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GWは田植えと農業体験 [しぜんモノがたり]

ただいま~♪

6日に石川県から帰京しました。
今回は30日朝出発→6日昼帰京出発の結構長いお休みで出掛けたので想い出盛りだくさん!
さて、これからぼちぼち長いお休みの間の出来事を綴っていきたいと思います。

小さい頃から夏冬の休みにはとにかくできる限り長く石川県の木の葉さんの実家に帰省していた私ですが、春、というのは意外と出掛けたことがないのですよね。

大昔、大ばあば(つまり木の葉さんの母)が春先に入院したことがあり、当時は大じいじもまだ在職中だったので(ということは相当昔だ!)、そのときに木の葉さんと私たち子どもで、近所のおばちゃんに教えられながらジャガイモの植え付けをしたのが記憶にありますが、他にはあんまり記憶がない。

ですが。やっぱりいろんな季節を子ども達には見せてあげたい。
それに、春というのはよい季節ですよね。
百花繚乱、花粉も繚乱(おかげで皆ひどく辛い目に遭いましたが・・・)。

夏の酷暑や冬の厳寒は、それはそれで季節を感じさせてくれますが、春秋の穏やかな気候は、子ども達を連れて出掛けるのにうってつけ。しかも、我が家の子ども達は、石川県行き=日中は動ける限り戸外に行きたがる=酷暑厳寒は子どもも辛けりゃ親も辛い・・・ということで、春秋ならば、外を跳んで歩いていても親もなんとかつきあう気になるよなぁ、という。

そして、稲の育つ様を知っている子どもに、というポリシーで育てられた自分としては、やはり、子ども達には、いろいろな農を見せたいし、触れる機会を作りたい。そうなると、やっぱり春~夏~秋~冬といった時間の経過による変化も経験させたいなぁ、と思いませんか?

さらに、タイミングのよいことに、保育園では結構食育に力を入れていて、コンクリートの園庭ながら、花壇ではいろいろな野菜の育成に励んでいるのですが、今年、最長学年となった長男たちは、なんとお米の育成に挑戦するのです。

ということで、先月、保護者会に行ったときに先生から「今、種籾を発芽させていて、昨日は田んぼにわらを混ぜて土づくりをしたんですよ」と聞いた私は、こりゃぁ、田んぼもしっかり体験させなくては、と思っていて。そうすれば、規模の大小はあれども、いろいろな形で稲の育つ様が、子ども達の中にしっかりと根付くのではないかなと思いましてね。

そんなわけで、今年は春の石川行きとなったわけです。
事前に送った荷物には、長靴を入れて!やはり田畑には長靴ですもんね!

で、石川県に到着すると・・・あれ?田んぼは水を張った茶色いものばかり。
「あぁ、このへんではGWに田植えをするから帰る頃には緑になるわよ~」
その言葉の通り、本当に帰宅する頃にはほとんどの田んぼに、小さな稲が風にそよぐ様が見られ、全体にうっすらと緑色の気配漂う田んぼになりました。

お散歩の時には、苗づくりの様子を見学。
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さらに、親戚の兄ちゃん姉ちゃんの田んぼが田植えをしているときに、たまたま通りかかった我が家。乗り物好きの子ども達は、ずーっと農業機械類に憧れていたのですが、さすがに仕事道具なので触らせて乗せてとも言えずにいたわけですが、「おう!乗ってみるか?」その一声に、彼らの目はキラキラ☆「乗る!」といって、忙しい農作業の中で、子ども達は田植え機に乗車して田植え体験もさせてもらいました!

「お手伝いする!」と苗を載せることなども積極的に手伝う長男。挙げ句に「僕、将来この仕事したい」といい、なんとウルトラマンと同じくらいやりたいお仕事だそうです。農閑期に正義の味方になるのかしらん(笑)。さらに、どっぷり田んぼにはまる経験もいたしまして、田んぼ、が彼のフレッシュな感性にいろいろな形で植え付けられたような気がします。

しかし、お米作りも大変ですよね~。手で田植えをするのも大変ですが、機械を導入している今は、耕耘機に田植え機、稲刈り機も必要だし、軽トラック、さらにはフォークリフトに・・・と、車類の購入や維持にもコストがかかれば、育苗から肥料、果ては農薬・・・と投資も少なくない。もちろん、労力はかかる。

