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たけのこ掘り [しぜんモノがたり]

また振り返り更新。

5月中旬、我が家は所沢方面へたけのこ掘りに行ってきた。
子ども達はもちろん、私もはじめて!

長靴を履いて、リュックには飲み物とおにぎりとおやつ。
それから着替えにボール、小さなシャベル。

たけのこ掘りは朝の仕事。
そんなわけで、早起きな我が家!
・・・って実はママが時間を勘違いしていて5時半から起きちゃったんだけど・・・。

電車に乗って、バスに乗って、たけのこ山へおでかけだ!

到着♪

手入れの行き届いた美しい竹林。
見上げると青い空に吸い込まれるように伸びる竹。

今回のたけのこ掘りは本当に至れり尽くせり。
長靴に鍬、袋にぬか。
たけのこ掘りに必要な道具は全部そろってる!

おいしいたけのこを見つけるコツを教えてもらって駆け出す子どもたち。
たけのこって地面からあんまり頭を出していないほうがおいしいんだよね。
でも、彼らはそういうのを見つけるのが本当に上手でびっくりした。
Image1.jpg
たけのこのまわりに鍬を入れて掘る。
根元が見えてきたら、ざくっと入れて、てこの要領で掘り起こす。

おおっ!掘れた!
大人でも嬉しいが、子どもたちの得意げな顔。

いやぁ、これは楽しい。

もう次々と掘っては喜ぶ子どもたち。
ふと気づけばリュックに入れて持ち帰ることができる限界の量を掘っていた。
(結局、帰りはお誘いいただいた上司の車で送っていただいて助かったんだけど)

たけのこ掘りの後はたけのこパーティ!

たけのこのホイル焼きは掘り立てのたけのこならでは。
おうちでも持ち帰ったたけのこをオーブンでホイル焼きにしたけど、おいしかった~♪
おうちではオリーブオイルに塩でもいただきました。

それから若竹煮にたけのこご飯。

次男はもともと結構食べたけど、長男はたけのこご飯はそれまで苦手だった。
でも、この日以来、ちゃんと食べられるように!
また、次男は大好物になりました。

帰りは実家まで車で送っていただいたのだけれど、その後行った図書館で「たけのこほり」の絵本を発見!(http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=10046

以前軽井沢でりんご狩り(http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2009-10-20)をしたときもそうだったけど、ほんと、収穫の喜びと取り立てを味わう幸せってのは、素晴らしいものですね~。

・・・と味を占めた母は、ついに明日、念願の潮干狩りにおでかけなのだ!
今度は海で収穫です。
うふふ!
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都会のオニヤンマ [しぜんモノがたり]

今日は勤めている業界の交流会。

皆さん抱えている問題は同じ、と思いつつ、一方で我が組織は先駆者なのだな、と。

それだけに苦労もありますが、まぁ、私はそういうほうが性に合っている。
どっちかっていうと道なき道を進むほうが好きなのであります。

さて、今週はなんだか知りませんが、ついこどもの寝かしつけ罠にはまり・・・
一方で夜中の妙な時間や早朝に目覚めたりして、不規則な感じでした。
なんだか不思議な疲労感があるのか、全然起きていられず。

春眠ならず秋眠、ってところですかね。

あ。いつも寝てますね。私(笑)

さてさて、コーモクン(コウモリ、http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2009-08-27)も我が家のような都心では「うぇー!ほんと?」なんて言われるんですけど、あれから結構夜空(もともと月星見ながら歩くのが好きな我が家ですが)、いや、夕空を見ていると、コーモクンのお友達がぐるぐるとお空を旋回しています。

マイミクのSusumuさんは、高校生の頃、コウモリの行動観察をされたそう。「コウモリがみんな南に飛んでいく」というふとした気づきから、多定点観測してみると、場所が違えば微妙に方角が異なり、その方向の頂点には、水田地帯があったそう。餌場に向かって飛んでいくんだそうです。

我が家が通りすがりに見るときには、だいたいぐるーぐるーと飽きもせず旋回しているのですが、もう少し子ども達が大きくなってゆっくり時間を過ごせるようになったら、コウモリの行く手を調べてみたいと思います!この辺だとどこが餌場なんだろう?

「あー!コーモクンのなかまたちだ!」と、子ども達と両手をつなぎながら歩く帰路は、私にとってほっとさせられる、とっても幸せな時間でもあります。

中学校とかでも飛んでたし、この辺じゃ、コウモリははっきり言って全然珍しくありません(笑)。

弟はタヌキを見たくらいですからね・・・先日近隣の川の中州にタヌキがいて、「たぶんあのタヌキだねぇ」と話していたのですが、橋(陸地)から河面まで何十メートルも離れているから、どうやっていったのかなーと思っていたのですが、タヌキは下水道を通るんですよ・・・とやはり、Susumuさんから伺って、「なるほど!」と合点したのでありました。

都会でも、いろいろな小動物に出会うことができます。

そうそう、おとといは、なんとオニヤンマを発見!
最近はオニヤンマも減っているようなので、ましてやこのような都会で観察できたのはびっくりです。

界隈では赤とんぼはよく見ます。
石川に帰省したときはシオカラトンボは見つけましたがオニヤンマは全然いなかった。
あとはハグロトンボっていうんですかね?なんか真っ黒い感じの。あれは結構沢山おりました。

・・・で、おとといの帰路、保育園から帰ろうとしていたら、あ!オニヤンマだ!
ヤンマ系などで似たような虎模様みたいな黄色と黒の縞々のトンボがいるようですが、体長が15cmくらいはあったかなぁ、かなり大きかったので、たぶんオニヤンマだと思います。

そいつが、なんと近所のうちのクーラーの室外機にアタックしているんです。

風が吹いてくるのに逆行して室外機にアタック
とばされてまた旋回して再チャレンジ・・・
というようなことをえんえんと続けている。

負けず嫌いにも見えるその様子がすごく印象的で。
一方、室外機のプロペラに巻き込まれたりしないかちょっとヒヤヒヤしつつ。

で、こちらもやはりSusumuさんに聞いてみたところ、オニヤンマの修正で、風に向かっていくというのがあるんだそうです。上空をわたっていくときに、風に流されてしまうことによって意図せぬ土地に流れ着いてしまわないように、風に無赤って行く性質があるようです。面白いですよねぇ。

また、先日は(あ、写真なしなのでご安心を?)保育園に行く道すがら、ネズミの死骸を発見!半ば白骨化したようなミイラのような感じでしたが、我らが3名、しゃがみ込んで観察してしまいました。

さすがにネズミは病原菌やウイルスを持っている可能性が高いので「絶対触るのはだめよ!」と釘を刺しつつですが、時間の許す限り見ておりました。

私が小さい頃の古い実家では、夜になるとネズミが天井裏を走り回り、運動会だね、なんて言っていたし、ねずみ取りをしかけたらかかったり、天井裏で子供を産んだので掃除機で吸い取って駆除したり(あの丸裸のネズミはあまり気持ちのよいモノではありません)しておりましたが、今どきネズミはさすがに珍しい、ですよね。下水道とかにはいるんだと思いますけど、目にしたりするのは本当に珍しい機会です。

・・・と、虫や生き物には結構強くなった子ども達(特に長男。次男は興味はあるし、下手物には強いけど、結構普通の蝶とか怖いし、とりあえずいろいろとさわれません)ではありますが、我が家の中でもっぱら怖いもの、戦う相手はどうも目に見えないもののようです。

夜の闇や階段下が本当に怖いらしい。
こないだは昼間のトイレまで怖がったのでさすがにやめてくれ~と怒っちゃったのですが・・・
私も目に見えないものを怖がったたちだから気持ちはわかるけど、昼間怖がるのは怖がりすぎ(笑)

「僕可愛いオバケはだいじょうぶなんだよ」と長男。
オバケは魅力的でありつつも、一方で怖い存在らしい。
でも、昆虫や小動物は大好き!

・・・とそんなアンバランスがかわいいなぁ、とついほほえんでしまうママなのでした。
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珍客到来!コーモクン [しぜんモノがたり]

今日は一日、コーモクンの話題で持ちきりだった我が家。

コーモクンって何?
そうですよね~、それだけではわからないですよね。

いやぁ、今朝、子ども達の食事が終わる前に自分の身支度をしようと洋服ダンスのある3階のお部屋(寝室の北側、半分ロフト上になっている天井の高い部屋)に入って行くと、4階部分にあがる階段の下に、なんか落ちてたんですよ。

黒くて、紙をくしゃくしゃにしたような妙な形。
ん?まさか、ごき・・・にしては大きいし・・・なんだろ?

