芦花公園・堀内誠一 旅と絵本とデザインと [こどものおでかけ]
夏休み最後の土曜日・・・
といっても、保育園は特に夏休みってなくて、親が休む日が休み、なんですが。
さて、どこに行こうかなぁ、と思っていたとき、定期購読している「母の友」のブログが更新されていて、ひょいと覗いてみたら、「!」な情報が掲載されていました。「ぐるんぱのようちえん」でおなじみの堀内誠一さんの展覧会ですって(http://fukuinkan.cocolog-nifty.com/hahanotomo/2009/08/post-384f.html#more)。
「ぐるんぱ・・・」はもちろん、子ども達が大好きな絵本なのですが、さらに堀内さんといえば、デザイナーとしても有名。母の影響で、オリーブ少女だった私。しかもデザインや装丁とか大好き!とくれば、マガジンハウスの「ブルータス」や「ポパイ」「オリーブ」などのデザインを手がけていた堀内さんの展覧会に行かないわけがない!
・・・ということで、子ども達に数日前から「ぐるんぱに会いに行こうよ~」といい、前日の夜の読み聞かせには、もちろん「ぐるんぱ・・・」。と準備万端でお出かけと相成りました。小さい頃から私が読み込んだ「マザーグース」もまだ持っています。ちょっと怖いんだけど、面白いんですよねぇ(後で展示で知ったのだけれど、これはベストセラーになったんですね)
朝のヒーロータイムが終わったらすぐに出発!我が家から電車を乗り継いで芦花公園へ。まぁ、電車ででかける、っていうだけで、子ども達はワクワクものです。しかも、京王線下りの土曜日の朝の各駅停車はかなりがらがらでなんだかほんと旅気分です♪
芦花公園を降りて歩くこと約5分--世田谷文学館(http://www.setabun.or.jp/exhibition/horiuchi/)に到着しました。おぉ、なんだ、重厚な古い庭園風の入口の奥に、モダンな建物が見える。
おーー!!入口を入るとすぐ、ミュージアムショップ、というか企画展の販売コーナーというか、ぐるんぱのぬいぐるみが沢山と絵本や各種グッズがお出迎え。どのジャンルから切り取っても、私のポイントをくすぐりまくる品々に、いきなりテンションあがる私(笑)。
子ども達は、その向こうに見える絵本コーナーがもうワクワクもので、突進しそうだったので、とりあえず先に展示を見ようよ、と2階の展示室に向かいました。
開館直後だったこともあり、館内はぽつりぽつりと人がいるくらい。この日は午後に石川次郎さん、幅允孝さんのトークイベント(子連れでなければ絶対に参加しておりました)が開催されることもあって、昼過ぎには人が多くなってきましたが、ほんと、ゆったりと展示を見ることができました。
・・・とはいえ、子連れですからね・・・パリやヨーロッパの旅を記した地図とか、もっともっとじっくり見たかったなぁ・・・。展示の内容はブルータス副編集長鈴木氏のブログ(http://fukuhen.lammfromm.jp/2009/08/post_682.html)を見ていただくと、かなり詳しくご覧いただけると思いますが、この地図とかなんだか、、ほんと、懐かしくって。
たぶん、木の葉さんが、「anan」とか「クロワッサン」(そういや、昔カットとか描いてた気がする)とか読んでいたと思うんですよね。で、この手の地図とか、見たような・・・という懐かしい、気持ちがする、というやつなんですけどね。なんせ、たぶん、この当時の私って幼児だろうし(笑)
ちょっと話がそれるが、私が幼稚園生だった頃の母の面影で一番印象的だったのは、ふわふわのパーマ(わんわんみたいだといって号泣した記憶もあるが先生は、ママ、モデルさんみたいで素敵じゃない!と言っていた)と毛皮のロングコート。母のを借りて着ていたら(私が着ていたのはオレンジのつなぎ、これがまたかわいいんだ!)父が写真を撮ってそれがサクラカラー(コニカですな)の広告になったんだっけ・・・。
今でこそ、おしゃれなママとか、そういう雑誌とかあるけど、実は木の葉さんってそのはしりもはしり、若いママで雑誌の流行最先端とか行っちゃう素敵なママだったのだねぇ・・・といまさらながら思ったりして・・・。
・・・と話がそれますが、このイラストレーションの色合いの素敵さや地図の面白さっていったら、ほんと、ずーっと眺めていたいなぁ、と思うくらいでした。
また、「ぐるんぱ・・・」ほか絵本の原画が見られたのも嬉しかった!子どもたちは「ぐるんぱだ!電車だ!」とと大喜び。長男は地図のところにあった虫眼鏡が気に入り、あれこれと見ていました。次男は、堀内さんがデザインする様子を記録したビデオや画材がなぜか気に入り、食い入るように見ていましたよ。
さらに、展示が迷路のようにちょっと行き止まりになったところに堀内さんのてがけた絵本をいろいろと読めるようにしてあるコーナーがあって、我が家はそこで読み聞かせターイム!広々とあいた窓辺で穏やかな陽の光を感じつつ読むのはすごく気持ちが良かった!