そうそう、面白いな~と思ったのは、肥料も田んぼによって違うんですね。同じ農協で買ったものでも、それぞれの農家で違う選択をしている。そして、肥料も、石川県仕様のものがあって、石川県加賀地方と能登地方での利用の目安が記載されていたりして、地域性を鑑みた配合とかあるんだろうなぁと。そして、田植え機は、苗を植えると同時に肥料も投入できる優れもの。

よぉ~く見ると、素人には面白いポイントが満載で、ママも非常に勉強になりました。

それから、畑もいろいろ見てきました。

まずは、東京から持参した絵本を片手に、実物を観察。


やさいのはな (フレーベル館だいすきしぜん)

やさいのはな (フレーベル館だいすきしぜん)

  • 作者: 斎藤 光一
  • 出版社/メーカー: フレーベル館
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 大型本


べつに絵本がなくても植物の観察はできますが、絵本があることで、注意深く見るようになっていろいろな花を見つけたり、比較してみたり、いろいろと楽しむことができます。
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野菜の花も綺麗です。結構種を採るために、皆さん花を咲かせているんですね。

白や紫の豆の花、葱坊主(次男の超お気に入り。長男は「あさたろう」を連想していました!)、大根の花に、キャベツの花、菜花に、ほうれん草の花! ナスやジャガイモ、キュウリの花は夏に経験するとして、春のお花は一通り絵本と見比べながら、実物観察してきました。大根のお花も白や紫、黄色といろいろあって面白かった。

それから、野菜そのものも観察・・・。
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タケノコは生えている様子は観察していませんが、親戚のおうちから大量にいただいて、美味しくいただきました。次男は絵本に記載されているタケノコと比べて大喜び。そういえば、昔、タケノコの皮に梅干しを巻いてチュウチュウ吸う体験をしたよな~と。子ども達が梅干しをストレートで食べられるようになったら試してみようかしら・・・。

葉物は、ほうれん草に春菊、青梗菜に水菜、キャベツ、あたりがありました。ジャガイモは育ってきたところで、新タマネギがちらほらと顔を見せていました。葱類はどちらかといえば葱坊主に近いものが多かった。ちょうど夏野菜も植え頃で、皆さん、植えていましたし、豆類は花を見ていると4種類くらいありそうでした。

次男は、大じいじと植え付けも体験!
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長男は、前に大じいじが育ててくれたトウモロコシがこの上なく甘くて美味しかったことを覚えていて、先日東京の花屋さんで種を購入したのです。それを大じいじが苗にしてくれていたので、次男と一緒に植えてきました。次男はバケツを持ってきて、水やりのお手伝い。一輪車もちょっとだけやってみました。以降バケツを見ると「お手伝い!」と大喜びでした。

また、実は今回の帰省は、帰りは高速1000円を体験したのですが、車だと野菜をいっぱい持ち帰れるんですね~。大じいじが畑から、大量のお野菜を持ってきてくれ、さながら八百屋さん?! このところ毎食大じいじの野菜を活かしたメニューが登場していますが、やっぱり甘くて美味しい!

長男も次男も「大じいじの野菜はおいしいね~」と、いつものお野菜と比べると、食いつきが違います。植わっている現場を目にしていることもあると思うのですが、ほんと、大人が食べても味が違います。今夜は、青梗菜とタケノコと厚揚げで中華風のさっぱり炒めを作りましたが、ほんと、美味しくて、作りすぎたかな?と思ったけれど、あっさりなくなりましたよ!