・・・とよく見たら、ぬわぁんと、コウモリ!
コウモリの死骸が1つぽつねんと落ちていたわけです。

わぁぁぁ、こ、こ、コウモリ!
「長男君、次男君、きてきて!」と大きな声で呼びました。

ここが野生児ママなのですが、怖いとか気持ち悪い、とかじゃなくて、面白い!と思ったわけで・・・。パパだったら、きっとそうはいかなかったことでしょう。

「あ、ほんとだー」と子ども達も大喜び。

それでも、さすがに何か病気でもあるといけないし、素手で触るのはどうか?と思い、厚紙に載せて、とりあえず運んで「じゃ、土に埋めてあげよう」と言ったところ、長男が「僕、埋めてくる!」(カブトムシを埋めている植木鉢に?)とわっし、と迷わず手に載せて、階下に降りていきました。

お、お、止める暇もなかった・・・。まぁ、たぶん家の中に迷い込んで餓死しちゃったんだと思うし、昨日は気づかなかったから死んでからそんなに時間も経っていないだろうから、手を洗えばいいか・・・。

でも・・・なんと、長男、手の上にのっけて持ち歩いている間に愛着がわいちゃったんですね。
「僕、埋めるの嫌だ!コーモクンっていうの、この子」

確かに、ちょうど子供の手の上にちょこんと乗るサイズですし、実はコウモリって結構可愛いんですよね。その気持ちもわからぬではないのだけれど・・・でも、死骸だしねぇ・・・。

昔、私が中学生だった頃、一度教室に、コウモリが飛び込んできたことがあるんですよね。で、みんなで、鳥?!とかいって雑巾を投げたら、ヒットしてぽとっと教卓の上に落ちてきたそれがコウモリだった。

好奇心にかられてちょいと触ってみたら、胴体のところは、すごく柔らかい毛で覆われていて、ハムスターみたいなさわり心地って言えばいいのかしらん? で、羽のところは、少ししっとりしたカエルの水かきみたいな(というたとえで通じる人は少ないかもしれないけど)感触。

顔は、おめめがきょとんとしていて、上向きの鼻で、可愛い口と耳があって・・・いや、ほんと、よく見ると結構愛嬌があるんですよね。これが。だから、ほんと、長男の気持ちがよくわかったんだけどね。

次男の方も大喜びですが、でも、さすがにちょっと触るくらい。
でも、得意の「こやい~」(怖い)は出ませんでした。
うーむ、下手物好きだな、こいつは。やっぱり。

で、ママは、ふと見上げると、20歳頃、木の葉さんと訪れたロスの本屋さんで見つけたコウモリ絵本「ステラルナ」ちゃんの指人形(羽のところにマジックテープがくっついていて紐からぶらさげられるようになっている)があるのを発見!

Stellaluna

Stellaluna

  • 作者: Janell Cannon
  • 出版社/メーカー: Harcourt Childrens Books (J)
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: ハードカバー


コウモリ(fruit bat)の赤ちゃんのステラルナちゃんの成長が描かれている絵本です。

確か絵本も買ったよなぁ・・・木の葉さんちかなぁ・・・ということで、パパと木の葉さんに、今日の驚きを写メ。さすが木の葉さんは「ステラルナ!」という返信が来ましたが、パパは「コレ何?」と・・・「いやぁ、ごきぶりかカブトムシかと思ったけどちょっと違うみたいだし、なんだかわかんなかったよ」ということでコウモリと言うと、超驚いていました。「なんで?!」って。

そりゃー、驚くよね。だって自分ちの中だもん。

私だって驚いたわよ。だって、飛んでればわかったけど、まさか死んでから気づくなんてね・・・高い天井の部屋だったのも気づきにくかったんでしょうね・・・しかし、どこに止まってたんだろう・・・たぶん窓が開いていた日(でも平日は不在だし、網戸で開けていることがほとんどなので入れたのは本当に超偶然のことだと思われる)に飛び込んで出られなくなったんだろうね・・・お腹減っただろうなぁ・・・かわいそうに・・・。

確かにその死骸、胴体の大きさこそ親指くらいかなって感じだけど、セミみたいにぺっちゃんこになっていました。赤ちゃんコウモリだったのか、やっぱり餓死したからやせ細っていたのか・・・。

で、保育園に出発。次男は、ステラルナちゃんを腕に巻いて。そして、長男は・・・「コーモクンをみんなに見せてあげるの!」と・・・ママは「とりあえず・・・先生に見せようね・・・」と・・・だってやっぱり衛生的にわからないですからね。アレルギーのあるお子さんもいらっしゃるし。

お隣のおうちのパパがちょうど出勤で出てきて、「ほら、見て!」と長男。「これなに?」「コウモリだよ!」「ええっ!このへんにいるんだ!」と超びっくり。しかも、それを手に載せて歩いている少年に驚くよね(笑)

保育園で、先生方に見せたら、先生方も大びっくりでした。当たり前です。「このへんでいるんだ!」と。まぁ、でも、私は中学校にも入ってきてたし、部活の帰りによく飛んでたし、今も職場の駐車場のところで見掛けたりするから、まぁ、別に居たこと自体は驚かないんですけど、見たことなけりゃ、この都会のど真ん中にコウモリいたら驚くわな。

しかも、死骸とはいえ、手乗り・・・。

とりあえずお部屋に持ち込むのはどうか、ということで、ママがそこで回収してビニール袋に入れて(結局終日カバンの中で持ち歩くハメに・・・どういうシゴトカバンでしょう・・・汗・・・)、子ども達はテラスの水道で手を洗わせて、持ち帰りました。

で、お迎えのときに園長先生に「朝はお騒がせしました。でも、可愛いからずっと持ってる、埋めないんだと聞かなくて・・・」と言ったら先生が「埋めてあげないと天国に行けないよ、と言ってあげるといいんじゃないかしら。あと、よかったら園庭に埋めていいですよ」とおっしゃってくださって。

それで長男を園長先生と一緒に諭して、園庭の片隅に埋めさせていただきました。

・・・そっくりなコーモクン人形の製作を約束されたんですけどね・・・。
(ということで、木の葉さんが手芸店に行くというので濃いグレーの柔らかい毛のついた布を依頼中)

長男と、次男と、一緒に手を合わせて冥福を祈りました。

(もう少しすると、実物写真が登場しますので、お嫌な方は、お控えください・・・)

ちなみに、ママは、すぐにAmazonでステラルナの絵本と、それからコウモリの絵本を注文しました。

コウモリうみへいく

コウモリうみへいく

  • 作者: ブライアン リーズ
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 大型本



まちのコウモリ (ふしぎいっぱい写真絵本)

まちのコウモリ (ふしぎいっぱい写真絵本)

  • 作者: 中川 雄三
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 大型本


さっそく明日届くようなので楽しみです。

さらに、夕方になって、長男はコーモクンが恋しくなったらしい。
かなり寂しげにしていて、思い出して泣きそうになっていました。

次男は・・・「コウモリって、(仮面ライダー)キバのキバットバットだよ」とママが朝言ったのを思い出して、お面ランド(雑誌付録のお面がいっぱい入っている袋)から、キバのお面を取り出して変身していた・・・。

同じ兄弟なのにこのリアクションの違い・・・。

ママは、お人形を作る下絵のつもりで、ママの観察したコーモクンをイラストにしてみましたよ。
Image1.jpg
そうしたら、長男もコーモクンの絵を描いていました。
かわいい!!!

「コーモクン、また来てくれるかなぁ」「そうだよ、コーモクン、死んじゃったけど、長男君にこんなに大好きになってもらって幸せだなって思ってるよ、きっと。お星様になって見てるよ、って言ってるよ」「そうだね」

なんて話しているうちに「そうだ、コーモクンの絵本を作ろう!」という話になりました。

今日は時間切れでねんねしましたが、たぶん長男は自分でお話しを作り、描き、絵本を作ることでしょう。素敵だなぁ、楽しみだなぁ。

さらに、いつもは、寝室の窓を開ければ「おばけが来る」、北側の部屋の扉も「怖い」といって開けてくれないし、しかも冷房しないと寝苦しくて汗だくになってしまう子ども達なので寝室も閉め切りで冷房なのですが、今日は「コーモクンがまた来るかもしれない。こっちのお部屋にもコーモクンのお友達がいて、寝てると遊びに来るかもしれない」と言って、全開にしてます。

さすがに蚊に刺されても嫌なので「だいじょぶだよ、網戸をしてても、網戸にこつんって音がするし、張り付くから遊びに来てくれる」といって網戸にしてもらいましたが、うとうとしては「下できーって音がしたよ、コーモクンが来た!」とか長男ワールドはほんと、コーモクンでいっぱいのようです。

明日、またコーモクンのお話しをつくろうね。

ステラルナの絵本の到着も待ち遠しいです。
楽しみ!
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魚!星!虫!獅子吼! [しぜんモノがたり]

