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小学1年の放課後 [こどもモノがたり]

小学校生活も1ヶ月が経過しました。

先月後半は疲れと、お腹の風邪の流行、さらに毎年恒例木の芽時の不調。
そんなわけで小学校をお休みすることになり、GWはのんびりしていました。
皆勤賞は既にない(笑)

で、放課後のすごし方ですが、当初学童保育に毎日・・・と思っていたのですが、結局、体調の不調があったので、木の葉さんに来てもらったりして自宅帰りにすることも多かった4月の後半。

また、学校ひろばも試してみて、おやつがないから夕飯までお腹は好きそうだけど、終わる時間まで遊んでくるのならママの帰宅にも間に合うし、また、体育館や校庭で思い切り身体を動かして遊べること、それから、学童に来ないお友達とも遊べる楽しさなどから、学校ひろばもいいな、と思い始めてGWになったのでありました。

そうそう、30日、私は親知らずを抜いたのですが、この日は4時間授業で帰宅は午後1時頃。痛みに耐えながら、帰宅を待っていると、遠くから長男の声が聞こえてきました。そして、なぜか遠ざかっていく声・・・。あれ?

聞こえたフレーズがありました。
「僕、今日は学童行けないけど、途中まで送るよ」
おやや!誰かと一緒なのね。そして、学童の途中まで送る?!

・・・なかなか帰ってきません。どうしたんだろう?

と思っていたら、「ただいまぁ!」と元気な声。
聞くと「T君を学童の前まで送って帰ってきた」とのこと。

あれ。ほんとですか。

4月の学童、課題は「いつ一人帰りさせるか」だったのですが・・・。
行き帰りの安全への不安、また、本人も「まだお迎えがいい」と言っていたから一人帰りをさせるのを延び延びにしていたんだけど・・・できるじゃん・・・。

というわけでGW明け、最初の日の6日は学童保育。
この日は初めての一人帰りとなりました。
さて、どうなるかなとドキドキしながら帰宅を待ちました。

実は仲良しのT君、学童の行き帰りも一緒なのですが、一足先に一人帰りデビューした彼は、初日は学童帰りに公園に行って帰らず、その次の日は友達を連れてひいおじいちゃんちに行ってやはり7時頃・・・ママからのメールが来て、「長男君、一緒?」と聞かれたけれど、いずれの日も体調不良やらでわが家は学童はお休みしていて。

一人帰りは、大丈夫かなぁ、と不安だったりもして・・・。また、一人じゃなく、T君との二人帰りはふざけたり、寄り道したくなること必至・・・誘われたら絶対にあらがえなくて、一緒に寄り道するタイプですしね(笑)。もしかしてT君ママと一緒に探し回ることになる?!ともドキドキ。

思っていた時間より10分か15分くらい遅い時間だったでしょうか。
「ただいまぁ」と帰宅しました。

T君と二人で帰る帰り道。

T君のおうちは途中にあって、お弁当やさんをやってるんです。
なんと、おばあちゃんに次男と私の分までおむすびを作ってもらってもらってきた!
わぁぁ、すいません~。

でも、子どもが帰宅して夕飯までお腹が空いて待てなかったから、おむすびは大助かり!
申し訳ないと思いつつも、大感謝だったりします。
だって、T君ちのお弁当やさんはお米がおいしいのよ♪

次男も、その日体調不良で休んでいたパパも、おいしくいただきました★
ごちそうさま!

それで、よくよーく話を聞いていたら・・・この日も実は寄り道でちょっと公園に立ち寄ったらしい。
まぁ、ちょっとなんだけどね。

さらにそれよりも、驚いたのは、なんと学童に行くのに全然違う方向の、プールの近くまで、T君と二人で行っちゃったらしい!ひぇぇえ!

・・・と思いつつ、なんだ、プールだって行こうと思えば一人で行って帰れるんじゃない!と方向感覚なども含めて心強く思ったりして(でも、長男に聞いたら「一人じゃ怖い」とのこと。友達と一緒だと善し悪しともかく、勇気がわいていろいろできるんだなぁ)・・・。

とはいうものの、1時間近く二人でほっつき歩いていた様子。

事故や迷子になったのではなくて良かったんだけど、やっぱりいろいろな意味で通学路ではないところをうろうろするのでは、学童に行く意味がない!ということで、雷を落として、寄り道をしないこと、を約束したのであります。

そして、連絡帳で一応こういうことがあった、と小学校の先生にもお伝えしておいたら、学校のクラスでも通学路を守ろう、という話をしてくれたそうです。

まぁ、大きくなれば行動範囲も広がるし、子どもが自分で安全にいろんなところに行けるようになればそれでいい、とは思うものの、やっぱり、予想外の行動で1年生があっちこっちに行っていると思うと、ママはちょっと心配でね・・・。

こういう出来事を通じて親子とも少しずつ成長していくんだろうな、と思っています。

そして、GW明け2日目。
この日は学校ひろばで過ごすことにしました。

学校ひろばに参加するには、予めカードに保護者の印鑑が必要。ですが、5月のカードを持っていなかったので、4月のカードの予備欄に記入捺印して持たせたのです。

14:30頃、ちょうど学校の授業が終わる頃、私は会議に行こうとしていたら、パパから携帯に電話があるのを発見。なんだろう?と折り返し電話をすると、「なんかわかんないけど、K君って知ってる?K君のママと一緒にいて、ひろばがあいてなかったからK君ちにいるみたいだよ。携帯番号メールするから電話してみて」というじゃありませんか!えー!K君って誰?長男はどこ?!と慌てて電話をしてみました。

