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山中温泉・よしのや依緑園と温泉卵 [こどものおでかけ]

では、これからこの2週間の充実の日々を順不同で・・・。

8/10~17は石川県の木の葉さんの実家に滞在。その間いろいろと体験してきたわけですが、まずは記憶も新しい、最終日8/16~17の出来事からご紹介したいと思います。

夏休みの帰省日程がおぼろげに決定したある日のことでした。

木の葉さんから連絡がありました。
「今年は大じいじと大ばあばのダイヤモンド婚らしい。で、温泉に泊まることになったよ」
とのこと。

ダイヤモンド婚っていったい何年だ?60年!すごい!
ちなみに、私とパパが迎えるには90歳まで長生きしないと・・・
とほほ・・・

高齢化社会とはいえ、晩婚化時代でもありますからね
夫婦そろってダイヤモンド婚なんていつの時代もおめでたいことですよね~

で、今回宿泊するのは、なーんと昭和のお歴々、また天皇家も宿泊のお宿とか!日本三大名湯・山中温泉の「よしのや依緑園」(http://yoshinoyairokuen.jp/)に宿泊してきました。

「天皇陛下もお泊りの宿だけど、経営破たんして湯快リゾートが買収したのよ。でも、前に宿泊した山下家(http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2009-05-11-1)や他の湯快リゾート経営のお宿に比べると、お値段ははるんだけどね」とのこと。

経営破たんといえば、結構星野リゾートシリーズのビジネス本が気に入っていて、ちょうど休暇前に本棚を整理するために再読したところだったんですよね。

星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

  • 作者: 中沢 康彦
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2009/06/18
  • メディア: 単行本



星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則

星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則

  • 作者: 中沢 康彦
  • 出版社/メーカー: 日経BP出版センター
  • 発売日: 2010/04/15
  • メディア: 単行本


なので、宿泊しながらつい頭の片隅では、少しばかり仕事のことも考えてしまったりして、いろいろ観察したり脳内シュミレーションしてしまったりしていました。

なんと勤勉な私!(なんて2週間も休んでおきながら、調子いいですね・・・)

建物はバブルの時代を彷彿。
渓谷美が涼しげで美しく。また水音に蝉の声、風情があります。
Image1.jpg
足を踏み入れると均一価格の系列のお宿よりは少しばかりスタッフが多い印象がありますが、やはり往時(想像ですが)に比べると、格段に少ないんだろうなぁという人数のお出迎え。翌朝のお散歩のときもそうですが、皆さん、とてもフレンドリー。高級旅館、にしては、少しばかり素人くささが目立つかなというのがスタッフの印象ですが、その素朴さが一方でほほえましくもあり。

男性陣が一足先にチェックインしていた我が家。フロントより、まずは浴衣を選んで、ロビーでおくつろぎくださいとのこと。

好きな浴衣が選べるのは最近慣れてきたものの、でも、ちょっと嬉しいですよね。私は特に、体型が大きいので普通に女性用浴衣で用意されていると通常はちょっと小さくて困るのですが、選べるし、大きいサイズも潤沢なので、このサービスは非常に嬉しいんです。

それからロビーでワンドリンクサービス。大人はお茶、子ども達はCCレモン(残念ながら炭酸未対応の子どもたちだったので大人がいただきましたが・・・)。その間にフロントから館内説明など。駐車場が少し遠いので、お針子さんが駐車場まで車を持っていっているのを待つという意味もあるのかと思いますが、座ってお茶を飲みながらお話を聞けるのは嬉しいものです。

隣り合って用意されたお部屋。4名利用のお部屋が縁側の小部屋?と1室。子ども2名を含む6名利用のお部屋が、縁側の小部屋と2室。それぞれにトイレはもちろん、バスがついていて、ゆったりしています。

お部屋に用意されているアメニティは男性用、女性用のほか、子供用があり。子供用には可愛いコアラ石鹸、動物タオル、子供用歯ぶらしに、ビニール袋にも動物プリントとなっていましたが、最初それに気づかず、大人が子供用を持ち歩いてお風呂で気づいたという(笑)。でも、子供たちは、この自分たち用、というのが嬉しいし、コアラ石鹸は2人が喜んで持ち歩いていました。