前記事(http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2009-08-18-1)に続き、石川県の記事3つ目です。いつもながら充実の夏休みであります★

夏の楽しみと言えば?いや、石川県での楽しみと言えば?やはり自然とのふれあい。特に夏は、虫関係が一番楽しいんでしょうかね~。ママの苦手な芋虫系も少なくなりますし(蝶々になるから)、いい季節です(笑)

GWの生き物体験の記事(http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2009-05-11)を読み返していたら、あの頃は、アマガエルが大盛況、でもトノサマガエルはいない・・・って話でしたが、今回はアマガエルもずいぶん少なかったなぁ・・・しかも見つけたアマガエルは結構痩せた子だった!外がうるさいほどのアマガエルの声・・・だったGWとは裏腹にあまりその声は聞こえず。

でも!トノサマガエルは出てきていた!私が子どもだった頃よりは少なくなっていましたが、それでも、1日2匹は見つけたので、なんだか嬉しくなりました。

さて、今回の石川行きの自然体験アイテムの筆頭としては、「星座板」ですね!
Image8.jpg
七夕のときに、長男は保育園でプラネタリウムに連れて行ってもらったんですね。それで、夏の大三角形やさそり座(私と長男はさそり座なのです!)を学習してきたから、ぜひ、今回ホンモノを見せてあげたいなーと思い、本屋さんで購入したものです。

本当は星空は冬のほうが空気が澄んでいてよく見えるんですよね~。高校時代に、地学の宿題で夜の星空の観察をしたのが懐かしいです。

でも、石川ならば夏でも満点の星空・・・だったのは、やっぱり思い出ですね。パチンコやさんやたくさんのネオンができて、だいぶ空が明るくなりました。夜花火を2回したのですが、2回目は曇天だったので、1回目のときに空の観察をしました。まぁ、子どもたちの寝る時間が8時でその前だったこともあるかもしれませんが、一等星クラスの明るい星はわかりましたが、それ以上暗い星は、見えて二等星かな・・・よくわかんなかった・・・

肝心のアンタレスは、長男が「あ!あそこに赤い星があるよ!」と見つけて、星座板と見比べたら、おおっ、たぶんそうだ!大正解!「いい目してるね~」と二人でアンタレスを見て大喜びしました。

左上の魚は1回目の海に行ったときに、長男がお針子さんと見つけたもの。そこの海は漁港のお隣。とはいえ海水浴場なのですが。。。なんと、海に入るのを怖がって海岸を散歩していたら、落ちていたようです。チヌ、石鯛の小さいのですね。後で私の弟に話したところ「チヌは握ると怪我することがあるんだよ」とのことでしたが、次男はこのお魚を握りっぱなし・・・。怪我をしなくてよかった・・・。

海怖い!花火怖い!蝶々怖い!と怖がってばかりの次男でしたが、魚はがっちり握って放しません。

ママに海に入れられて「こやい~!やめて~」と虐待しているかのような悲鳴をあげていたときも、魚だけは放さず・・・しかも「持ち帰って食べる!」と主張してました。さすがに夏の炎天下で落ちていた魚なので、食べませんでしたが・・・。

この海は「橋立」というところです。漁港-海水浴場-岩場、があるんですけど、漁港のお魚屋さんはいつも大じいじの家まで車でおいしいお魚の訪問販売に来てくれるんです。

岩場のほうは、小学生の頃だった私たちがいつも行っていたところ。大ばあばが握った真っ黒でまん丸のおにぎり(西武の包み紙かアルミホイルで包まれていた)をお昼にもって出かけていました。私は水泳があまり得意でなく、いつも浮き輪を持っていましたが、ここの岩場では、水中眼鏡で魚を見たり、もぐって貝を採ったりしていました。「しったか」という貝でベーゴマみたいなやつ。煮て食べるとおいしいのです。いつか子ども達が大きくなったらやってみよう!

ちなみに、橋立海水浴場の海の家は、後日でかける片野海岸よりもゆる~い感じ。場所代は不要ですし、浮き輪も「あ、それ貸してあげるよ~」と無料で借りられました!さらに、片野では、アサリとサザエとイカだけですが、こちらはあわびなどなどもあり。直販所も実はあった模様。さすが漁港の隣。

ただ。片野のほうは一応砂浜でそれなりに遠浅ですが、橋立は岩や小石ばかりの上に、50cmくらいいくと、ひょいっと深くなり、あっという間に大人が足がつかなくなるので、遊泳の際はちょっと気をつけないといけないかも。

それから、今回はなんと蝉の脱皮を観察することができました~♪
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親戚のお姉ちゃんが働いている植木会社が管理している公園で、「くわがたの道」があるというのです。木が5本くらいあってくわがたがいるんですって!我が家はかぶとむしは飼っていますが、くわがたはいないので、みせてやりたいなぁと思い出かけましたが・・・夕方はやい時間帯だったので、くわがたはおらず、強力な藪蚊にやられるばかりでした(汗)

でも。ふと見たら、あれ?動いた!よく見たら、脱皮しようと出てきた蝉の幼虫!こりゃー、一度子どもたちに脱皮をみせてあげたい、とさっそくつれて帰りました。私も子どもの頃に1度見つけて、木の葉さんと一緒に網戸に止まらせて観察したのを思い出しながら・・・

と思って、持ち帰ると、あれ?!背中がもう割れてる!明日の早朝かと思ったらキターーーーーッ!お日様が落ちていく速度と同じような速さで、どんどん脱皮していきます。

うんしょ、うんしょ・・・蝉君がんばれ!と応援しながら見ていました。途中なかなか脱げないときは「手伝いたいねぇ」とかいいながら・・・そして、緑色の半透明の蝉が出てきて、縮んでいた羽がどんどん伸びてぴんとして・・・見ているうちに蝉の色が茶色くなっていって・・・

本当に貴重な経験でした★

それから、「石川ふれあい昆虫館」(http://www.pref.ishikawa.jp/fureai/)にも行きました。
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世界三大美蝶、巨大ゴキブリ、各種くわがた&カブトムシなどなど貴重な虫や、貴重でない身近な昆虫の生態などを見て楽しむことができます。ちょうどクイズラリーをやっていて、全部正解すると缶バッチがもらえる!という企画があり、子どもたちにはまだ難しかったので2名分をママががんばってみて回答しました(笑)

ヘラクレスオオカブトとの記念撮影会もあり、ばっちり撮ってきましたよ~。触らせてもらえるなんて嬉しいです!

それから、蝶の温室があり、色とりどりの蝶が乱舞していて美しい! 写真でも世界三大美蝶の標本の1つ(右上)を掲載しましたが、ファブリックデザインとかにできちゃいますよね。燐粉系苦手な方には申し訳ないですが、この色、文様の美しさ・・・眺めていると、ほんと、テキスタイルのデザインが浮かび合ってくるような気がしました。

・・・その間・・・次男は悲鳴あげっぱなしでしたが(笑)。

それと、その日、羽化する蝶のさなぎも見ました。館員の方に、「今日孵るって何でわかるんですか?」と聞いてみたら、蝶々の模様ができるのは羽化の直前であるとのこと。「このさなぎは、後2時間くらいかかると思いますが、今日孵りますよ」とおっしゃるので見てみたら、アゲハチョウの模様がきれいに浮かび上がっていました。

ちなみに次男。蝶々は悲鳴あげまくりでしたが、芋虫青虫毛虫、みみずなどは大丈夫。しかも、魚は放さず・・・なんですよね~。ということで、なんというか、一般とは少し感覚が違う模様です・・・。

昆虫採集といえば、小学生時代に標本キットを買ってもらったのかな。で、弟と夏休みの自由研究にしようと虫を捕って標本を作ってみようとしたのですが、蝉に注射をしたときに、まさに断末魔の叫びとばかりに苦しみもだえたのを見た私たちは、そのまま蝉のお墓をつくり、虫取りもしなくなったんじゃなかったかなぁ。

殺してしまったという罪悪感と衝撃・・・命、を感じた経験でした。でも、標本見るのは悲しくないですけどね。かなりショックだった体験です。

我が家の少年たちも、いずれそういう思いをするのだろうか。

でも、知ってか知らずか、長男は捕るには捕るけど、「かわいそうだから、逃がそう」といつも虫たちを逃がしていました。やさしいね。

昆虫館では、お面づくりなどの工作も楽しみました。
ミュージアムショップもちょっとじっくり見てみたかったかも・・・。

それから、昆虫館のあと、ロープウェイに乗って獅子吼高原(http://w2232.nsk.ne.jp/skyshishiku/)に行きました。
Image11.jpg
ロープウェイ・・・ここではスキー場と同じくゴンドラと呼びます。乗物好きな子ども達は大喜び。運がよければカモシカにも会えますが今回は見られず。

ゴンドラ同士がすれ違ったとき、次男が「ちゃお!」と言うのです。はて?なぜチャオ?!

