せんみんずく、がいるよ! [しぜんモノがたり]
朝、息子を保育園に送るとき、また、夕方帰るとき、このところ毎日聞く言葉。
それは「せんみんずく」。
・・・って言われても誰もわからないよね(笑)。
「せんみんずく」とは息子用語で、「せみ」特に「みんみんぜみ」のことを指す(と思われる)。
「せみ」と「みんみんぜみ」と「みみずく」がくっついちゃったのかな・・・とママは推測してるけど。
で、このところ、蝉時雨を聞くと、必ず
「せんみんずくがいるよ!」「せんみんずく、おたよー」
とか、教えてくれるのだ。
何度「みんみんぜみ」とか「せみ」って言っても「せんみんずく」になっちゃうの。
でも、こういうこども用語ってかわいいよねぇ♪
声はすれども姿が見えず、が、都会のせみたち。
田舎だと、林とかに行くと結構低いところにいるし、虫取網で採りまくったけどね、小さい頃。
虫かごにいっぱい入れて飼ってた(けど世話はしたことないので命縮めただけだけど)
あるとき、昆虫採集をやってみようとして、薬液を注射してせみの命を奪ってしまったとき--
ものすごい断末魔の声に弟とショックを受けて、それでせみとりやめたんだよなぁ・・・。
東京だと、いても結構高いところだったり、飛んでいるのは見つけても、なかなか息子が認識できるような低い位置で見つけることが難しいんだよね。うまく家に入ってくれば別だけど。
ところが、昨日、上野動物園に行ったら(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2006-08-22)、すごく低い位置でお腹をひくひくさせながら鳴いているみんみんぜみを発見!
やっと息子にせみの鳴いている様子を生で見せることができたのだ(見えたかな?)。
後は羽化とか見ると感動するんだけどね~。
まぁ、それはもう少し大きくなってからでもよいだろう。
それと、最近はこんな形でもせみの観察ができるようになったね。
もう夏の終わり--ということでご臨終になったせみたちが、よく見ると落っこちている。
最初は抜け殻も死骸も怖かった息子だけど、最近はもう大丈夫。
ひょいとつまんで持ち歩けるようになったよ。
せみの羽って綺麗だよね~。特にみんみんぜみ。
頭の模様もおもしろいし、くちばしとか、お腹のだんだんとか、観察してると結構おもしろい。
せみの死骸、拾うのはいいんだけど、その後がね~。
ありんこがいっぱいくっついてたり、虫がわいたりするから油断がならん。
そして、大人になっても、この死骸が大事な人がいたりする。
それは木の葉さん。
絵のモデルさんに、なっていただくのが目的。
時々、お部屋の掃除をすると、箱から抜け殻や死骸が出てきて驚くことも(笑)。
今は「みんみんぜみ」をご所望。
なので、このところ、道を歩くときは、よい形の亡骸をつい探してしまう。
そして、今、保育園のお送りの帰路、少し羽を広げたみんみんさんを発見~★
死後硬直してるから、無理矢理羽を広げるとおれちゃうんだよね。
だから、こうやって広げてるのって貴重!いい形だと思わない?
でも、このせみには小さな小さな赤ありがたくさんいて、もうこれでもか!ってくらい出てきて・・・
ようやくありんこ撲滅できたかな、と思うけど、万一残ってて家の中に入ると大変だから、ビニール袋に厳重に入れてクチをとじておいたよ。
早く取りに来てね、木の葉さん!(笑)
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