などなど・・・いっぱい読みました!子どもたちも満足!!
そうそう、最後のほうに堀内さんが大切にされていたメキシコの民族的な木彫りの人形があったんですけど、これが本当にかわいい。ほしいくらいでした。私も。
その後は階下に降りて、長男はDVDタイム。ちょうど、「ぐるんぱ・・・」などのDVDを上映してたんですね。谷啓さんのナレーションで、もう食いついたまま離れません。その間に、次男と私は常設展を見学。からくり人形がいろいろあって、これは動いているのが見てみたかったですね。また、植草甚一の紹介も見ることができて、ママはすごく嬉しかった。
今回は企画展示が広々だったせいか、常設展示は少しでしたが、小さい文学館ですが、企画展示も常設展示も充実の内容で、ほんと、また来たいなぁ、ってすごく感じました。
それに、企画展示もそうだし、子供向けのワークショップなんかも、面白そうです! ちなみに、昨日も、スタンプラリーみたいなのをやっていて、長男は相当やりたがっていたのですが、さすがにお昼を食べたら帰らないと眠くなってしまい、疲れも残るので、断念しました。
それでも、長男がDVDを一通り見ないと離れない感じだったので、私と次男はミュージアムショップで。ママはぐるんぱの携帯ストラップや本、それから木の葉さんとお針子さんにぴったりのお土産があったのでそれと、次男が話さない世田谷線(たまでん)の羊羹、それからぐるんぱのトートバック、とまた買っちゃいました(汗)。
「ふらいぱんじいさん」は私も小さい頃、何度も読んだ本。でも、昔持っていたのはもう見当たらなかったので、買っちゃいました。重たい・・・。もちろん、これも買いましたよ。
ほかにも買いたかったけれど、またAmazonで見よう・・・と、ここでは我慢!
・・・しかし、堀内さんの手がける絵本って同一人物の手になるとは思えない。
この幅の広さ。
その一方で並べてみると、ちゃんと堀内テイスト。
これがすごいなぁ!!!!!と痛感する理由の第一。
いや、ほんと引出の広さもすごいけど守備範囲の広さ。
それでいて自分、というのが実に素晴らしいです!
それが、彼の一番の魅力なのではなかろうか。
そうそう、ぐるんぱグッズでいえば、ぬいぐるみ類の手触りがなんとも言えずよくって・・・次男の猛攻にパペットとか買っちゃおうかと本気で悩みましたが、まぁ、ぬいぐるみは増やさないと決めたので断念。代わりにトートバックを買ってあげたら、今日も喜んで持ち歩いていましたよ★
その後はカフェでランチ。
こちらのカフェは障害者の方の自立支援、でもあるのです。今回はミートソースとナポリタン、それからミックスジュースとレモネード、さらに、スペシャルセットで、ぐるんぱビスケットつきのアイスクリーム!子どもたちはこの旗を大切に持ち帰り、昨夜のオムライスに立てて食べていました!
そうそう、カフェの入り口になぜかゴジラが・・・聞くところによれば、ここは昔撮影所だったそうで。次男はかなり怖がっていましたが、最後は怖くないよ・・・といいつつもおっかなびっくりでした。
また、堀内誠一展に合わせてトイレのサインもオリーブとポパイになっているなど、本当に全館堀内カラー!っていう感じでしたよ。
今日、また木の葉さんちでだらだらしてきたんですが、「芦花公園に行って・・・」なんて話していたら、「ママが行きたかったんでしょう?あなたも私みたいなことしてるわよね」と木の葉さんに言われ(笑)
でも、子どもたちも、ぐるんぱに会えたのはとても嬉しかったみたい!ただ、ぐるんぱの滑り台に乗れると思っていたようで、それはかないませんでしたが、また冬に石井桃子展があるようなので、日をみつけて遊びに行きたいな、と思ったママなのでした。
今夜は台風ですね。パパが明日ニュージーランドから帰ってくるのをみんなで楽しみにしてるんだけど・・・飛行機着陸できるかしら・・・ちょっぴり心配なのでありました。
といっても、保育園は特に夏休みってなくて、親が休む日が休み、なんですが。
さて、どこに行こうかなぁ、と思っていたとき、定期購読している「母の友」のブログが更新されていて、ひょいと覗いてみたら、「!」な情報が掲載されていました。「ぐるんぱのようちえん」でおなじみの堀内誠一さんの展覧会ですって(http://fukuinkan.cocolog-nifty.com/hahanotomo/2009/08/post-384f.html#more)。
「ぐるんぱ・・・」はもちろん、子ども達が大好きな絵本なのですが、さらに堀内さんといえば、デザイナーとしても有名。母の影響で、オリーブ少女だった私。しかもデザインや装丁とか大好き!とくれば、マガジンハウスの「ブルータス」や「ポパイ」「オリーブ」などのデザインを手がけていた堀内さんの展覧会に行かないわけがない!
