SSブログ

小学校選び 感想 [こどもモノがたり]

小学校をどこにしよう・・・という話題が聞こえてくる季節ですね。
我が家も去年そうだった(http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2009-09-16)。

・・・懐かしいなぁ・・・。

わが子が通う学校も先週が学校公開。
イベントとあわせて学校説明会があったようです。
私は650人規模のでっかい会議の用意でそれどころじゃなかったんだけどね。

さて、最近、思うことがあります。

小学校、我が家は地元、学区域の学校に通わせて本当に良かったなぁ、と。

少人数で1クラスしかないことが結構デメリットに感じられがちな我が校ですが、子供たちの様子を見ていると、学年だけでなく縦の人間関係もできやすかったり、PTAをやる頻度が多いということも逆に諦めがつくというか実際やるときにはなるべく省エネでやろうという提案が受け入れられやすかったり、そういう意味では、逆に人数が少ないことはメリットでもある、というのは実感。

まぁ、そういうのも、人それぞれの重視すべきポイントによって違うんだと思うんですけどね。

ですが、今回、入学後の感想として一番メリットとして強調したいのは、やっぱり、地元=人間関係がしっかり築ける環境で子供が過ごせること、です。

我が家の場合は日中は親は家にいないわけで、子供が子供だけで、または、学童や学校ひろばなどの地域の中で過ごす時間が多くなります。だからこそ、地域のかたがたの目がある環境というのが、本当にありがたい。

学童から帰宅した息子が、ママと次男をお迎えに行こうとして近所のおうちでひっかかっていたら、井戸端会議をしているおばちゃんが「長男君、●●さんちにいるわよ」とか、学童に行く途中で熱射病っぽくなっていた長男に声をかけて実家に連絡してくれたお友達のおばあちゃんとか、いろいろな方が子供を見守ってくれている。

ラジオ体操やお祭り、どじょうすくいなどの地域のイベントに出てみれば、普段学校のシニアボランティアをしてくださっている地域のかたがたや、行き帰りに挨拶するおじさんたち。

学校生活やPTA、また、地域の行事の中で、何度も何度もお目にかかり、挨拶を交わす人が確実に増えていく今日この頃です。

それから、そういうセーフティネット、という観点だけでなく、ベイブレード(http://mamaru-vol1.blog.so-net.ne.jp/2010-09-20)の記事でも触れましたが歩行者天国。

週末、あそこに行けば、小学校のお友達の誰かに必ず会えるということ。平日は学童や学校ひろば、週末も歩行者天国に一人で行って友達と遊べるというのは、本当に幸せなことだと思います。

遠くの学校に行っていたら、週末はなかなか遊べなくて、結局親と過ごすばかりになりそう。それでは、親も大変だし、何より、子供はやはり子供の世界で育つ部分があると思うので、そういう時間を持つためには、子供が自分で活動できる世界の中で子ども自身が人間関係を作れる、ということがとても大切だと感じています。

小規模校だからということと合わせて、きっと土地柄もあるのでしょう。

なんというか、あまり息苦しくならない感じでママ同士、パパ同士も仲良くなったりできるし、また、子供同士も、子供同士の人間関係ができる感じが本当にいい感じ。

別の地域の学校に行った保育園ママとこの間話していたら、幼稚園出身のお友達が多く、既に子供同士も、ママ達も人間関係ができあがっていて、また、放課後に一緒に習い事に行ったり、遊んだりしているから、普段はよくても、週末とか遊びたいと思っても、なかなか一緒に遊べない、と悩みを話していた。

けれど、この辺は歩行者天国、という共通の遊び場があって、そこにいくことで、子供同士、親同士が、だんだん気軽に関われるようになっていくのが嬉しい。

去年、小学校を選ぶ、という話が出たとき、送り迎えの利便性や学童問題、また幼稚園・保育園時代から継続したお友達関係(これは幼稚園ママに多かったな)やクラス替え、というような観点が多かったように思うけれど、地域の人との関わり、や、地域の目によるそういうセーフティネットを選択肢として重視する声ってあまりなかった気がする。

実際、自分自身もそうだったしね・・・。

でも、こうして入学から半年近く経ってみると、地域にいる、ということがどんなに素敵なことかと思う。
ていうか、他のどんな着眼点より、重視すべき点だったな、と実際思う。

子供が親から少しずつ離れて自立していけるという意味でも、親子が安心して過ごせるという意味でも、地域という存在は本当にありがたいもの。

送り迎えの利便性なんて、実際、子供が学童に通うのは小学校3年生までだし、そんなことで、6年間毎日遠い学校に行くくらいなら、近くの学校の方が子供も楽だ。雨降りで荷物がいっぱいあるときなんて、うちから3分もかからない学校でも大変そうだもの!

子供が学童を巣立ち自分で過ごす時間が多くなるその頃までに、子供が多少自立できるようになるためには1年生から少しずつ自分の足で歩ける準備が必要。でも、それは安全を重視して少しずつ経験したい。習い事ももちろん選択肢の一つだけれど、1週間毎日が習い事では子供もしんどいしね・・・。

まだ我が家は歩行者天国はママと一緒がいいかんじだけれど、お友達の中には一人で毎週遊びに来ている剛の者?!もいる。

子供ってそうやって巣立っていくんだなぁと、見ていてすごく思う。

それは、少し寂しいかもしれないけれど、実際、少しずつ楽になることでもあるし、こうやって少しずつ慣れていけば、親子共にソフトランディングできそうな予感?!

最寄りの学校に通うことって、意外とスバラシイよな、と改めて発見している今日このごろでした。
地域の皆さん、本当にありがとうございます!
nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 3

コメント 2

qooo

納得ですね〜。
子供が歩いていける距離が、一番望ましい気がします。
小規模ってことは、目が行き届くってことじゃないかなあ?
地域の方々も、あたたかいですね。
とてもよい環境の中で、息子さんがすくすくと
成長する様子が、見えるようです。
by qooo (2010-09-29 05:52) 

mamaru

のびのびとしつつ、でも、地域の中で暮らすには、人に迷惑をかけない、他者への感謝と配慮が身につけられるよう心がけている毎日。

小規模はほんと、目が行き届きますよ。
それでも、やっぱりいろいろなことがあるけれど、でも、親同士も仲良くなりやすいし、子供同士もやっぱりつながりが生まれやすい気がします。

PTAとかも、正直なところ面倒くさいなーと正直思いましたが、他学年の先輩ママ達との交流が芽生え、いろいろと学校生活や地域生活の知恵を聞いたり、未来予測ができたり、やってみればやってみたなりに、おもしろさやメリットも大きいなぁと思います。

まぁ、それでも平日のイベントや集まりは、ひー!って感じですけどね。でも、やると決めたからにはできるだけ調整してやれることはやろう、という感じで無理なくやらせていただいてます♪
by mamaru (2010-10-14 22:42) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。