・・・なんと、ディズニーシーで(http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2009-08-01)乗ったゴンドラと「ゴンドラつながり」で記憶を思い出したようです。すれ違うときに、チャオ!って言ってください、って言われたんですよ。いやぁ、2歳児の記憶力、予想外です!

獅子吼高原(http://w2232.nsk.ne.jp/skyshishiku/index.html)は、『新日本三大夜景 夜景100選』に選ばれたり、映画!『RISE UP!(ライズアップ)』-螺旋(らせん)の風-の舞台になったりと話題がありますが、パラグライダーのめっかでもあります。

日本海まで見渡せる眺望も自慢ですが、上昇気流ができやすいとのこと。私たちが山頂のレストランで焼きたてパンやご飯を食べている間にも何人もが飛び立っていきましたよ!7000円くらいでインストラクターさんと一緒に初めての人でも体験フライトができるとのこと。一度飛んでみたいね、と話していました。さすがに、子ども達が小さすぎるので断念しましたが・・・。

ちなみに、頂上のレストランの箸袋によれば、「獅子吼」という名前は仏教語に由来しているそうです。釈迦の説法によって悪魔や外道の徒が恐れおののくことを、獅子が吼えて他の獣がひれ伏すことに喩えているそうです。辞書でも「熱弁をふるって正論をいうこと」と出ているとのこと。なんだか豆知識ですね。

高原では、お散歩はもちろん、カートやリフトに乗ったりできます。バンガローやテントサイトがあり、そこにはバーベキューセットや設備があるので、もう少し子ども達が大きくなったらキャンプをしたいなぁ、と思ったりして。

私たちは見なかったのですが、麓の世界の獅子が見られる展示館なども見所です!

・・・と、途中から観光情報になってしまいましたが・・・

この夏も自然体験をいっぱいしました。

そういえば、長男は、太陽が東から昇って西から沈む、というのを覚え、南や北、という方角もなんとなくわかるようになったようです。時間帯によって、太陽の位置を「今は西かな」とかいってます。また、太陽と影のできる向きも覚えて、保育園と家の位置関係(東西関係)を認識したようです。

星座も、プラネタリウムと星空、また、神話の世界が少しずつわかってきたような。

私自身、理科や社会、というのは暗記科目ではなく、限りなく「体験科目」でした。体験から推測を広げて自分の生きる世界を把握する科目だった。ということで、学校で勉強する前に、遊びの中で、体験し、「感覚」を知ってもらえたらな、と思うママ。

で、わかる範囲で、例えば、お風呂に入って水を入れて「この盛り上がるのを表面張力っていうんだよ」とか、言うと、結構こどもは覚えて理解するもんですね。

別に学校のテストでいい点を取って欲しい、ということではなく、世界を知ることは楽しいんだよ、ということを、身をもって知ってほしい。

そういう意味で、日常の暮らしで触れあう小さな自然もさることながら、こういう体験は貴重な機会です。

我が家は博物館とかも好きなのでいっぱい行きますが、博物館で見たり、テレビで触れあったものよりも、やっぱり生の「体験」っていうのは子供の中で鮮烈なものです。

博物館も今どき結構工夫されていますが、でも、やっぱりそれは自然そのものではない。

立派な施設も楽しいですが、小さな虫の命のときめきや、かすかな星のきらめき、日常のささやかな科学が、子ども達の心に深くしみいっていく様子を見ると、学びというのは、本当に、毎日の暮らしの中にこそあるんだな、と実感します。

都会暮らし、また、WGママ、多忙なパパでママひとりの週末の多い我が家では、意識しないと自然と触れあわないままで過ごしてしまいそうですが、やっぱり肌で感じる自然って大切だなぁと痛感する夏なのでした。
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東京で日食を見る [しぜんモノがたり]

今日は皆既日食ですね♪

わが弟は、なんと、どこやら南の島のテントにいるんですよ~。

トカラじゃなかったと思うけど・・・。
しかし、トカラも一躍有名ですよね★

弟に早速メールしてみたら、曇っていたからやや残念ではあったものの、うっすらとダイヤモンドリングも見えたし、また皆既日食で真っ暗になるあの様子も体験できたらしい。貴重な経験でしたね~。

そんなことで、にわかに日食がすごく身近になり、でも、東京は雨だし見えないよなぁ、と思いつつ、さっき、あ、そろそろだよねとどこかインターネットの動画で見られるかな?と思ったが、探し出せない・・・と思っていたら、職場の人が、「ほら!欠けてるよ!」と見せてくれました。

で、今日は午後から、私の所属する組織の監査があり、経理担当として立ち会わねばならないので、早めにお昼・・・と事務所の入っている建物を出てみると、あ!みんななんか上向いて、見てる!

何かをかざしているから、日食観測グラス?!と思ったら、携帯電話やデジカメで、なーんと雲が動いて薄くなると、欠けた太陽が見えるんですって!で、うまく撮れた方に見せてもらったら、ぼんやりと日食が写っていました。

でも、昼休みにやらねばならないことのいっぱいある私、ばたばたとそのまま外に出て行き、最後、お昼ご飯を買って職場に戻ろうと横断歩道を渡ろうとしたら、親子連れが上を向いている。

ん?!もしかして見える?!

と思って、上を見上げたら、わお♪ やったー! 下の方が4分の1くらい欠けた日食がほんわりとお空に浮かんでいました★ 曇っていると観測グラスがいらないから便利だね(笑)

・・・ていうか、さっき、外が暗かったのは、雨のせいではなく、日食のせいだったのかしらん???

あーん、ブログに載せたい!写真写真!と急ぎデジカメを取り出しましたが・・・あぁ、あっという間に雲に隠れてしまい見えなくなっちゃいました。

超残念~。

26年後、こどもたちは確実に生きていると思いますが、自分はどうだか分からない?とかいっても、平均寿命前だから生きていそうな気もしますが・・・でも、せっかくこの瞬間を見ることができたのに・・・。

ということで、忘れないうちに感動の瞬間を言葉で留めておくことにしました。
皆既の瞬間でもないし、かなりプチな瞬間的な体験でしたが、でも、なんか嬉しい~♪
異例の昼休み更新(笑)

でも、職場に戻ってご飯食べながらテレビ見てたら、やっぱり日食で真っ暗になって祈っている外国の方とか写っていて。そうですよね。自然的には超神秘的現象だからね・・・思わず祈りの手を合わせてしまうのも、人間の気持ちとして自然なものなんだろうなぁと思います。

さて、そんなわけで、今日はなんだかハッピーラッキーに過ごせそうです。
午後も頑張るぞ~♪
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6月の幸せ。 [しぜんモノがたり]

今日は虫歯予防デー。

保育園では歯科検診があり、歯ブラシが配られました。
なんでも子どもの手の人差し指と中指の幅が歯ブラシのサイズだとか。
次男のクラスにお迎えに行くと、みんな、歯ブラシを嬉しそうに見せてくれました。

「大人用の椅子に座って足をぶらぶらさせてご飯食べると歯が丈夫にならないんだって」
「固い物を食べるといいらしいよ」
長男は歯科医の先生から、いろいろとお話しを聞いてきたようです。

あと・・・長男は虫歯があるようです・・・とほほ・・・
ママの親知らずの治療のついでに、歯医者さん行かなくちゃ・・・

そうそう。もう梅雨入りなのでしょうか? なんとなく曇天の日も多いですよね。
雨が降るのは、うっとうしいし気が滅入りますが、でも、この時期は幸せな時期でもあります。

”新”のつくお野菜たちやお豆さん。
新キャベツ、新タマネギ、新じゃが、そら豆、スナップエンドウ。
大根にかぶ。
石川の大じいじから、沢山のお野菜が届けられます。
これから夏に向けて、きっと次々と宅急便が届くことでしょう。

今日はそら豆をさっと茹でて皮を剥き、新タマネギと海老と合わせてマカロニグラタンを作りました。

大きくて色鮮やかな立派なそら豆と、赤い海老の色の取り合わせも美しく食欲をそそります。
我が家の子ども達はそら豆は薄皮ごと食べちゃいますけどね・・・。
もちろん、お味もたまりませんっっ。新タマネギの甘いこと。子ども達の食も進みます。

今年、木の葉さんちは新タマネギを炒めるのにはまったらしい。
沢山炒めて残ったら翌朝のオムレツに入れて。

新じゃがは、小さい不揃いのものを見つけると、いつも買ってしまいます。
茹でたときも、ねっとりして美味しいし、皮ごと煮っ転がしにするのも大好き!
子ども達はいくつでも食べてしまいます。

