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朝ご飯のヒント! [きっちんモノがたり]

今朝はパパは出張で不在だった。
なので、いつもパパがやるゴミ出しをやらなくてはいけなかった。

パパがいる日には、まず朝と昼のお弁当づくり(とはいえ、授乳と重なったりすると、外で買ってくれるから無理はしてないんだけど、できる日はなるべく)をしてるから仕事が増えた、ともいえないのだが、子どもの面倒を片手間に一人で見るより二人で見る方がなんとなく気楽なこともあり、気分的にこういう朝はいつもより忙しい気がしてしまう。

その上、昨日から、次男が体調不良。
38度前後の発熱に加え、鼻水、咳、痰、それにどうもお腹の具合も思わしくないみたい。
昨日、悩んだ挙げ句医者に行き、薬を飲み始めている。

しかも体調不良で眠いらしく、終日寝てばかり。
それなのに、ちょうど視覚や聴覚が敏感になってきた時期のようで(モンテッソーリ教育でいえば、敏感期、ってやつ?)、屋外のいろんな物音で目を覚ましてしまい、眠い眠い、でも寝られないのだ!と珍しくぐずついているので、ちょっと置いて家事をすることもできない。
まぁ、今朝は幸い昨日より、落ち着いてきたようだが、昨日は夕方も夜もそんな感じで、木の葉さんがいてくれて大助かりだった。

そんなわけで、保育園の送り迎えで次男の風邪が悪化したり、他のお子さんに移してしまうといけないからと、昨日の朝夕は木の葉さんがヘルプに来てくれていたのだが、どうやら、木の葉さんに次男の風邪が感染したらしい。ほんと、ごめん。

でも、そのおかげで、どうも次男はお腹の調子も悪いのかも、と気づけた(母乳だと・・・ね。回数増えたのはわかっても形状が・・・お熱のあがったのはすぐ察知できるのだが)から、気づいて欲しくて、木の葉さんに移した???のかも???赤子の超能力???(笑)

ということで、今朝はそのお助けもない。
ちなみに夕方も。

まぁ、昨夜、木の葉さんに微妙に前兆がでていたから、長男を今夜入浴させられなくってもいいように、昨日、念入りに入浴させたんだけどね。
長男は、肌が弱いからお風呂に入れて清潔にしないと!とずっと思ってやってきていたのだが、去年の暮れからの水疱瘡で10日近く入浴できない日が続いていたとき、思ったより肌の調子が悪化しない、いやむしろ、調子がよいくらいだったので、こりゃぁ、結構ズボラでいいんじゃない?(ま、夏は清潔が大事だと思うけど、冬は乾燥するわけだから)と、気楽になった。
一日二日入らなくても、大丈夫。
今時そんなによごれひどくならないからね。まぁ、保育園で砂遊びとかしたら別だけど。

さらに今朝は、そんな次男が大泣きしてしまって、それに伴って長男もいつもよりちょっと早起きしちゃったんだけど、なんと、オムツ漏れで・・・あぁ、布団が濡れちゃった!きゃー!
よりによってどうしてこんな日に?
実は昨日の保育園のお昼寝でも同様のことがあったらしく、昨夜から今朝にかけて、保育園の寝具を洗濯、乾燥して、これまた作業が増えているというのに!洗濯物も!

まぁ、でも、仕方ない。わざとやってしまったのではなく、事故だもん。
長男だって、まず濡れていて気持ち悪いし、彼自身、最近、そういうことはしたくないし、恥ずかしいことだと感じていて、自分でその状態がとても嫌なよう。
「シャワーする!お着替え!」と泣いている。
布団の始末もやらなくてはならない。
そして、起きた次男も、ものすごい勢いで泣いている。

・・・と今朝は起きてから15分間くらい、もうあああぁ!って感じで、大わらわだった。

が、「どうしてこうなの!」と思っても仕方ないし、子ども達はそれぞれそうしたくてしているわけでもなく、むしろ、その状態が嫌で脱したいと思っているが自分ではどうしようもないのでママに助けを求めている。最近、自分の姿を正直に見つめて受け入れることができるようになった私には、そのことが素直に感じられるため、「泣かないで!」とか「早く!」とか、子ども達を怒ることなく、以前よりはゆったりと、そして、いろいろと語りかけながら、作業を進められるようになってきている。

