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幼児期に身につけたいこと [こどもモノがたり]

小学校生活もようやく3か月が経とうとしています。
小学生の3か月って本当にすごい。
親子共に生活や許容範囲が急激に変遷しております。

さて、この間の気づきを今日はさくっと?まとめてみたいと思います!
昼休みにちょいとさぼって、qoooさんのブログにお邪魔して記事「わからない!と言える勇気。 」(http://qoo-mame.blog.so-net.ne.jp/2010-05-30)を拝見したときに、おおっ、激しく共感!!と思ったこともあり。

・・・忘れぬうちに書かねば、という。
ちなみに最近、あまりのボケぶりに長男曰く
「三歩歩くと忘れるんでしょ?」
・・・と言われています・・・いやはや~。忘れすぎ(泣)

で、最近ですね、小学生たち(我が家の子ども以外も含めて)を観察していて思ったことは、
 1)保育園から小学生になると格段に自主的な行動が増えてくる
 2)保育園時代は常にママ同伴だから手を出しがちだが
  小学校は基本的に子どもだけの行動が前提
  →つまり保育園時代にどれだけ準備しておけるか
 3)それには些細なことから日々の小さな日常の行動が鍵
ということだと思います。

我が家の場合で保育園時代に身につけたいと思ったことは・・・

■1.わからないことはわからないと言える

こどもはこどもなりに
 ・失敗したらいけないのではないか
 ・友達や先生に対してかっこつけたい気持ち(同調含め)
があり、なかなか「知らない」「わからない」「できない」が言いづらいよう

・・・という観察結果があり、
我が家の場合は、だめなことはだめと怒りますが、
 ・挑戦して失敗することはよいこと
 ・わからないということは恥ずかしいことでも悪いことでもない
 ・でも、怒られたこと(NG事項)を繰り返すのはよくないよ
ということを強調する方針でおります。

私が社会人経験で大切だと思う能力は
 ・わからないことをわからないと素直にたずねるチカラ
 ・たずねた内容を理解して記憶して「知恵」にするチカラ
  (大人なら失敗は一度にしたい)
 ・失敗を恐れずトライするチカラ
 ・失敗したら次回改善して失敗しないようにできるチカラ

なので、そのあたりを子どものうちから身につけたい。

失敗はしてもいい。
しかし、失敗で何を学ぶか。
いかに繰り返さないか。

それが肝要と思います。

■2.自分のことは自分でできる

例えばスイミングスクールに行きます。

 ・徒歩で行くか自転車で行くか車で行くか
 ・荷物は持ってあげるか自分で持つか
 ・着替えは自力でやるか手伝うか
 ・鍵の管理は自力でやるか預かるか

我が家の場合は

 ・歩いていく
  →ママが自転車持ってないだけ(笑)
    子ども達が自転車のときはママは走ってます・・・

  ★メリット:道中の植物や動物の観察
    →理科
  ★メリット:道中の塀に登ったり、柵を乗り越えたり
    →体育

・荷物は自分で持つ
  →二人分持つのはママが嫌なだけ(笑)
    年少次男も自分で担いで通っています

・着替えと鍵の管理はは自力
   →長男は5歳でスイミングを開始した時点で
    保育園では自力で着替えて荷物を管理していた
   →混み合う更衣室に行くのが面倒くさいし保育園でやってるならできる
    ついでに次男もいるので最初から鍵を自力で管理させてみた
   →たまに失敗もあるが
    鍵をかけなくてもパンツ盗まれても困らない
    鍵の番号を忘れても最後まで待てば残る
    (スクールの先生もフォローしてくれる)
    時間がかかるといってもたかがしれている

・・・で、5歳でもできていて、一時期保育園の友達が、ママのサポートしてもらっているので「僕も鍵を預かって」と言われていたけれども、最近また一人で通ったり他のママに連れていってもらうことも想定して、なるべく全部自力でやるように、ということにしています。

大人は「できるかな~」と思っちゃうけど、意外とやらせるとできるよね。

ていうか
 「これ、自分でできるよね」(当然だよね!という根拠ない自信も大事)
とか
 「お、さすがお兄ちゃんだね~!(兄弟という意味ではなく成長してかっこいいねの褒め言葉)」
とか言ってると本人もその気でやるので、意外とできる気がします。

また、ベビーカーや自転車で日々の行動をするか、徒歩で歩くか。

もちろん、生活時間の問題があるので一概に言えないけど、
もしも、時間にゆとりがあるのなら、徒歩で子どもの時間につきあうことにメリットは大きいと思う。

自然や町のくらしを実感して学ぶこと。
また、ちょっとした段差や障害、いたずらも含めて、身体を使うことによる成長。

これって本当に、すごい。
日々の積み重ねって、些細なことなのに、積み重なると大きな財産になるな、と思います。

最近、長男の身のこなしに、(親が体育会系というイメージもあるんだろうけど)「運動神経いいよね」と言われることがままあり、我が家的には、「次男の方が運動神経は良さそうだが、長男はかんはよくないけど好きなら前向きに努力して頑張るチカラがある」という評価なのですが、改めて客観的にみたら、おさる系な運動能力は意外と高そうなんですよね~。

でも、これって遺伝だけでもないし、なんか特別な対策をしたからでもない。
ただ日々歩いていた、ってことだけなんですよね・・・。

最近、洋物ベビーカーの影響で、かなり大きくなるまでベビーカーで動いているお子さんを見掛けることが多いですが、親御さんは確かに楽かもしれないけど、(小姑っぽいけど)将来の運動能力という意味では大丈夫?と思うことが・・・

ていうか!
地下鉄とか上り下りベビーカーを持ち運ぶママもえらいと思う・・・
私はB型の簡易型ですら持ち歩きたくなくて歩かせてました(笑)
・・・結局親が楽したいらしい(笑)

リトミックやら体操教室行くより、毎日のんびりただ歩くこと。
私はこれを運動神経向上、感性向上のためにオススメしたいと思います!
ただだし、(時間があれば)楽だし!