「もしもし」
「あ、Kの母です~」

・・・K君って、わが家のお隣のおうちだったよ!
パパ・・・隣人もわからなかったのか・・・慌てていたんだねぇ。

「すいません!」
「いやぁ、なんかおうちの前にいるから、あれ?と思って聞いたらひろばに入れなかったみたいで、うちで預かるから大丈夫よ!」
「・・・すいません~っっ!5時半くらいのお迎えになっちゃいそうです!」
「いいわよ~。心配しないで!」

ひえー、本当に大感謝です。

会議を終えて、次男を保育園にお迎えして、近くでちょっとした手みやげを購入してダッシュで帰宅しました。

「いやぁぁぁ!!本当に今日はすいませんっっっ!!!」
「うちの子たちと遊んでいたから大丈夫よ~。アイス食べさせちゃったし、ゲームもさせちゃったけど大丈夫?ゲーム禁止っていうおうちがあるから・・・」
「あ、大丈夫です!ゲームは私がはまるから買ってないですけど、やるのを禁止するつもりはないので!」

K君ちは中1と小4の男の子二人なので、Wiiを一緒にやってもらったりして長男はかなり楽しかった様子♪ 思わぬハプニングに大慌てでしたし、予期せずお預かりいただいて申し訳なかったけど、でも、長男的には良かったね~と。

・・・でも、本当に大慌て。学童だったら、長男が行かなければ電話が来るけど、学校ひろばはそうではないので、そういう意味では今回はお隣のママに気づいてもらえたこと、また、勝手に預かって子どもがどこにいるか心配するといけないからということでパパに連絡をくれたことに大感謝です!

しかし、長男に携帯番号を覚えさせておいて本当に良かった!でも、隣家にはわが家の緊急連絡先を預けましたが。他に事前に何かあったら行きなさいね、と2軒ほど緊急避難先を決めて連絡先を預けてあったんだけど、いざとなると長男も「忘れてた~」と・・・。

いやぁ、焦った焦った!

まぁ、でも、事故もなかったし、学校ひろばのルールもわかったし、一方学童と比較して弱いところ(参加してないときに連絡が来ない、帰宅時間を子ども自身がコントロールできるので予定しない時間に帰宅したり友達と公園行ったりしようと思えばできてしまう)もわかったし、緊急避難先が1軒増えて結果オーライとも言えるけど、ほんと、焦りました。

あまりに焦って、この日、実は学校ひろばでお友達と一緒に遊べばいいねってお友達のT君(さっきとは別のT君ですが)ママとメールしてたから、初期情報で「ひろばが開いてなかったから」と聞いたために「今日学校ひろば休みじゃないよね?!」と確認メールをしてしまい、「えっ!うちは帰ってきてないよ?!」と余計な心配をかけてしまって申し訳なかったです・・・。

そもそも、カードが4月だったから入れなかったわけで・・・。
連絡帳にも書いてみたら、どうもカードは取りに行かなくても、先生から配布されるらしい。
でも、配布のタイミングで「登録があります!」と自分で手を挙げなければもらえんらしい。
・・・と(ママが)学習。

あと、うちの場合はママの職場が近いので、今回みたいにいざとなったら、まず職場に来なさい、ママがいなくても誰かがちゃんとママを呼んでくれるから、ということも確認。ていうか、ママの職場自体がまず緊急連絡先になることに気づいてなかったわが家でした。

ははは!盲点でした!

そうそう、それで今日は結局、学校ひろばに行く、というので行かせて、でも、5時までじゃなくてちょっと早めに帰りたい、というので、ママの職場に来て、「母をお願いします」と呼び出す方法も教えてみたら、ちゃんと職場まで来た。

しかも、受付の人が混雑してたらちゃんと待ってて、そこにたまたま私が出ていって黄色い帽子とランドセルを発見して気づいて、ママの仕事が終わるまでロビーで待たせていたら、自分で自由帳出してお絵かきしておりこうに待ってた。

えらい!

でも、ほんと、他のどこに行くより、毎日通っていた保育園の隣のママの職場は一番安全に来られる場所だもんねぇ。私も一人帰りで帰ってくるタイミングで自分が自宅にたどり着いていなかったらどうしよう、と焦らずに済んだので、ほんと、今日の方法はなかなかいいな、と思う。

いろいろな経験を通して、子どもって意外と逞しいな、と思ったり、まわりの支えもあって予想外のことがあっても結構大丈夫だな、と思いつつも、一方で、予期せぬことがあるとあたふたしてます(笑)

あとは鍵をどうするか(http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2010-01-31-1)。

パパと二人では、鍵持たせても大丈夫そうだね、とは話しているものの、でも、まぁ、しばらくはママの職場を活用して、鍵は保留かな。保育園のお友達でも、学童からプールに行って、自宅に帰るから鍵を持たせているおうちもあるけれど、わが家はもうちょっと先になりそう。

試行錯誤しながら、少しずつ親子で成長している今日この頃でした。
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お針子

長男君には小さな冒険で~わくわく初体験の日々ですね~ママもドキドキしちゃいますね!
by お針子 (2010-05-13 06:48) 

mamaru

ほんと、小さな冒険って感じです。

でも、昨日は、「T君があっちからいこうよって違う道行こうとするから、僕はこっちからいくよって言ったら、T君もついてきた」と言っていたので、無謀な寄り道はしなくなるかな、と思いつつ、まぁ、男の子だし、そのうちどうなることやら(というより、いつまでも言うとおりなだけ、っていうのも気持ち悪い気もする)。。。

学校であった出来事や教えてもらったことを、おうちでもう一度教えてくれるんです。ほんと、全教科再現してくれる。あと机の座り方とか。また宿題とかしていると、算数で「じゅんじょよく」と問題にあったのがわからないとか、思わぬところでひっかかっているのを見るのも小学1年生ってかわいいなぁとほほえましいのでした!
by mamaru (2010-05-13 08:41) 

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