近くの生協には、桃やトウモロコシも並びはじめました。
子ども達が好きなので、売り出しが始まると見つけるたびに買う始末。

トウモロコシは茹でておくと、子ども達があっという間に食べてしまいます。
天然の優しい甘さはお菓子よりもずっと美味しいようです。
GWに石川で植えたトウモロコシは、ずいぶん大きくなったかねぇ、なんて話しながらね。

やっぱり旬のお野菜は美味しい。

保育園では「ゆすらうめ」が直径1cmくらいの赤いつややかな実をつけています。
先日の長男の保護者会では、それを摘んだものを出していただきました。
ほんのり甘酸っぱくて美味しい!
都会の中で、こうして摘んだ木の実をいただくのって幸せですよね。

そういえば、職場の庭にあるコケモモもそろそろ実をつけている頃かな。
いつも落ちまくっていてもったいないなぁと思ってみているのですが、今年は摘んでジャム作ろうかな。
勝手に摘んだら怒られちゃうかしら・・・

実といえば、この時期は梅。

今年は小梅を求めて、塩漬けを作ってみました。
卵の殻を入れるとカルシウムで、少し歯触りのいい仕上がりになるそうです。
でも、宅配で購入して、親知らず騒ぎでバタバタしていたら、少し家で熟れてしまい・・・
かりかり梅、というより、ほんのり甘くよい香りのものになってしまいそう。

来週は青梅と蜂蜜が届くので、蜂蜜漬けを作って、夏のドリンクにしたいと思っています。
Image1.jpg
また、職場の庭の池には、今年もザリガニが大発生しています。

小さかったザリガニたちも、ずいぶん大きくなり、みんなの心を誘います。
去年も帰り際や週末には池に群がる子ども達がわらわら・・・。
みんなスルメや煮干しで、ザリガニ釣りに励んでいます。

お父さんお母さんも、大学生のお兄さんも、皆子供心にかえってザリガニ釣りに励みます。
澄んだ水だからザリガニがよく見えるし、目の前に垂らすとがっつり抱えて、はい一著上がり!

みんなが、バケツにうじゃうじゃ取っても、ザリガニは無限大(笑)
夏が終わる頃、ザリガニも少なくなるような気がします。

しかし、我が家の子ども達。
長男は釣るのは楽しいんだけど、触るのは怖い。
次男はザリガニが餌を抱えて引く感触だけで怖いらしい。
釣れたザリガニをつかんでママが見せると、二人とも逃げ回っています。

う~ん・・ママが一番野生児(笑)
なんせ、水の中に手を突っ込んで手づかみできますからね~。
とりあえずこの夏は息子達もその域に達してくれるとよいのですが・・・

それから、今日は帰り道、近所のおうちであじさいの花を切り分けていただきました。

そこのお宅は、この都心には珍しい大きなお庭をお持ちです。
おばあちゃんがご存命のとき、長男がちょうど今の次男くらいの年齢だった頃かなぁ。
いつも朝、保育園に行きがけにお庭のメダカや花を見せていただいていました。
おばあちゃんが亡くなってから、入ることもなくなっていたお庭。

そのお宅のお隣は工場で、そこのおじさんが子ども達をかわいがってくれています。
フォークリフトに乗せておうちに送り届けてくれたり。
こういう近所の目って嬉しいですよね~。

で、そちらのお嬢さんが、やはり子ども達と顔見知りになっていて、今日はお庭のお宅におられました。
「あじさい、いります?」
「わーい!嬉しいです!」

何年か前に切ってバケツに入れてご自由に、というのをいただいたこともあったなぁ、なんて思い出しながら、赤・青・白の三色のあじさいの切り花をいただいてきました。

6月の梅雨の時期。

なんとなく滅入りがちな気分を、ぽっと明るくさせてくれるあじさいの花。
移ろう色も、形も大好き。
葉っぱの上にかたつむりなんか見つけたら、もっと幸せ。

毎日目にする小さな自然たちが、季節の変化を告げています。
そして、その小さな移ろいが、心を暖かく豊かにしてくれる。

子ども達と暮らす毎日は、そんな小さな幸せに気づかせてくれます。
6月の幸せ。

これからも毎日楽しんでいきたいな、と思っています。
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生き物大好き! [しぜんモノがたり]

さて、GW記事第3段。
再び自然の記事をお届けします。

あ。は虫類・両生類・昆虫類がお嫌いな方は要注意(笑)。
まぁ、そんなぐろい写真はありませんが・・・そこいらへんの話題です。
少年のハハ丸出しでございます。
お許しを。

GWに石川へ行ったmamaru一家。

29日の朝の便で旅だった訳ですが、実はママは前夜に発生した仕事上のトラブルで夜7時過ぎに職場からの呼び出しでとんぼ返り。その日の1時まで職場で仕事をし、帰宅後朝4時まで持ち帰り仕事をこなし、ようやくお布団に潜り込んだ次第。パパが空港まで送ってくれることになっていたので、その車中と飛行機で眠ればいいかぁ・・・なんて思っていたわけです。

が。甘かった。

空港は宝の山!食事を済ませた後はお子様コーナーへ、本屋へ、と、とにかく動き回る子ども達。飛行機の中ではおとなしくしていますが、石川に着くや、「お外に行く~♪」と飛び出していきます。「ひ、昼寝・・・」と昼寝が恋しいママはそっちのけ、遊ぶ!走る!笑う!とにかく自然の中で元気いっぱいです。

中でも今回、子ども達がはまったのは「アマガエル」。
長男は、虫取り網と虫かごを持ち歩き、アマガエル捕獲大作戦に乗り出します。
次男の方は、最初はちょっと怖かった。
ですが、毎日外に出てカエルを捕まえている間に、ほら、この通り!
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おててでつかめるようになりましたよ♪

長男は、草むらで見つけたカエルをひょいっと捕まえられますし、次男のほうは、ママに教えてもらうと、なんとか捕獲できるくらいになりました。しかも、可愛いのがカエルを捕まえるときには、なぜか、次男がジャンプしてしまうという・・・。捕まえようとしている手より、むしろ跳んでしまった足でうっかりカエルを踏みそうなのですが、踏みそうで踏まず、なかなか捕まえられず(笑)。

もう連日朝の5時起き、5時半から外へ飛び出し、朝食以外はほぼあぜ道でカエルの捕り物か、乗り物おもちゃで暴走族と化し、お昼寝の後は再び日没まで同じ行為を繰り返す。4月29日から帰宅する5月6日までの約1週間、いやぁ・・・ママもがんばりました(笑)

また、写真でも見えるように、いろいろな小動物とも触れあいましたよ!

写真はありませんが、鉛筆よりも太い、クレヨンくらいの太さのどばミミズも発見! 次男は、ミミズには強いんですよね~。拾ってはベチッと投げて、ミミズさんかわいそう・・・(笑)。しかし、私が小さかった頃は、ミミズも大量にいたものですが、ずいぶん減りました。魚釣りに行く、となれば、畑でミミズを掘り返すところからやってましたからね・・・。

テントウムシは、最初シロツメクサの上で発見し、手のひらに載せて、次男と一緒にかくれんぼごっこをして遊ばせてもらいました。

それからナメクジ。我が家の子ども達にとっては、カタツムリと同じくらい愛されています(笑)。お野菜食べちゃうんですけどね~。ある朝、近所のおばあちゃんが畑に出ていたときに、長男が「何してるの~」なんて話していたら、キャベツにナメクジ発見!「おばちゃん、僕、これ大好きなの。頂戴!」とキャベツの葉っぱと一緒にもらってきました。

後で、おばちゃんは「僕、ナメクジ大好き!」って言うから笑っちゃった、なんて言ってましたが・・・。そして、持ってきたナメクジに、「ほら、台所に行ってお塩もらっといで!」と言って取りに行かせて塩をかけ、溶けるナメクジ・・・驚く子ども達。なんて体験もしました。東京じゃ、今どきナメクジもなかなか会えませんからね。

カナヘビちゃんも、2回くらい、ちょろりと可愛い顔を出してくれました。

子ども達と歩いていると、自然の小さな発見に充ち満ちています。
子ども達もよく見つけるし、ママの目も、だんだん子どもに帰っていくんですね。

それから、石川県で、楽しく遊んでもらったPちゃん。
Image1.jpg
お針子さんのおうちのうさぎちゃん。

そういえば、長男は、この春から保育園のウサギさんたちのお世話が始まったのですが、「みんなウサギが怖いみたいで追い立てたり結構乱暴なんですけど、○○ちゃんは、コツがわかったみたいで、ひょいと捕まえて檻に入れられるんですよ~」と先生がおっしゃっていましたが、おそらく、それは、これまでのPちゃんとの暮らしやくろべえに比べればはるかにおとなしいウサギさん、ということからと思われ・・・。