まぁ、二人も泣いているので、心中はおだやかではないが、ここで、あぁぁぁ!とパニックに陥っても仕方ないしね。それでも、お兄ちゃんにはママの焦りといらだちを声の調子や説明で少しばかり伝えてしまったけれど、でも、以前の怒りと怒りがぶつかるようなことはなく、彼もその緊急性がしかと伝わって、急ぐことの少ない彼も、急がねばと思ってくれたり、弟が泣いているから我慢しよう、と思ってくれたりしていたようだ。

2、3日前のこの記事を書いたあたり(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-02-06-1)から、私の心境がまた新たなステージに入り、本当に澄み切ったおだやかな気持で、いろんなことができるようになってきたように思う。子育ても、感情のぶつかり合いではなく、「話せばわかるし、意味を説明して気づかせる」というやり方がようやくつかめてきたように感じられる。

頭ではそうありたいと思ってやってきたが、できるようになったのは3年3か月か。
できてないんだってことに気づいたのは、次男を出産して忙しくなった去年の9月以降だけどね。
それまでは、そんなにせっぱ詰まった状態を作り出してなかったし、長男への要求もなかったから、自分が親として確立できてなかったものにも気づけてなかったのだ。

いやはや。長くかかったものだ。

まぁ、仕事復帰した後だったらここまで平静でいられるかわかんないけれどね・・・。

でも、本当に心が澄み切っていて、自分でも気持がよい。

そして、育児休業中の今も、仕事復帰後に親子ともスムーズに暮らせるように、保育園の送り迎えの出発時刻はほとんど変えておらず、また、朝の出発前までにする家事の量も変えていない(なので、今、こうしてブログで遊んでいられるし、手芸したりする時間ができるんだけど)。
なのに、今日はテレビも見たし、二人でゆっくりご飯も食べたし、昨日の洗濯物もきちんと準備でき、朝、緊急に発生した洗濯物も干し、布団も干して、ゆっくりと保育園に出かけられたから、心がおだやかだと仕事もスムーズにはかどるものだと、我ながら感嘆してしまった。

たぶん、子どもにも、ママの心境がきちんと伝わって、シンクロしてたからだよね。
いやー、忙しかったけど、本当に充実して気持ちの良い朝!

そして、保育園周辺でも、いろんな人に助けられた。

次男の病気でいろいろいつもと違ったり我慢しなくちゃいけないことが理解できた長男は、「抱っこ」で登園を要求。ベビーカー押しながら16キロ抱っこはきつかったけど、まぁ、できるからやればいいやと。長男も、他のところで我慢してるけど、どこかで甘えたかったんだもの。

そうしたら、職場の近くで、同じ部署の方が「ベビーカー押していってあげようか?」と言ってくださったり(その方が遅刻するといけないので、遠慮したけれど)、よそのお子さんに感染させたらいけないから次男どうしようと悩んでいたら保育園の先輩ママがご自分も一人抱っこしてるのに長男をお部屋に連れていくまで次男をベビーカーで見ていてくれるとのことで、こちらはご厚意に甘えさせていただき。

お迎えの時には、園に連絡して入り口まで先生に連れてきていただくようお願いした。
今度は保育園に甘えるわけだ。まぁ、今でも甘えているけど・・・^^;

いろんな人に助けられて自分は生きているんだと実感。
そして、ずいぶん、甘え上手にもなったな、と。
自分もいつか、それをお返しできるといいな。

そうそう、ようやく今日の本題です。
先日の保育園の懇談会(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-01-31)で、こどもの朝ご飯のメニューはどうしてますか?なんて質問が出ていた。

朝は、専業ママ、WGママにかかわらず、忙しい時間。
きちんと食べさせたいけど、なかなか・・・って思っている人多いのかもしれない。
ということで、我が家のこういう慌ただしい日の朝ご飯対策をちょっとご紹介してみよう。

これを読んで、うちではこうしてるよ!とか、こんなのもいいよ!ってレシピや工夫をお持ちの方はぜひコメントで教えてください~♪

ちなみに、今朝は、昨夜、ハンバーグだったんだけど、近所のホテルパンのまん丸バターロールがあるのがわかっていたので、小さいハンバーグを焼いておいたから、朝の支度は楽ちん!
パンを切って挟んでケチャップ、もう一つのパンは、北のフードソムリエ(http://www.rakuten.co.jp/food-hokkaido/)でリピート買いしてるミルクジャムを塗って。
それから、生協の野菜ジュースと、ベビーダノンと、リンゴと、マリエン薬局のアレルギー対策ハーブティ、というメニュー。

