SSブログ

学童保育の見学 [こどもモノがたり]

先週、次男の三歳児健診に行ったついでに、学童保育その1の見学に行ってきた。

我が家の場合、学童保育の選択肢は2つ。家と小学校からの距離は大差ないのだが、職場と隣り合う保育園からの距離となると、片方が家を挟んで反対側と、ぐーんと遠くなってしまうのだ。

学童保育もお迎えに行くとすると、今まではほぼワンストップで事足りていた用事が正反対の2箇所になるわけで、ちょっとばかり面倒くさい。

また、先日、区から配布された書類によれば、うちの小学校からの利用者は、その遠い方の学童保育に多い、とあるので、それも悩みどころだった。やっぱりお友達が一緒のほうが楽しいもんね。

我が家の選択肢となる2箇所の学童保育は、いずれも公設民営で、同じスタッフが双方を運営しているので、そういう意味では差が少ない。違うのは場所と、主たる児童の通う学校、それから、広さ、であるようだ。そのいずれも児童館と併設なのだが、我が家はそういった施設を今までにあまり利用しないで子育てをしてきたので、まったく中に入ったことがない。

そんなわけで、近くまで行ったついでにちょっと見てみることにした。

児童館の入口には映画館の券売所みたいな窓口があって、子ども達の名札のようなものが並んでいる。それから、来客簿のようなものがあり、そこに係員の肩が1名おられた。来訪の趣旨を告げると館長さんを電話で呼んでくれた。

う。そこまでしなくても、ちょっと見に来ただけですから、とひるんでしまったが、どうも、ちょうど、インフルエンザで学校の休校があり、本来は家庭で待機すべきところだが、どうしてもそれが叶わないご家庭で、元気なお子さんが学童保育に来ているのだという。私は次男を連れていたので、もしも感染するといけないので、ということで中の見学はできなかった。

しかしながら、いろいろとお話しを伺ったり、施設を拝見することができてとてもよかった。

例えば、職場の方や先輩ママからは「学童保育には、特に男の子はすぐに行かなくなる」という話だったが、実際のところをうかがってみると、「以前は男の子は2年生まで、っていう感じでしたが、最近は、とりあえず3年生の最後まで籍を置かれるケースが増えてますね。ご時世もあるのでしょうけれど」とのこと。

また、お迎えについても「学童保育は本来学校と同じなので、自分で来て、自分で帰るものなのですが、最近はお迎えにいらっしゃることが多くなっていますね。やっぱりこれも時代なんでしょうね。でも、ご家庭次第ですね」とのことで、実際、自分で帰るケースもあるのだという。

やっぱりこのご時世、子供の安全の確保は気になるところではある。その児童館の建物の入口で書かされる来客簿も子供の名前などの欄は見えないように目隠ししてあって、ものすごい厳戒態勢!って感じだったし。

それから、長男が通う予定の小学校の児童さんの在籍数を伺ってみた。区のチラシによれば、こちらが中心、ということだったんですけど・・・と切り出してみたが、「3名だけですね。まぁ、あちらの小学校は元々児童数が少ないですし、放課後広場もやっておられますからね」とのこと。

3名!学年25名として、3学年75名のうち3名って少なくない? じゃあ、もう一つの学童のほうは?と思ったが、そもそも、学童保育の利用が少ないのかも。こないだの就学前健診のときも、保育園ママは数人って感じだったしなぁ。

しかも、子ども達の通う保育園のエリアだと、もう一つの学童のほうが近いので、こちらだと、小学校の友達に加えて保育園時代の仲間と一緒になる可能性も高い。

今回見学した学童保育その1よりも、生活圏により近い学童保育その2の方が我が家としては第一候補なのだが、一番のネックがその同じ小学校の子供がなるべく多い方がいいんじゃないか、ということだったので、多いと言われているこちらが3名なら、別にどっちでもいいや、みたいな。これがわかったのは非常に私にとって大きな意味があることだった。

施設の方は、自分も子供の頃、近くの児童館に出かけたが、それとだいたい似たような感じだった。それが任意で行くものではなく、学童に通うことでかなり頻繁に利用する、ということなのだ。あまり広くなく、しかも、階層が別れた状態の施設ではあるが、連れていった次男はおもちゃに大喜びし、私には長男が喜んで遊んでいる様子が目に浮かぶようで、嬉しい時間だった。

学童保育その2のほうは、ワンフロアで展開されているとのことなので、それもまたプラスポイントかな、ということで嬉しかった。

他の小学校に通うお友達のエリアにある民営の学童保育のことも聞いてみたら、「狭いけれどプログラムなども工夫されているみたいですよ。ただお値段は、ちょっと張りますけどね」とのこと。なるほど、民営だと、やっぱり価格は公設には勝てませんよね。

・・・というわけで、近々時間を見つけてもう一つの施設も見てみたいと思ってはいるのだが、実際に行って、お話しを伺ってみて、本当に良かった。その2のほうも、ぜひ、行ってみなければ!12月あたりから区報とかで募集情報が出るらしいしね。

先輩ママのクチコミや、保育園ママの噂だけでは、どうもわからないことが多かったので、そのあたりをしっかり聞いて、現状を理解できたのは非常に大きい。今回訪問したその1のほうが、両学童保育の主管でもあったので、そういう意味で、こちらから訪問したのは偶然だったけど、良かったな。

後は、小学校が一緒になりそうな保育園ママと、ちょっと相談だな。やっぱり同じところに通わせられれば子供も嬉しいし、こちらも互いに助け合えるし、いいもんね。

というわけで、学童選びも一歩前進したのでした★
nice!(3)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 4

お針子

パパおかえりなさい!
我が家の前に学童保育があるので交流しております。
田舎だからかな?4年生まで来ていて~宿題もちゃんとして~剣玉や百人一首や竹馬や缶けりなど~大きい学年の子が小さい学年の子を遊んであげて微笑ましいですよ^^

by お針子 (2009-11-30 09:19) 

mamaru

4年生まであって、宿題もあるなんて羨ましい!

うちは3年生までだから、次男が行く頃になると、長男が行けなくなっちゃうなぁ・・・と。でも、学校だけじゃない、いろいろな仲間がいるっていいですよね♪ 遊び場もイマドキはどこでも遊べないから、ほんと、児童館とかって安心なのかも。公園もこどもだけで遊んでいることってほとんどないしね・・・。

今日はパパがおうちにいるので話していたけど、自分でちゃんと行って帰ってこれるから大丈夫だよ、と。どうしてもママはパパより心配性です(笑)
by mamaru (2009-11-30 13:28) 

qooo

いよいよ学童(というか、小学校ですね!!)ですねえ。
色々、勉強になりました。
保育園って、本とに至れり尽くせりでしたよね
学童はピンからキリまで色々みたいですし、
慎重に探してあげたいですよねえ。

by qooo (2009-12-05 09:14) 

mamaru

いろいろ探したいけれど、でも、選択肢があんまりない、といえば、ないかもしれません。学童。保育園に比べると、数そのものが少ない気がしますよ。うちのあたりでも。

結局、最寄のところ、なんですよね・・・。バスで送迎とかもイマドキあるのかもしれないけれど。後は保育園より「友達関係」が既にある年代なので、そういうことも、配慮したいかも。

うちはおうちも近い仲良しさんが同じ小学校に行きそうなので、昨日、学童の相談をしてみました。親が迎えに行かない場合でも、一人で帰るより、途中まででも誰かと一緒の方がいいしね!
by mamaru (2009-12-05 10:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。