それから、木の葉さんは、採れ採れのはたはたを干物にしてくれましたよ~。
物干し台で風に吹かれる干物達・・・。

ん?その香りに誘われてお客さんが・・・!
証拠写真をぱちり。
その後、退散してもらいました(笑)

春の田んぼや畑、本当に面白かった。

子ども達がどれだけ感じてくれたかわかりませんが、親も非常に楽しかったの。

石川行きのレポートはまだまだ続きます・・・。
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あーさん

自然いっぱいのGW、子供達も大喜びですね!!!
子供ってやっぱり自然大好き、お外大好き!ですよね。
田んぼや畑って、子供にとってはわくわくドキドキする
場所なのかなぁ~我が家も群馬のじいじの野菜畑が大好きです。
普段都会で過ごしている子供達も、自然に帰ると子供の本能(?)がむくむく顔を出すのかもしれませんね^^
葱坊主のあさたろうシリーズ、私も大好きですよ~!
飯野和好ファンとしては外せないです^^
ちなみに、今娘が一番好きな絵本が、飯野和好さんと谷川
俊太郎さんのコラボ「おならうた」です(笑)
by あーさん (2009-05-09 08:13) 

pingu

楽しいGWだったんですね~。
我が家もGWは田植えでした。凜ちゃんも坊も張り切ってお手伝い。軽トラや田植え機に乗ってご機嫌でした。バリバリ農家の我が家にとっては日常の風景ですが,mamaruさんの記事になると何だかとってもステキな風景になりますね^^
家の周りの田んぼに水が入ると,晴れた日,特に風がない日は水面に空が映り込んで何とも言えないステキな風景になります。これは稲が育ってしまうと見られなくなるので田植え直後のこの時期限定!ぜひmamaruさんに写真にしてもらいたいなー。
by pingu (2009-05-10 01:31) 

mamaru

そうか。pinguさんちは日常なんですよね~。

でも、あーさんもおっしゃるとおり、子ども達って本当に自然が大好き!ということで、次の記事は、自然丸出しで行こうかと思っていますが、本能って絶対あるような気がします。だって、自然のところに行くと、長男など身体のスイッチが明らかに違って、ほんと日の出と日の入りと共に生きている感じですよ(笑)

稲刈りの時期に、日程があったら、pinguさんちに見学にうかがわせていただこうかしら(笑)。石川県は8月下旬から9月上旬で、その期間に1週間レベルのお休みは取れるかナー、って感じなのです。

「おならうた」!
これは、タイトルだけ読んでも、絶対に子どもがはまりそうですね。

「あさたろう」は今、日曜朝6:30からアニメもやってるんですよ!
早起きな長男は、朝は「あさたろう」から仮面ライダーまで2時間まるまるテレビ三昧。ママはその間、ゆっくり朝ご飯の支度、と、日曜の特別お子様タイムなmamaru家なのでした。
by mamaru (2009-05-11 20:24) 

pingu

お?稲刈り要員GETですね!(笑)
こちらは9月半ばにやることが多いです。
ただ,田植えは雨でもできますが,稲刈りはお天気続きの日でないとダメなので,うまくお休みが重なるといいですねぇ,,,。
来ていただけるのは大大大歓迎!!
何もお構いできませんが,大自然がお待ちしております(笑)
新幹線なら駅までお迎えに参りますよ~♪
by pingu (2009-05-18 12:48) 

mamaru

要員なのか、邪魔するだけなのか・・・(汗)
9月半ばだとあの連休のところかしら?
むふ。うまく調整してpinguさんちにGO!企画を考えよう!!
そうか、新幹線で行けばいいのね~。
新幹線に乗りたい息子たちも、超喜ぶかも。
前向きに検討したいと思います★
わーい!
by mamaru (2009-05-19 08:50) 

pingu

稲刈りOFF会企画を立ち上げますか!(笑)
って,稲刈りの時期に天気に子どもたちの体調にと不確定要素多すぎですけど。でも,集まれたら楽しそうですよねー。
by pingu (2009-05-24 03:11) 

mamaru

それniceですね!
しかも今年の9月って、中旬に大型連休が~♪
泊まりがけでお手伝いできそうな予感!
宇都宮駅前に宿取ってもいいかなとか思ったりして。
by mamaru (2009-05-25 11:34) 

pingu

狭くて汚くてよければ我が家でもお泊り大歓迎ですよ~。
何なら茅葺屋根の母屋でも(笑)
稲刈りが近づいたらまた策を練るとしましょう♪
by pingu (2009-05-29 12:52) 

mamaru

おおっ!それは嬉しい!
では、また暑くなったら連絡取り合いましょ~。

しかし、GWに外で遊びまくってたら、なんか子ども達丈夫になった気がします!びっくり!自然ってすごいねぇ。
by mamaru (2009-05-30 21:34) 

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