ベビーダノンは、ソースがお野菜入り(リンゴと人参、とかね)なので、ヨーグルトにジャム、というパターンより、なんとなーく栄養ありそうに感じられるのと、サイズと味がどうも長男にぴったりらしくとってもお気に入りなので冷蔵庫に常備してます。保存期間が長いのも、いいし、おやつに食べさせるにも、こういうのなら、なんとなくお菓子より安心に感じられるっていう。

パン食の場合は、サンドイッチにする場合は、前の日にゆで卵を作っておいてカップに入れて大きなスプーンでガシガシしてマヨネーズを入れた卵スプレッド(刻んだパセリやハムを入れるときも)、と、イチゴやらのフルーツないしはミルクのジャムサンド、幼児雑誌で覚えて長男が大好きなチーズとハムのサンドイッチが多いかな。ツナ作ったり、他の具を入れる日もあるけど、サンドイッチは結構タンパク質系が多いかも。

その代わり、そういうときには、お野菜スープなんかを添えます。前の日に、ポトフや野菜の煮込みがあったときは朝ご飯の分ちょこっと残しておくことも多いし、裏ごしタイプのコーン缶を使うとコーンスープって簡単なんですよ~。

裏ごしコーン缶を開けて鍋に入れ、空き缶にミルクか豆乳を入れて鍋に入れて。うちは長男は薄味なので、それだけだけど、木の葉流だと、そこにコンソメを1つぽとん。私が大好きだったメニューで、一番最初に覚えた料理かもしれない。そういえば。バリエーションとしては、タマネギとか、みじん切りにした大根なんかを入れてもいい☆コーンの甘みがあるので、野菜が気になりにくいみたいよ。カニとか入れるなら中華風に鶏ガラにするとか。そういうときは椎茸刻んで入れたりもします。

洋風の時はシリアルなんかも登場します。
シリアルは一応、全粒粉とか玄米とか、身体によさそうなタイプを選んでいます。ドライフルーツ入りがあれば、それを買うし、ない場合は、レーズンやクランベリー、かぼちゃの種などが家にあるので、適当に入れて、ミルクか豆乳を。あれば、バナナを入れたり。
長男は好物なので、体調が下り坂で食欲がないときなどは、自ら所望します。

そういえば、こないだ、冷たいとお腹にはよくないし、ご飯が余っていたので、ご飯をミルクでお粥にして、メープルシロップで甘みをつけて、レーズンとバナナを入れて、シリアル風のミルク粥を作ったらものすごく気に入ってました。

そういう意味では、パンプディングやフレンチトースト(クレイマークレイマーの映画で、離婚されたお父さんがたどたどしく作っていたシーンがいつも脳裏に浮かぶの!)も食欲のない朝とか、おやつに使えますよね。パンプディングは、プリン(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2006-08-11)のレシピに食パンとレーズンを入れたり。プリンの水分の少ないバージョンがフレンチトースト!甘みはメープルシロップでもいいし、牛乳の代わりに豆乳でも。

時間のあるときや、お弁当作ったらご飯がなくなったときは、ホットケーキやクレープ、蒸しパンにすることもあります。Mixだけでもいいけど、煮た小豆入れたり、野菜のすり下ろし、バナナなどを入れたり。蒸しパンはレーズンや黒豆、あと、マーマレード入りもおいしい。これらもおやつにも。クレープはそば粉入りにしたり、ソーセージ巻きや溶けるチーズ入りにするのもいいですよね。
ホットケーキやクレープは余ったら冷凍しておくと、おやつや緊急のときにレンジで解凍!

それから、うちはご飯党なのでご飯の日が多いのですが、この場合も汁物や煮物を前の日の夕食から残しておくことも多い。あとは長男の好物・納豆。石川県の「粉わかめ」(ふりかけ)、煮豆、なども常備菜として活躍。ご飯の日は、具だくさんの汁物と、ご飯、が朝の定番かな。
炊き込みご飯や混ぜご飯だと、いろいろ入ってるからおかずの心配いらないしねー。

食欲に欠けるときはおむすびにしたり、お子様ランチ風プレート使って盛りつけたり。
余裕のある日は、キャラ弁みたいの作ってあげる日も。

いずれも、スープや、ゆでた野菜(ブロッコリー、など)を少し夕飯から取り分けておいたり、プチトマト添えたり、野菜や果物の補充を心がけています。ゆでソーセージもお弁当のついでに、とか。
目玉焼きやスクランブルエッグは長男と一緒に作ることもあります。
最近作らないけど、チーズココットって、耐熱容器に卵入れて、溶けるチーズ載せて、トースターで焼くメニューなんかも簡単ですよ。

そういや実家にいるときは、お餅もよく食べました。
今は母乳育児中で食べてないけれど・・・。

まぁ、保育園のバランス整った給食もあるし、無理できない日は、無理しないの。
あとは、前の日の残りやパパのお弁当のついで、とか、うまく使って楽してます。

皆さんはいかがですか?