日々の料理などの家庭生活のお手伝いも
包丁は使わなくても、豆の皮むきとか、おむすび(ラップ)、卵割り、混ぜ混ぜなど。
毎日少しだけ手伝ってもらっていると、いつしか戦力になります!
本当にびっくりですが、子どもがちょっとやってくれると本当に楽~♪

・・・あと、家の鍵の開け閉め。
とりあえず物理的に開け閉めできること、入室したら閉めること。
これを保育園時代に習慣づけておくと楽!

■3.意志と予告と予定と時間管理

子どもは意志があります。
2歳のイヤイヤ期から意志が芽生えています。

イヤイヤ期の対策として我が家は
 ・子どもに先回りして予告する
 ・30分前に予告して待つ時間のゆとりを持つ
ことを心がけたら結構楽になり、その後もこれでだいたい解決!

子どもは急展開は対応できません。

だから、少し余裕を持って予告して、思考を整理して行動を待つ余裕がほしい。

これは、小学生でも同じです。
 ・今日の予定どうする?
という意思確認。
 ・今日はこのようにしようね。
と約束。

後は
 ・何時にどうしよう。
という時間感覚。

そんなことを、年少さんくらいから少しずつ積み重ねていると、小学校で楽になります。

■4.「好き!」「できる!」の気持ちを育てる

好きこそものの上手なれ、です。

同じことでも
「やれ」
と言われてやるのと
「あ、これ面白い!」
と思ってやるのと、大人でもモチベーションが違います。

楽しいこと、好きなことは続くし、頑張れる。

また、「できる!」と思いこんでいることは
そのうちできるようになるなぁと思います。

「できない」
と思っていると、努力するのもおっくうになります。
(私の英語がしかり!)

なので、我が家では褒め殺し?!
 「おおっ、すごい!」
 「さすが!」
 「なるほど!かしこいね!」
 「ありがとう~、助かる~」
などと子どもの自信を後押しする声かけ頻発♪
(ある意味、育児におけるパパの協力体制構築と同じ)

遊びと学びの区別なし、が我が家のくらしです。
(ママも仕事と遊びの区別があまりありません(笑))

■5.日々の暮らしや気持ちを言葉にすること

後は、子どもが学校や保育園でやったことを聞くこと。
 「今日は何をしたの?」
 「今日は誰と遊んだの?」
 「今日のおでかけで何が一番楽しかった?」
などなど、日々の経験を言葉にして伝えてもらうことを心がけています。

逆に親の方も
 「今のはこういう理由でだめ」
 「ママはこういう方針で、だからこういうことは嫌だ」
 「これはやってもらって嬉しい!」
という方針は言葉で伝えています。

マイナスの言葉より、プラスの言葉を沢山!


・・・以上、このところの観察記録でした。

まだ書くことが山ほどあるけど、どこまで起きていられるかな・・・。
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コメント 2

ナオ

いきなり小学生に変身じゃないんですもんね、幼児の3年間て同じような気がしていましたが、少しずつ小学生に近づいていくんだと思うと、新鮮に感じます。
我が家も毎日保育園までとことこ歩く派です♪
たとえママはタクシーに乗るはめになろうとも・・・。(笑)
子どものペースで一緒に歩くのいいですよね~。看板読む姿に成長感じたり、道行く人に声かけられたり。
mamaruさんは日常の延長を楽しむことと、非日常のイベント等を楽しむこと、その両方のバランスうまいなぁと感じます。その時その時にピンときたものをはさんでる感じですか?
by ナオ (2010-06-22 12:56) 

mamaru

そう、本当に日々のひとつひとつが、小学生の子供を作ってるんだなぁと振り返ると思います。

そういう意味では保育園での、自立をうながすしつけやさまざまな遊び、経験は、お勉強を教えてもらうよりずーっとわが子にとってはよい選択だったと思っています。

教育方針はそれぞれのご家庭であると思うけど、我が家の場合は、自分のやりたいことに出会ったときに、自分の力でそれに向かっていけるチカラが必要だということ。なんでもかんでも教え込まなくてもいいやぁ、みたいな。

そうそう、子供のペースで動くのは、こちらにも新しい発見がいっぱい!
「なぜなぜ」攻撃に答えることも、季節の植物で遊ぶことも。
自分の知らない目線やリズムも、暮らしを豊かにしてくれますよね。

で、ご質問への回答ですが、基本は「毎日が楽しい!」がモットーです。イベントについては、基本は体験させたいことを中心に、アンテナにひっかかるなかにいい催し(ていうか、ママが行きたいイベント(笑))があったり、子供や友人からのリクエストに応えたりして、追加してる感じです~。

出かけてばかりいると家の掃除ができないのが悩みです(笑)


by mamaru (2010-06-22 17:20) 

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