SSブログ

おぼえんぼう。 [こどもモノがたり]

前記事(http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2009-06-17-1)以降、長男は夜が怖いようです。
相変わらず、寝るときは、お気に入りのシャチ君を抱きしめています。

「こりゃぁ・・・だいじょうぶかなぁ?」という情緒不安定な時期は最初の3日ほど。

その後、一度、「僕ね・・・お友達と別れるのが嫌だから小学校には行かない」「小学校は自分で決める」とまた号泣した日があり。

ちょっとその日もだいじょうぶかな、と思ったけれども、我が家の候補になっている小学校と、それぞれを選択した場合のお友達との別れや関わり方を説明している中で少し、落ち着いたようです。

中でも「ほら、プールに行くとみんないるんだよ」というのがかなり効いた模様! 学童保育はまだイメージができないですしね。「今度僕、そこ一緒に見に行く」と言っていたので、児童館でもあるので、子連れで遊びに行ってみようと思ってはおりますが、まぁ、とりあえずプールに通っていてよかった!!と心から思ったりして。

で、そのときに、おやぁ?これはオバケが怖いんじゃなくて、やっぱりお友達との別れなんかも不安なのかなぁ・・・と思ったのですが・・・やっぱり、オバケの怖さが一番なんですねぇ。

まぁ、私自身がオバケ怖い派なので、血筋ですな。旦那も「お前と同じじゃん」と・・・。そうなんですよ~。同じなんですよ~。だから彼の気持ちが”超”わかるのです。鮮明な記憶力(特に画像系)と豊かな想像力、繊細な感性は、長所ではありますが、こういうときは、いやぁ・・・本当に辛いんですよ・・・。

フラッシュバックというか、記憶は鮮明によみがえって怖いわ、想像は広がるわ(笑)。都合よくスイッチオン、オフできたらいいんですけどねぇ・・・。

本当に怖いんです。夜の闇とか、戸口とかね。

私も小さい頃、ノストラダムスの大予言とか、矢追純一のスペシャルとか、オバケ系とか、テレビの特番昔ってよくやってたじゃないですか。ああいうのも、ほんっと嫌いだったのに、木の葉さんや弟が見たがるわけ。で、見たくないのに、耳に入っちゃったりするでしょう?もう大変なんですよ・・・。

夜寝るときは、部屋の出入口を見ていると何かが入ってきそうだし、かといって、背を向けるのも怖い。また、外で救急車などのサイレンの音なんかがするのも怖いし、大地震とか、世界の終わりとか想像しちゃったりして、眠れないし、怖いし、でねぇ・・・。

だから、長男が、夕方以降、怖くてママにぴったりくっつきたがったり、いろいろ言うのがすごーく良く分かる。でも、一方で、それを解消してあげたいので、ママはいろいろとお話しをするのでした。

例えば、後で記事を書きますが、先日の小学校見学で、学校要項をいただいてきたのですが、その写真の中に体育館(オバケ屋敷があったところ)で行われている行事がある。すると長男は言うのです。

「僕ね、おぼえんぼう(甘えん坊から発展した長男用語で、おそらくすごく記憶力がいい子、という意味)だから、あれはうそっこだってわかってるんだけど、あの体育館に行くと、あのオバケのお人形が出てきそうで怖いんだよ」

「そうかぁ・・・おぼえんぼう、かぁ。わかるわかる~。ママもそうだったよ~。木の葉さんとお針子さんと弟とみんなで遊園地行ったときもさぁ、みんなは見たいっていって、ママは嫌だって言ったのに、無理矢理行かされてね~。みーんな何も見てないのに、ママはいっぱい見ちゃって、しかも覚えちゃってさぁ。怖いったら~」

「え~、そうなの?どんなオバケ見たの?」

・・・あれ?それは聞きたいのか?面白いね(笑)

あんまり怖がるので、「ママが守ってるからだいじょうぶ」と言うと安心するものの、それでも、ふと窓の外を見て怖がるので、リビングに貼ってある「一陽来復」のお守りを見せて、「ほら、ここに神様がいるから、オバケはおうちに入ってこないよ」というと、「ねぇ。あの窓のところにある、シーサー君たちも神様でしょう?」「あ。そうだよ。あの子たちも守ってくれるよ!」「それから、あの猫さんも・・・」「おぉ、よく覚えてるね。(吉村作治先生のエジプト展で購入した)猫さんも神様だったね。エジプトの!」とついには神頼み。

でも、入浴していたら「ねぇ、窓閉めて?」「えー、神様が守ってるよ、だいじょうぶだよ。ママもいるし」「でも・・・神様あっち向いてて、お風呂場にはいないよ?」「神様だから見てなくてもだいじょうぶなんだよ」と、ママ、だんだんテキトーになってきました(笑)

今日は、パパが仕事が休みで、家族でゆっくりとお夕飯。夕方もパパと床屋さんに行ったり、お風呂もねんねもパパと一緒だったんだけど、そういえば、いつものように「怖い」って言わなかったな。やっぱりパパがいると心強いのかな?

それと、おうちで毎日あまりにも怖がるので保育園の日誌に書いてみるのですが、保育園では、毎日元気に過ごしている様子。どうも、ママに甘えている気持ちもあるのかも。

甘えん坊のおぼえんぼう君。

早く元気になるといいね。

そういえば、それと時を同じくして次男が風邪で微妙に体調が低空飛行だったんですけどね。長男、次男ともにレメディとレメディウムを結構まめに飲ませていたら、「あれ?もしかしてヒットしたか?」ということが。まだまだ使いこなせないし、効果のほども正直半信半疑なホメオパシーですが、でも、なんだか効いているような。

こちらも、もう少し研究を進めていきたいと思います♪
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 2

コメント 2

紅天狗茸

私も怖がりの ビックリがり(紅天狗茸語:ちょっとのことでもすぐビックリする人) です。
カーテンの向こう側とか、天井の木目とかも怖かったです。一度見た映画で、驚いて飛び上がることも普通(^_^;)
子供を産んだら、突然強くなりましたが(^^ゞ
そして息子も怖いらしい・・・。辛いよねぇ。

甘えん坊のおぼえんぼう君、元気にな~れ(^^)

by 紅天狗茸 (2009-06-24 13:42) 

mamaru

あー、同じです、同じです。
私もびっくりがりです!!!
しかし、子どもって自分に似てる・・・と想いません?
似て欲しくないところとか(笑)
なんでなんでしょうね。
教えてないのに・・・。
by mamaru (2009-06-24 20:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

お化け屋敷の衝撃小学校見学会 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。