また、カラオケルームが夜のゴールデンタイム以外は無料。以前の山下家でカラオケを体験した我が家の息子たちは、この日、「カラオケやりたい!」と熱望。で、無料時間に2時間近くいたのかな?その間、長男はほとんど歌いまくっていて、次男は歌っている気分を楽しんでいました。

「音楽の時間に歌っていないんですけど、どうしたんでしょうね」と先生から相談された人と同一人物とは思えない、長男のはまりぶり・・・。宿題の絵日記にカラオケにいったと描いたら?と言ったら「恥ずかしい」と申しておりました。歌うのは大好きだけど、それを知られるのはなんか恥ずかしいんですね。

・・・なんか私みたい・・・
私はさすがにそんなに歌いまくりませんが、妙なところで血のつながりを感じてしまうママでした。

カラオケルーム、なんかこれがまたつくりがバブルっぽくてねぇ~
ステージにミラーボールに、ファイバーの夜空ですからね!

また、さすがの伝統のお宿。
800年だかの歴史を彩る資料なんかが展示されていて。
天皇家のほか、吉田茂や文人の足跡もあり。

能舞台なんかもあったりします。
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能舞台は食事会場として利用されていました。

温泉は女湯には湯船が3つ。
客室数に対しては少な目かな、と思いましたが、でも、混んでなかった!
男湯のほうが広い、というのは長男の報告でした。

翌朝、チェックアウトまで、山中温泉を散策。
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朝食前には川のほとりを1キロくらい散策。

見所のこおろぎ橋にあやとり橋、芭蕉の句碑、山中塗りのお店、川床(日中、道場六三郎さん監修スウィーツが食べられるみたいでした)などをめぐりながらぷらぷらしてきました。

マンホールがオリジナルでした。
また、幸せの鐘なるものが。金運だったかな。

パンフレットを見ていて絶対にやりたい!と思ったのが、温泉卵の作成体験。
といってもお湯につけるだけなんですけどね・・・。
朝食後に早速行ってきました。
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5個350円なりを購入するとかごに入れた卵をくれて、それをお湯につけ、待つこと50分。

その間、山中温泉マップを片手に、じいじ、木の葉さん、長男はスタンプラリーをしました。スタンプラリー、3個以上スタンプで記念品、と書いてあって引き換えたら絵葉書セットがもらえました。なんかちょっぴり得した気分です!!

温泉卵用の源泉は熱いんですね。
女の子が滑って転んでお尻をお湯につけてしまい号泣していました。

かごを引き上げるとき
「いま召し上がりますか?お持ち帰りですか?」
といわれ、お土産にするつもりでしたが、1個だけ食べてみることにしました。

う、うまい!!!
ただの温泉卵なのにできたてってやっぱりおいしいんだ!
びっくりです。

ねっとりした黄身に、とろぉりした白身。
ほのかな塩味(お湯の性質によって自然についたもの)があり、調味料は不要。
家族みんなで驚きの体験でした。

それから、散策中に出かけたところを2つほどご紹介しましょうか。
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温泉卵は総湯の男湯の前なのですが、女湯の前には足湯があります。

次男はなぜか、ここで全身浴!洋服を着たまま・・・
慌てて宿に帰り着替えさせる羽目になりました。

また、女湯のお隣には山中座。
中には劇場がありました。
ロビーなどの天井の山中塗りも見所の一つ。

足湯事件のおかげで着替えに行ってしまったのと、朝早い時間でお店も開いていなかったので、他の見所は見られませんでしたが、2泊滞在するなら、半日~1日くらい、温泉街をふらり散歩したりしてのんびりするのもいいなぁ・・・。

夏休み期間通じてお祭りをしていたり、町が一生懸命な感じが実感されました。

滞在最終日で、宿泊先から空港にタクシーで直行とやや慌しいことにはなりましたが、お湯もよし、家族での宴会も楽しく、2日間満喫してきました。

予約から支払いまで皆々様に甘えて何もしなかった我が家。
素敵な時間を本当にありがとうございました!!
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