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食べるチカラ 生きるチカラ [きっちんモノがたり]

我が家はいつもNHK教育「おかあさんといっしょ」を録画で見ている。最近、長男はリトミックのように音楽に合わせて歌ったり、公園のアスレチックに挑戦したり、どうも身体活動をやりたい時期のようで、土曜日の「弘道お兄さんのあそびだいすき」がお気に入りだったり、「おかあさんといっしょ」もコンサートを好む。今週は、コンサートの放送だったので、繰り返しリクエストがやってくるのだが、今日はたまたまその後に放送されている「ガンコちゃん」まで眺めていた。

「ガンコちゃん」の今日のテーマは、お月見。お月見団子が出てくると、長男は
「お餅、ちゅくる!食べたい!」
と言い出した。
「じゃ、明日のおやつに作ろうか」
と言ったが、
「今日!今!」
と言うので、そうだ、そういや、さっき整理してたら白玉粉があったぞ、と思い出し、白玉団子を今夜の野菜たっぷり豆乳鶏ガラスープに浮かべたらいいや、と、長男と一緒にやおら白玉団子を制作することにした。

最近、小麦粉粘土で丸めて遊ぶのが上手になった長男。
しかし、白玉粉はやや柔らかく、また、ぱさついたりするので、丸めにくかったようだ。
それでも、いくつか丸めて、ママがゆであげて、おつゆに入れた。

「おいちい♪」
と上機嫌で食べる長男。
いつもだと、ご飯ばっかり食べたがり、汁物はママが食べさせるのが常だったのに、まぁ、自主的にもりもりと食べていること。やっぱり自分で作るといいんだねぇ・・・と思っていたら・・・
「んぐっ?!」
と目を白黒させている。
あららららら!白玉団子がのどに詰まったらしい。やばい!お餅だ!
慌てて応急処置を思い出して、対応するとすぐさまでっかい白玉が出てきて事なきを得た。

あと1つお餅がお椀に入っていたが、ちょっと怖かったのか
「ママにあげる」という。
「良くかんで食べましょう、って書いてあったね」
と長男。どこにも書いてないんだけど、自ら反省している模様。
「そうだねぇ。こうやってお口でかみ切って小さくして食べようねぇ」
とママが見本を見せた。
そうしたら、
「もっとお餅食べる!」
と言って、またお餅を入れてあげると、今度は慎重に食べていた。

いやはや、ちょっと驚いたけど、お正月前によい経験になったね。

その後、長男はご飯を食べ出した。
我が家の息子の好物は、ご飯、納豆、粉わかめ、ふりかけ、ちりめんじゃこ、黒豆の煮汁。
めちゃくちゃ渋いでしょ?
でも、ほんと、これが大好きなの。
で、ちりめんじゃこなんか、木の葉さんが「かけすぎじゃない?」っていうくらいかけたがる。

今夜もちりめんじゃこをご飯にかけて・・・と、ふと見たら、ママは小さなたこを発見。
「ね、おてて出してごらん。ほら、たこさん」
「ほんとだー」
で、ぱくりと食べた長男。突然、悲しげな声で
「たこさん、死んじゃったの?」
という。

息子はアニメのニモが好きで、お魚にとっても興味がある。
そんなこともあって、今まで、スーパーに行ってもなるべく丸ごとの魚を購入していたり、こないだも、真鶴で船に乗った後に魚屋さんで一緒にお魚を選んだり(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2006-12-14)、水族館に連れていったり、前からなるべく生きている魚を感じさせるような経験を積み重ねてきたつもりであったが、自分が食べたものに命があって、食べることによって命が失われたと言うことを、はっきりと認識したのは今日がはじめてかもしれない。
いい機会だと思って、こんな話をした。

「お魚さんも、たこさんも、元気に泳いでいたんだけど、たっちゃんが元気で大きくなれるように、ご飯になってくれたんだよ。だから、おいしく食べてあげようね。そうやっておいしく食べて、元気になれば、お魚さんも、たこさんも死んじゃったけど、とっても嬉しいんだよ。お野菜も、お米もみんなそう」