・・・ということで、子ども達に数日前から「ぐるんぱに会いに行こうよ~」といい、前日の夜の読み聞かせには、もちろん「ぐるんぱ・・・」。と準備万端でお出かけと相成りました。小さい頃から私が読み込んだ「マザーグース」もまだ持っています。ちょっと怖いんだけど、面白いんですよねぇ(後で展示で知ったのだけれど、これはベストセラーになったんですね)
朝のヒーロータイムが終わったらすぐに出発!我が家から電車を乗り継いで芦花公園へ。まぁ、電車ででかける、っていうだけで、子ども達はワクワクものです。しかも、京王線下りの土曜日の朝の各駅停車はかなりがらがらでなんだかほんと旅気分です♪
芦花公園を降りて歩くこと約5分--世田谷文学館(http://www.setabun.or.jp/exhibition/horiuchi/)に到着しました。おぉ、なんだ、重厚な古い庭園風の入口の奥に、モダンな建物が見える。
おーー!!入口を入るとすぐ、ミュージアムショップ、というか企画展の販売コーナーというか、ぐるんぱのぬいぐるみが沢山と絵本や各種グッズがお出迎え。どのジャンルから切り取っても、私のポイントをくすぐりまくる品々に、いきなりテンションあがる私(笑)。
子ども達は、その向こうに見える絵本コーナーがもうワクワクもので、突進しそうだったので、とりあえず先に展示を見ようよ、と2階の展示室に向かいました。
開館直後だったこともあり、館内はぽつりぽつりと人がいるくらい。この日は午後に石川次郎さん、幅允孝さんのトークイベント(子連れでなければ絶対に参加しておりました)が開催されることもあって、昼過ぎには人が多くなってきましたが、ほんと、ゆったりと展示を見ることができました。
・・・とはいえ、子連れですからね・・・パリやヨーロッパの旅を記した地図とか、もっともっとじっくり見たかったなぁ・・・。展示の内容はブルータス副編集長鈴木氏のブログ(http://fukuhen.lammfromm.jp/2009/08/post_682.html)を見ていただくと、かなり詳しくご覧いただけると思いますが、この地図とかなんだか、、ほんと、懐かしくって。
たぶん、木の葉さんが、「anan」とか「クロワッサン」(そういや、昔カットとか描いてた気がする)とか読んでいたと思うんですよね。で、この手の地図とか、見たような・・・という懐かしい、気持ちがする、というやつなんですけどね。なんせ、たぶん、この当時の私って幼児だろうし(笑)
ちょっと話がそれるが、私が幼稚園生だった頃の母の面影で一番印象的だったのは、ふわふわのパーマ(わんわんみたいだといって号泣した記憶もあるが先生は、ママ、モデルさんみたいで素敵じゃない!と言っていた)と毛皮のロングコート。母のを借りて着ていたら(私が着ていたのはオレンジのつなぎ、これがまたかわいいんだ!)父が写真を撮ってそれがサクラカラー(コニカですな)の広告になったんだっけ・・・。
今でこそ、おしゃれなママとか、そういう雑誌とかあるけど、実は木の葉さんってそのはしりもはしり、若いママで雑誌の流行最先端とか行っちゃう素敵なママだったのだねぇ・・・といまさらながら思ったりして・・・。
・・・と話がそれますが、このイラストレーションの色合いの素敵さや地図の面白さっていったら、ほんと、ずーっと眺めていたいなぁ、と思うくらいでした。
また、「ぐるんぱ・・・」ほか絵本の原画が見られたのも嬉しかった!子どもたちは「ぐるんぱだ!電車だ!」とと大喜び。長男は地図のところにあった虫眼鏡が気に入り、あれこれと見ていました。次男は、堀内さんがデザインする様子を記録したビデオや画材がなぜか気に入り、食い入るように見ていましたよ。
さらに、展示が迷路のようにちょっと行き止まりになったところに堀内さんのてがけた絵本をいろいろと読めるようにしてあるコーナーがあって、我が家はそこで読み聞かせターイム!広々とあいた窓辺で穏やかな陽の光を感じつつ読むのはすごく気持ちが良かった!
などなど・・・いっぱい読みました!子どもたちも満足!!