保育園のウサギさんはキャベツがごちそうですが、もっと美味しい物があることを知っているPちゃんはキャベツなど食べないらしい・・・。

毎朝大じいじが畑から美味しい大根の葉っぱなどを持ってきてくれるし、シロツメクサやタンポポの花も大好き! ということで、お散歩に出かけたmamaru家やみんなが、道ばたでいっぱい採ってきてくれるのです。Pちゃんは、大好物を発見すると「!」とタタタタと寄ってきてアムアムと食べるので、可愛いったら。

そういえば、四つ葉のクローバーも沢山見つけましたが、子ども達は全部Pちゃんのもとへ・・・。

Pちゃん(の胃袋?)が一番幸せになれるようです(笑)
ちなみに五つ葉も1つ見つけましたよ~。

それから、植物もいろいろ出会いました。
Image4.jpg
写真は、ちょっと珍しいものだけお届けしますが、クロユリは、近所のおばちゃんが種から育てた物だそう。4輪のお花が咲いていましたが、数年に一度しか花をつけないのだとか。眼福。

白い花のタンポポも1つだけ見つけました。
まわりのタンポポは全部黄色だったのにね。不思議です。

それから青い矢車草かな?
畑には、野菜の花の他に、春はチューリップにラナンキュラスなどなど、いろいろな花が咲いていました。

右下のドライはなんでしょう???
なんのドライフラワーかわからなかったのですが、ちょっと面白かったので撮影してきました。
種類がおわかりになる方は、ぜひ教えてください!

そういえば、このGWはアマガエルの鳴き声の大きさにもびっくりしました。
子ども達が捕獲して虫かごに閉じこめていたカエルたちは、喉の袋を大きく膨らませて鳴き始めましたし、夜はうるさいほどのカエルの合唱で、あの小さいカエルがこんなに鳴くんだ!と本当に驚いた。

夏には全然気づかなかったのに(暑くて鳴かないのか?!)・・・。

また、一時期アマガエルもずいぶん減っていましたが、今は本当にいっぱいいます。農薬問題なども少しはよくなってきたって証拠なんですかね。

ただ、昔はよくいたトノサマガエルが全然いないのは気になります。

しかし、幼少時から30数年通っている石川県ですが、いまだに新しい発見があるってすごい。自然とはかくも豊かなものなのね、と改めて痛感した次第です。
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GWは田植えと農業体験 [しぜんモノがたり]

ただいま~♪

6日に石川県から帰京しました。
今回は30日朝出発→6日昼帰京出発の結構長いお休みで出掛けたので想い出盛りだくさん!
さて、これからぼちぼち長いお休みの間の出来事を綴っていきたいと思います。

小さい頃から夏冬の休みにはとにかくできる限り長く石川県の木の葉さんの実家に帰省していた私ですが、春、というのは意外と出掛けたことがないのですよね。

大昔、大ばあば(つまり木の葉さんの母)が春先に入院したことがあり、当時は大じいじもまだ在職中だったので(ということは相当昔だ!)、そのときに木の葉さんと私たち子どもで、近所のおばちゃんに教えられながらジャガイモの植え付けをしたのが記憶にありますが、他にはあんまり記憶がない。

ですが。やっぱりいろんな季節を子ども達には見せてあげたい。
それに、春というのはよい季節ですよね。
百花繚乱、花粉も繚乱(おかげで皆ひどく辛い目に遭いましたが・・・)。

夏の酷暑や冬の厳寒は、それはそれで季節を感じさせてくれますが、春秋の穏やかな気候は、子ども達を連れて出掛けるのにうってつけ。しかも、我が家の子ども達は、石川県行き=日中は動ける限り戸外に行きたがる=酷暑厳寒は子どもも辛けりゃ親も辛い・・・ということで、春秋ならば、外を跳んで歩いていても親もなんとかつきあう気になるよなぁ、という。

そして、稲の育つ様を知っている子どもに、というポリシーで育てられた自分としては、やはり、子ども達には、いろいろな農を見せたいし、触れる機会を作りたい。そうなると、やっぱり春~夏~秋~冬といった時間の経過による変化も経験させたいなぁ、と思いませんか?

さらに、タイミングのよいことに、保育園では結構食育に力を入れていて、コンクリートの園庭ながら、花壇ではいろいろな野菜の育成に励んでいるのですが、今年、最長学年となった長男たちは、なんとお米の育成に挑戦するのです。

ということで、先月、保護者会に行ったときに先生から「今、種籾を発芽させていて、昨日は田んぼにわらを混ぜて土づくりをしたんですよ」と聞いた私は、こりゃぁ、田んぼもしっかり体験させなくては、と思っていて。そうすれば、規模の大小はあれども、いろいろな形で稲の育つ様が、子ども達の中にしっかりと根付くのではないかなと思いましてね。

そんなわけで、今年は春の石川行きとなったわけです。
事前に送った荷物には、長靴を入れて!やはり田畑には長靴ですもんね!

で、石川県に到着すると・・・あれ?田んぼは水を張った茶色いものばかり。
「あぁ、このへんではGWに田植えをするから帰る頃には緑になるわよ~」
その言葉の通り、本当に帰宅する頃にはほとんどの田んぼに、小さな稲が風にそよぐ様が見られ、全体にうっすらと緑色の気配漂う田んぼになりました。

お散歩の時には、苗づくりの様子を見学。
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さらに、親戚の兄ちゃん姉ちゃんの田んぼが田植えをしているときに、たまたま通りかかった我が家。乗り物好きの子ども達は、ずーっと農業機械類に憧れていたのですが、さすがに仕事道具なので触らせて乗せてとも言えずにいたわけですが、「おう!乗ってみるか?」その一声に、彼らの目はキラキラ☆「乗る!」といって、忙しい農作業の中で、子ども達は田植え機に乗車して田植え体験もさせてもらいました!

「お手伝いする!」と苗を載せることなども積極的に手伝う長男。挙げ句に「僕、将来この仕事したい」といい、なんとウルトラマンと同じくらいやりたいお仕事だそうです。農閑期に正義の味方になるのかしらん(笑)。さらに、どっぷり田んぼにはまる経験もいたしまして、田んぼ、が彼のフレッシュな感性にいろいろな形で植え付けられたような気がします。

しかし、お米作りも大変ですよね~。手で田植えをするのも大変ですが、機械を導入している今は、耕耘機に田植え機、稲刈り機も必要だし、軽トラック、さらにはフォークリフトに・・・と、車類の購入や維持にもコストがかかれば、育苗から肥料、果ては農薬・・・と投資も少なくない。もちろん、労力はかかる。

そうそう、面白いな~と思ったのは、肥料も田んぼによって違うんですね。同じ農協で買ったものでも、それぞれの農家で違う選択をしている。そして、肥料も、石川県仕様のものがあって、石川県加賀地方と能登地方での利用の目安が記載されていたりして、地域性を鑑みた配合とかあるんだろうなぁと。そして、田植え機は、苗を植えると同時に肥料も投入できる優れもの。

よぉ~く見ると、素人には面白いポイントが満載で、ママも非常に勉強になりました。

それから、畑もいろいろ見てきました。

まずは、東京から持参した絵本を片手に、実物を観察。


やさいのはな (フレーベル館だいすきしぜん)

やさいのはな (フレーベル館だいすきしぜん)

  • 作者: 斎藤 光一
  • 出版社/メーカー: フレーベル館
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 大型本


べつに絵本がなくても植物の観察はできますが、絵本があることで、注意深く見るようになっていろいろな花を見つけたり、比較してみたり、いろいろと楽しむことができます。
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野菜の花も綺麗です。結構種を採るために、皆さん花を咲かせているんですね。

白や紫の豆の花、葱坊主(次男の超お気に入り。長男は「あさたろう」を連想していました!)、大根の花に、キャベツの花、菜花に、ほうれん草の花! ナスやジャガイモ、キュウリの花は夏に経験するとして、春のお花は一通り絵本と見比べながら、実物観察してきました。大根のお花も白や紫、黄色といろいろあって面白かった。

それから、野菜そのものも観察・・・。
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タケノコは生えている様子は観察していませんが、親戚のおうちから大量にいただいて、美味しくいただきました。次男は絵本に記載されているタケノコと比べて大喜び。そういえば、昔、タケノコの皮に梅干しを巻いてチュウチュウ吸う体験をしたよな~と。子ども達が梅干しをストレートで食べられるようになったら試してみようかしら・・・。

葉物は、ほうれん草に春菊、青梗菜に水菜、キャベツ、あたりがありました。ジャガイモは育ってきたところで、新タマネギがちらほらと顔を見せていました。葱類はどちらかといえば葱坊主に近いものが多かった。ちょうど夏野菜も植え頃で、皆さん、植えていましたし、豆類は花を見ていると4種類くらいありそうでした。

次男は、大じいじと植え付けも体験!
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長男は、前に大じいじが育ててくれたトウモロコシがこの上なく甘くて美味しかったことを覚えていて、先日東京の花屋さんで種を購入したのです。それを大じいじが苗にしてくれていたので、次男と一緒に植えてきました。次男はバケツを持ってきて、水やりのお手伝い。一輪車もちょっとだけやってみました。以降バケツを見ると「お手伝い!」と大喜びでした。

また、実は今回の帰省は、帰りは高速1000円を体験したのですが、車だと野菜をいっぱい持ち帰れるんですね~。大じいじが畑から、大量のお野菜を持ってきてくれ、さながら八百屋さん?! このところ毎食大じいじの野菜を活かしたメニューが登場していますが、やっぱり甘くて美味しい!

