゃいても、なかなか実現しにくい昨今ですものね。いいお話だったなあ〜。
それにしても、素敵な奥さまですね。私もそんなマダムになりたい。
木の実がたっくさん!長男君、喜んだでしょうね〜。
by (2007-04-02 23:53) 

mamaru

本当に素敵なマダムでしたよ~。
この週末もまた図書館行きの途中でお目にかかったら、ベージュのスーツに、モスグリーンのふわっとしたコサージュされていて、これまた美しく。
こういう風に年を重ねるのっていいなぁって思いました。

また木の実くださるって!わーい!!

ちなみに、そのお隣の奥様も、ショートヘアにカフェエプロンがお似合いのスレンダーな素敵な方で、町内会活動でお目にかかって、いいなぁと思って。

そして、長男は昨日、保育園の園長先生に木の実をおねだりしていただいてました☆
なんか壁掛けでも作ろうかな・・・すごいいっぱい木の実ランド!
珍しい木の実がいっぱいだ!

neigeさんのお屋敷の話、わかります~。
大きなおうちに塀を乗り越えて入り込んだこととかあるもの、私!
あと、我が家の隣のおばあさんはすごい怖い人で、そこの家の庭にバトミントンの羽が入っちゃったときとか・・・スリル満点でねぇ。
よく上半身肌着1枚でうろついているときの、セクシーなんだか、恐ろしいのか分からない姿もある意味スリルで・・・(笑)
今やそういう怖いおばあさんもいなくなりましたよね~。

とりあえず、私の目標としては、家の前には、花を。
(これって防犯にもなるらしいですよ。手入れするのに人が出てくるかもしれないって思うんだって!)
そして、子ども達には愛を、です♪

自分のできる地域活動を少しずつやろうかなって思います☆
by mamaru (2007-04-03 09:37) 

mamaru

そーそー、迷路ですが
「作れば?」と木の葉さんやおばに言われてしまった(笑)
確かにそうだ。
しかも、このドリル。
ドリルってのもあれなんだけど、紙が立派で、遊びは一瞬だから、超もったいないんだよね!!!

ていうか、作ろうと思ったんですよ~。
でも、時間がない・・・というのは言い訳で、やればできるのだ。

ということで、今後はわら半紙かチラシの裏にでも手作り迷路で遊んであげようと思います☆

今週末はそれで遊ぼうかな・・・。
by mamaru (2007-04-03 22:35) 

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