そうそう、最後のほうに堀内さんが大切にされていたメキシコの民族的な木彫りの人形があったんですけど、これが本当にかわいい。ほしいくらいでした。私も。
その後は階下に降りて、長男はDVDタイム。ちょうど、「ぐるんぱ・・・」などのDVDを上映してたんですね。谷啓さんのナレーションで、もう食いついたまま離れません。その間に、次男と私は常設展を見学。からくり人形がいろいろあって、これは動いているのが見てみたかったですね。また、植草甚一の紹介も見ることができて、ママはすごく嬉しかった。
今回は企画展示が広々だったせいか、常設展示は少しでしたが、小さい文学館ですが、企画展示も常設展示も充実の内容で、ほんと、また来たいなぁ、ってすごく感じました。
それに、企画展示もそうだし、子供向けのワークショップなんかも、面白そうです! ちなみに、昨日も、スタンプラリーみたいなのをやっていて、長男は相当やりたがっていたのですが、さすがにお昼を食べたら帰らないと眠くなってしまい、疲れも残るので、断念しました。
それでも、長男がDVDを一通り見ないと離れない感じだったので、私と次男はミュージアムショップで。ママはぐるんぱの携帯ストラップや本、それから木の葉さんとお針子さんにぴったりのお土産があったのでそれと、次男が話さない世田谷線(たまでん)の羊羹、それからぐるんぱのトートバック、とまた買っちゃいました(汗)。
「ふらいぱんじいさん」は私も小さい頃、何度も読んだ本。でも、昔持っていたのはもう見当たらなかったので、買っちゃいました。重たい・・・。もちろん、これも買いましたよ。
ほかにも買いたかったけれど、またAmazonで見よう・・・と、ここでは我慢!
・・・しかし、堀内さんの手がける絵本って同一人物の手になるとは思えない。
この幅の広さ。
その一方で並べてみると、ちゃんと堀内テイスト。
これがすごいなぁ!!!!!と痛感する理由の第一。
いや、ほんと引出の広さもすごいけど守備範囲の広さ。
それでいて自分、というのが実に素晴らしいです!
それが、彼の一番の魅力なのではなかろうか。
そうそう、ぐるんぱグッズでいえば、ぬいぐるみ類の手触りがなんとも言えずよくって・・・次男の猛攻にパペットとか買っちゃおうかと本気で悩みましたが、まぁ、ぬいぐるみは増やさないと決めたので断念。代わりにトートバックを買ってあげたら、今日も喜んで持ち歩いていましたよ★
その後はカフェでランチ。
こちらのカフェは障害者の方の自立支援、でもあるのです。今回はミートソースとナポリタン、それからミックスジュースとレモネード、さらに、スペシャルセットで、ぐるんぱビスケットつきのアイスクリーム!子どもたちはこの旗を大切に持ち帰り、昨夜のオムライスに立てて食べていました!
そうそう、カフェの入り口になぜかゴジラが・・・聞くところによれば、ここは昔撮影所だったそうで。次男はかなり怖がっていましたが、最後は怖くないよ・・・といいつつもおっかなびっくりでした。
また、堀内誠一展に合わせてトイレのサインもオリーブとポパイになっているなど、本当に全館堀内カラー!っていう感じでしたよ。
今日、また木の葉さんちでだらだらしてきたんですが、「芦花公園に行って・・・」なんて話していたら、「ママが行きたかったんでしょう?あなたも私みたいなことしてるわよね」と木の葉さんに言われ(笑)
でも、子どもたちも、ぐるんぱに会えたのはとても嬉しかったみたい!ただ、ぐるんぱの滑り台に乗れると思っていたようで、それはかないませんでしたが、また冬に石井桃子展があるようなので、日をみつけて遊びに行きたいな、と思ったママなのでした。
今夜は台風ですね。パパが明日ニュージーランドから帰ってくるのをみんなで楽しみにしてるんだけど・・・飛行機着陸できるかしら・・・ちょっぴり心配なのでありました。
2009-08-30 22:59
nice!(1)
コメント(2)
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世田谷文学館、素敵な所ですね〜。
堀内誠一さんの事は、ご存知なかったのですが、
見た事ある絵本がたくさん!!!
ふらいぱんじいさん、いいですねえ。
小さい頃に読んだ事あるのですが、
話を忘れてしまったので、また、
読んでみたいです〜。
by qooo (2009-09-01 11:50)
我が家は福音館の月刊絵本をとっているのですが、今月はたまたま堀内さん夫妻の絵本でした!
長男はふらいぱんじいさんくらいのボリュームのストーリーのある本が気に入ったようで、もっとないの!?と・・・少しずつ寝る前の読み聞かせには辛い長さになってきています(笑)
by mamaru (2009-09-05 16:54)