長男も次男も「大じいじの野菜はおいしいね~」と、いつものお野菜と比べると、食いつきが違います。植わっている現場を目にしていることもあると思うのですが、ほんと、大人が食べても味が違います。今夜は、青梗菜とタケノコと厚揚げで中華風のさっぱり炒めを作りましたが、ほんと、美味しくて、作りすぎたかな?と思ったけれど、あっさりなくなりましたよ!

それから、木の葉さんは、採れ採れのはたはたを干物にしてくれましたよ~。
物干し台で風に吹かれる干物達・・・。

ん?その香りに誘われてお客さんが・・・!
証拠写真をぱちり。
その後、退散してもらいました(笑)

春の田んぼや畑、本当に面白かった。

子ども達がどれだけ感じてくれたかわかりませんが、親も非常に楽しかったの。

石川行きのレポートはまだまだ続きます・・・。
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ざりがにと人生 [しぜんモノがたり]

このところ、天候が不安定ですね。
気温の変動幅も大きいし、何より雨の登降園は面倒くさいし・・・。
でも、一雨ごとに、日差しが夏に近づいていく気がします。

今日も暑いですね!
二日連続で、おやつにアイスクリームを食べちゃった♪
昨日は長男とコンビニアイス、今日は次男とカフェアイス・・・ってママだけずるーいって言われそう(笑)
基本的に我が家のおやつでは滅多にお目にかかれないものですから・・・。
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(余談ですが久々にくろべえちゃんにお出まし願ってみました★相変わらず美猫君だ)

今日は次男の耳鼻科の診察を受けた後、ちょいと母校・早稲田大学まで行ってきました。

會津八一記念博物館で開催中の企画展「市島春城印章コレクション-方寸の世界を楽しむ-」を見るために。
絶対見よう!と思ってたのに、気づけばもう最終日なんですもの~っっ。
でも、行けて良かったです。久々に目の保養ができました。
長男はパパとお出かけしているので、身軽なのも嬉しい!

私、自分では(今は・・・将来はわからないけれど)書道もやらないし、落款を刻することもありませんが、いずれも、見ることは大好き。もともとレタリングが好きなのもありますが、そのうち篆刻字典もいつか買ってしまいそうな予感が・・・。でも、落款を考えるようになると、きっと書を知りたくなって、書道もはじめたくなるんだろうなぁと思うと、もっと余生になってからやろう、と今は手を出すまい、と思うのでありました。とても時間がないもの!慌ただしい心地でやるものでもないしね。

で、そのまま、次男と、ぷらぷらと構内をお散歩。
抱き上げて、垂れ下がる銀杏の枝を触らせてみたり、しながらのんびりのんびり。
結構、週末にキャンパスをぶらぶら散策してる方、いるんですねぇ。

・・・と見れば、大隈講堂で早実初等部の説明会かなんかあったっぽい。
いわゆるお受験ファッションの親子連れが・・・。

カフェでアイスを食べて、大隈庭園へ。
芝生の上を、走り抜ける幼児。
太陽の光をさんさんと浴びて、走ることだけで嬉しそう。

奥の池には、今、睡蓮がいっぱい花開いていました。
白く、そして中央がやや黄色味を帯びた睡蓮を眺めてみると、足元をメダカが驚いたように逃げていきました。

「ちょちょ!」
指さす先を見ればモンシロチョウがひらひら。
そのまま蝶を追いかけて、今度は大隈会館脇の池へ。
ザリガニ釣りに夢中の子ども達がいます。

池の中を覗くと、ほんと、澄んだ水のあちこちに真っ赤なザリガニが!
なんとなく、泥水の隅っこ・・・みたいなイメージのザリガニ君たちが、こうも見事にうごめくのを見られるとはね。
こりゃー、子供心をそそります。

ふと見れば、足元の石の影に赤いはさみが。
おもわず、じゃぷん!と手を突っ込むママ(笑)
そそられるのは子供心だけではないらしい・・・っていうか、私が子供なだけです・・・。
ザリガニに確かに触った感触はあったのですが、挟まれたらどうしよう!と一瞬動揺した瞬間に逃げられた!
くぅ~っ。悔しい!

我が家の次男はまだ、小さすぎてピン!と来ないようですが、まぁ、4歳児くらいから小学生くらいまでの子供達は、間違いなく、ザリガニを見ると、わくわくと捕まえたい気分が盛り上がるみたいです。

まぁ、子供だけで訪れる人は少ないので、見ていると親のリアクションが面白い。

お受験説明会帰りのスーツ組は・・・当たり前だが、どっちかっていうと、ザリガニなんか触らないで~、今やらないで~モード。
でも、ザリガニやアメンボといった生き物に対する親のリアクション見てると、日頃の生活がかいま見えます。
アメンボ見て「そうそう、アメンボ、憶えた?」なんて教材かなんかお勉強の話をしているママたちもいてね。
この人達は全然ザリガニには関心がなかったなぁ・・・。

ラフな服装でやってきているママたちは、虫や生き物が明らかに苦手そう~な人もいるけれど、そもそも、池のまわりに寄ってくる時点でそれなりに生き物OKな感じなので、親も、わくわく感があるなぁと思いながら見てました。

でも、個人的には、ザリガニを見て、捕まえたくなる子供の方がいいな。
だって、その方が子供として健全だと思うし。

私は通勤通学の電車の中で過ごす時間に意味を感じないたち。自分だって徒歩通勤だからね。

電車の中で疲れたサラリーマン見て、塾に行って、蛍光灯の下ですごすような幼少期よりも、まぁ、よほどひどくなければ普通に近くの学校に行って、のほほんと勉強して、いっぱい遊んで帰ってくるような、で、たまに習い事をしたけりゃそこに行くような、そんな時間の使い方をする子供の方が、自然かなーと思うので、我が家はきっとお受験はさせませんが、万一、そんなことになっても説明会に行くときは、ザリガニ見つけたらすぐに遊びモードに切り替えられるように、着替えとビニール袋を持っていかねば・・・とか思ってしまった。

・・・ていうか・・・私・・・スーツじゃなくて、ふつーの私服で説明会とか行っちゃいそうな気もする・・・(汗)

保育園生活も気づけばあと2年になり、最近、時々、「小学校どうする?」なんて話題も聞かれ・・・。
学童生活も始まるんだよなぁとか思うとね~。
あぁ、ちょっと考えなくちゃぁとか思うんだけど、結局、あんまそういうことを考えるのはしょうにあわないので、まぁ、近くの公立でいっかー!みたいな脳天気なママであります。

そういう進路のことを考えるより、工作大臣の長男が楽しく工作できるよう100円ショップでカラーセロファン見つけて導入してみたり、面白そうなおもちゃを物色して買ってみたり(自分がやってみたいだけ、って噂もあります・・・)、パズル好きの次男にいろんなパターンのパズルを与えてみたり、おいしい夕飯を食べたいがために産直の魚を取り寄せてみたり・・・

どうしたら、明日、楽しく遊べるかなーって考える方がよほど性に合ってるのよねぇ・・・

たまたま、受験説明帰りの知人に会って
「やっぱり早稲田に入れるんですか?」
って聞かれて、
「いやー、私、通勤通学好きじゃないんでね~」と答えたものの、ほんとにそれでいいのか?と、ちょっと考えたんだけど・・・

私は、早稲田が大好きだが、子供達が好きになるとは限らないしねぇ。

そもそも、私は血統書や純粋培養より、雑草のほうが好きなたち。

なので、まぁ、とにかく子供達の感性と知性と運動能力が自然にくすぐられるような家庭環境だけ用意して、後は、毎日手作りのあったかいご飯を食べて、仲良く話して笑って泣いて怒って、手をつないで、お風呂に入って、絵本を読んで、いっぱい遊んで、並んで寝てれば、まぁ、いいかぁ・・・と・・・。

なんか長男の成長を見てると、親が先回りしてなんだかんだと焦って揃えて、手取り足取り教えようと思うより、子供が好きそうだな、とか、伸ばしたいなって思うような環境を用意して、後は好きにしておくほうが、どうもいいような気がしてね。そして、その環境、という点でいえば、保育園や学校よりも、やっぱりおうちでの日々の暮らしがどうか、ってことのほうがよほど影響を与えてるなーと。