人間は生きている限り、命あるモノを食べなくてはならないという業を持っている。
だからこそ、無駄にすることなく、感謝して食べていきたい。

今は飽食の時代で、欠乏するということもない。
また、食べ物が育ったり手に入る過程が見えにくい時代でもある。
なんせ、インターネットでぽちっと注文したら、買い物すら行かないで済むんだから。
いつのまにか冷蔵庫に食べ物がわいてきて、いつの間にかできあがっていたら、食べ物が何であるかを子ども達が知る機会などまるでないのだから。

先日、日経新聞に、インターネットで注文するとおうちにスーパーの店員さんがピックアップしたお買い物が届く、というサービスが盛況であるという話題が出ていたし、WGママとしては宅配サービスも上手に使って時間の節約を図りたいところ。

でも、私は、木の葉さんが毎日買い物に出かけるように、私も、その日の自分の体調、身体の声を聞いて、食べたいものを食べるのが好きだし、それが一番自然だと思っている。また、じいじがいつも買い出しに出かけるときにそうであるように、その食材がいい状態のものか、その季節、その日に何が旬で、何が新鮮で、おいしくて元気な状態か目利きすることも大事だと思っている。

食べることというのは命の源。
そして、生きるチカラは食べるチカラであり、食べるためにいろいろな知恵を働かせることでもある。

だからこそ、子連れの買い物は面倒くさくても、子ども達には買い物をしている姿を見せたいし、遠出するときには、普段は見ることのできないスーパーの先にある物事を見せたいなと思うのだ。

ついでに、このところ、実践してみた、身体に良さそうな子どものおやつのレシピをご紹介☆

■紫芋あんパン
《材料》
パン生地 紫芋 砂糖 豆乳(牛乳)
《作り方》
1 紫芋を蒸してつぶし、砂糖と豆乳を入れて練る
2 パン生地で包んで焼く
※パン生地がない場合はホットケーキミックスでドーナツ生地を作って、丸めた紫芋あんにつけて油で揚げれば紫芋あんドーナツができる!

■紫芋おはぎ
《材料》
ご飯 紫芋あん きなこ
《作り方》
1 ご飯をゴルフボール大に丸める
2 紫芋あんで包んできなこをかける
※餅米で作っても可。

■あわ(きび)ぜんざい
《材料》
小豆 砂糖 もちあわ(もちきび) 水
《作り方》
1 小豆を煮る(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2006-11-19参照)
2 もちあわ(もちきび)を水で炊く(水を入れて、15分くらい煮る。お粥を炊く感じ)
3 煮た小豆を器に入れ、炊いたもちあわ(もちきび)をのせる

最近、我が家は「つぶつぶ雑穀系」に凝っている。

どうも、思い返せば私はもともと、つぶつぶ系が大好き。
神楽坂「紀の善」のアワぜんざいは冬場にお土産を買ってきてくれるといえば、ついついリクエストしてしまうものだし、キビ餅とかを和菓子屋さんで見かけるとひょいと買ってしまう。
もちろん、ご飯に雑穀を入れるのは、大好き!

でも、ご飯に炊き込むのばっかりだとな、と好奇心もあって、いろいろと雑穀の調理法を研究しはじめている。面白かったのがこの2冊。

うかたま 2007年 01月号 [雑誌]

うかたま 2007年 01月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 2006/12/05
  • メディア: 雑誌


こどもに食べさせたいごはんと野菜―自然の恵みをおいしく食べる食育レシピ

こどもに食べさせたいごはんと野菜―自然の恵みをおいしく食べる食育レシピ

  • 作者: 境野 米子
  • 出版社/メーカー: 学陽書房
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本


特に後者は、自分ちの食卓に自然に取り入れられる感じが嬉しい。

雑穀とかマクロビオティック系になると、なんだか、ストイックで「あれはだめ、これはだめ」という制約がある感じがどうも私は性に合わない。お肉だって食べたいし、お肉の中に鶏・牛・豚以外に、馬・羊・鹿・キジとかいろんなお肉があれば食の世界が広がって楽しいよね、っていうタイプの私は、雑穀も、肉の代わりに食べるもの、というより、プラスαで楽しみを広げる食材として使いたい。

境野さんのは玄米菜食のススメではあるものの、健康に良いご飯が子ども達に不評だったこととか、てづくりクッキーを作ろうとしてふと計ったバターの量に驚愕した話とか、まさに、自分が実感している難しさ、のようなところが同じ実感としてあって、また、内容やレシピも母の慈愛に満ちた家庭のご飯、という感じがいい。そして、いろいろな食材の取り入れ方にもストイックさがあまり感じられないので、すごくすんなり受け入れられる感じがある。

まだ、どのレシピも試してないんだけど、ちょっと今後、やってみたいなと思っている。


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