決して教えたわけではないママの普段の口癖や、散歩や登園降園中に見たこと、日々見聞きして感じたこと、絵本やテレビの世界から得た知識・・・「教えた」ものよりも彼が好んで吸収したモノが蓄積されて彼自身の言動や知識を作ってるよな、って思う。

自分自身がそうだけど、所詮「面白い!」とか「必要!」って思えば、自分で憶えるんだよね~。
そう思うと、好奇心とか、探求心、って大事だよねぇ。

運動能力も、私はお教室よりも、そこらへんの岩にのぼって落ちたり、走り回って転んだり池にはまったりして伸びていくもののほうが、自然でバランスが取れてる気がするし。あ、でも、水泳だけはやらせようかなぁ・・・私、苦労したし(涙)

子供達も、そのうち大人になって早稲田に入りたければ、自分で頑張って入るよな~。
っていうか、早稲田は好きだし確かにいいが、日本の学校に行くとは限らんし、どこに行くにしても親が用意して入れるより、自分で行きたくて行くほうが、きっと入ってからも幸せだよな、と。

どっちかっていうと、親の用意した環境に入れるより、自分で自分の行きたいところを探し出せるような子供に育っていく方が面白いかなとか思ったのです。男の子だし、べったべたにママLOVEなのも、どうせ今だけ(涙)つーか、高校生になっても、べたべた「ママがいなくちゃ駄目」なのも困るしな。

ということで、やっぱり、雑草人生、遊び謳歌!の毎日★

うちの子育てを一言で言えば「放牧」だな。まさに。
親は、羊飼いか牧羊犬程度のもんだ。

さてと!

今日は、久々に大きな丸魚を卸してお刺身作るんだ~。
こちと黒鯛♪♪♪いいでしょー!
それから、キスや野菜の天ぷら、人参と人参葉のかき揚げ、とぉ・・・。
くくく~、日本酒が合いそうな献立♪
せっかくだからご飯もルクルーゼで炊いて・・・っと。

子供の進路より食欲の方が大事なママなのでありました(笑)

ていうか、進路はどうでもいいが、人生は大事、って感じ?
みんな元気で、毎日地に足ついて楽しい日々が送れるようになれば、それだけでいいよね。
ほんと、そう思います。
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タンサク☆カンサツ [しぜんモノがたり]

おはようございま~す☆

今日から、時間を有効活用して、家事のやりだめ(笑)、ママの充電(公私ともに)、などなど、5月からの仕事復帰に備えて、やりたいこととやるべきことをいっぱいやっていこうと気を引き締めた私。

朝の送りやお迎えのときに泣かれると胸がつぶれるような気がするし(それ以上に、次男を連れて帰ってきて記名してあるオムツをしているのを見ると、何より一番切ない気持ちがするのよね・・・なんかオムツに名前・・・他人に世話を任せているのを象徴する気がするのって私だけかしら・・・)、ふたりがいないととても寂しいんだけど、でも、まぁ、長い目で見て我が家にとってベストな選択をしていると思えば、寂しがったり、後悔しているヒマはない。

ただ、できることは笑顔で送り迎えをし、ともに過ごす時間を安らかにおだやかに過ごすことだけ・・・。

今朝は次男は5時起床だったから少し眠そうだったけど、朝の授乳時間は少しずつ出発時刻ぎりぎりに近づいてきてるから、お腹は減らないといいなぁ・・・。でも、今日もきっと泣くでしょう。泣いてお腹すいていっぱい食べて、お布団でねんねして、そうして少しずつ笑って過ごせる時間が増えるんだよね。

長男は、やっぱり弟のお送りについてきて、いろいろしてたけど、最後には、なんとか自分のクラスで、今日は泣かずにお別れできました☆ 名残惜しげにいつまでも手を振っていたけどね。また、後で授乳の時間に会おうねって(笑)。三輪車で爆走する姿を見せてね~って満面の笑顔で、お別れするママでした。こっちが寂しげにするとよけいに寂しいもんね。

来月までに、毎日、少しずつ、少しずつ、暮らしの時間が変わっていく。

あとは・・・9時の始業に職場に滑り込めるよう、朝のゆったりしたお散歩タイムを、どう調整するか、だなぁ。

それが最後の難関になるでしょう。

しかしながら、子ども達がいないと、いろんなことが効率よく進むのは事実。子ども達の動向を気にしながら暮らさないのが、こんなにも気楽なのか・・・というのを感じるひとときは、専業ママを尊敬する瞬間でもあります。

ということで、まず、朝は、いろいろと家事をやりながら、溜まった記事を消化しておこうとブログタイムとなりました。

あと30分したら、午前の授乳タイムで再び保育園へ。今日はその後、夕方のお迎えまで、ちょっといろいろと買い出しして、衣替えをするのが目標です。新生児衣料もいい加減片付けないとね(汗)

さて、上野・国立科学博物館(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-04-11)で購入してきたグッズが今、我が家ではかなり活躍しています。

分かるかしら?下の2枚の写真にある、フィルムケースのような透明の容器、です。
サイズは大人の女性の握り拳より少し小さいくらいかなぁ・・・。
オタマジャクシのサイズでだいたい想像つくかしらね?

これ、中に生物や植物を入れて観察できるルーペなんです☆
蓋があって、さらに空気穴がついてるから、生き物を入れて、観察ができるのだ。
で、その蓋の中央が、5倍だったか、倍率忘れちゃったけど、ルーペになってるの♪
右下の写真ではタンポポが少し拡大されて写ってますね。

虫眼鏡だと、小さいお子さんは、どうしても生きているものに逃げられて観察できないでしょ?
触るのがちょっとってケースもあるだろうし。
でも、これなら大丈夫!
ありんこは、入れてもしばらくすると穴から逃げられてしまいますけど、他のものなら大丈夫です。

ということで、購入した初日は、上野公園にて、タンポポやありんこを入れて観察してみました!
タンポポのお花って、小さいお花がいっぱい集合してるんだよね~。
そんな様子が拡大されるとよーくわかります!
こまかい産毛もよく見えるし、大人が見ても、なかなかこれが面白いのだ。

長男は、私が
「観察してみよう!」
って言うもんだから、意味がわかってるのかわかってないのか
「カンサチュ」
というのが微妙にくちぐせに・・・。

上野の森の枯れ葉の中をがさごそがさごそと探索しながら、いろいろと拾い集めておりました。

そして、ここ数日は、その中に、朝か夕方、保育園の行き帰りにその途中で道ばたを探索しています。

ママの職場のお池に無数に泳いでいるオタマジャクシを捕獲して、カンサツするのがブームです!お口をハムハムしてるのとか、足がもうすぐ生えそうなのとか、よく見えて面白いの!

そうしていたら、長男はすっかりオタマジャクシの捕獲が上手になりまして。
さすがに毎日やるってすごいね(笑)
素手でもひょいっとつかまえちゃうのよ!

今朝は、この中にオタマジャクシを2匹、そして、上の穴には、タンポポ、スミレ、しだれ桜、名前が分からない雑草、ひよこ草を1つ1つさして、さながらお花のケーキみたいになった状態で大事に持って登園。

園長先生や、大好きなお兄ちゃんや先生、お友達やみーんなに自慢げに見せていました。

「ママ、持って帰って!」
って言われたんだけど、オタマジャクシ君たち、長い間入れておくとかわいそう。
我が家には水槽がないしね。
なので、保育園に置かしてもらって、夕方、逃がして帰ってこようと思います☆

我が家は都会の真ん中なので、こないだの旅行(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-03-28)みたいにあふれんばかりの自然にはなかなか触れさせてあげられないんだけど、こういう朝夕の小さな自然観察だったら、毎日少しずつ、させてあげられる。

そして、小さな子どもと一緒にいるから気づけるんだけど、大自然じゃなくて小自然でも、しっかり、自然の豊かさを教えてくれるんですよね☆

そんな温かい心とゆとりを、持ち続けていられたら。

来月から、毎日慌ただしくなるだろうけど、この習慣だけはなんとかキープしてあげたいなぁ・・・。

そうそう、我が家の玄関先で、チューリップが花開きました☆
一緒に蒔いたわすれな草も小さな青い花を咲かせている。
可愛いよねぇ~。

最近は、温暖化の影響か、かつてならGW明けに咲いていた花も、もうすっかり満開ですよね・・・。
夕立もすごいし・・・お迎え時間だから勘弁してくれ~って感じなんですけどね。

そんな花だらけの今日この頃ですが、今年も我が家のモッコウバラは咲かなかった・・・。
あぁ、誰か手入れの方法教えてください(涙)


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