黒いチューリップのうた [おさんぽモノがたり]
今日は子供たちと渋谷までおでかけ。
PARCOのロゴスギャラリーで(http://www.parco-art.com/web/logos/persia1009/index.php)、高校の後輩(http://salamx2.exblog.jp/)が協力するイベント「song of persia~イランの絵と詩と音楽と~」をやっているから!
たぶん後輩に会うのは(といって、結局、朝一で出かけたら会えなかったんだけど・・・)10年ぶりくらいなんだけど、この展覧会に出かけるまで、というのはちょっとびっくりするきっかけだったのだ。
あるとき、某出版社でいまは小説の雑誌(だと思う)を編集している友人から
「仕事で使った絵本がいろいろあるから送っていい?」
といわれて受け取った本の中の1冊。
あ、蜂飼さんだ(となれなれしく書いていますがぜんぜん知己ではないのですが・・・仕事柄、そのお名前を記憶していた)と思うと同時に、あれ?この翻訳者の名前になんだか記憶が・・・。
もしかして、後輩の彼女??
・・・と思いつつもそのままにしていたのです。
それで、ちょうど1ヶ月前のこと。
高校時代の同期と飲む機会があって、そのときに、
「実はさぁ」
とその話をしたのがきっかけでした。
数日後、彼から
「インターネットで見つけて連絡してみたらドンぴしゃり!だったよ!」
ということで、私もさっそく連絡を取ってみることにしました。
で、ついでに彼女がいまやっているユニットのホームページ(http://www.salamx2.com/)やらブログを見ていて、おおっっ、可愛い~♪
そうなんです。彼女たちが紹介しているイランの絵本、そして、詩、そして何より雑貨が、かなりツボ!! めちゃくちゃ、可愛い! たぶん、これは木の葉さんもツボだ!
・・・ということで、一番近い展覧会のご案内をいただいてさっそくおでかけ!
だが。子ども達を連れていったのが間違いでした・・・。
というか、子ども達にベイブレードを買いに行く話をして連れていったのが間違いだったな。
普段だと美術館とかちゃんと行ける子供たちでしたが、いやぁ、テンション高いったら!
いやー、失敗!
可愛いグッズたちに彼らもどうもツボだったらしく、一人を押さえりゃ、もう一人が何かを触る!というような状態で、とにかく、ばたばたばたばた・・・ひえーん。
ゆっくり見るに見られず、泣けました。
が、それでも、イランの絵本や詩の魅力はしっかり味わってきました。
一応、国語の教員免状なんかを持っていたりする私ですが、でも、結構詩の世界は、私の中で現代アートに近く、当たりはずれが大きいもので、初対面ではちょっとドキドキするのですが、今回ご紹介いただいた世界は、本当に心にしっくりくる言葉。
翻訳で、そう思うんだけど、きっと原語の調べで聴くとまた違った印象なんだろうなぁ。
今回は朗読と音楽演奏のイベントがあったと聞いて、本当はぜひそのときに行きたかったんだけど、どうにも時間が許しませんでした。本当に残念!!!
また、レザ・ラハバさんの絵楽譜や、可愛いイラスト、グッズたちも、いや~ん、ほしいっっ。
異国の方の手になるものでありながら、でも、今まで抱いていたイランとか中近東とかそういう世界のイメージともまた違って、なんとも親しみを覚える、素敵なものたち。
透明感のある絵楽譜やイラスト。また、そこに添えられた詩の世界。
思わず、子ども達に読んで聴かせていました。
絵本達も、つい手にとって、普通に読んで、見ていた感じ。
なんというか、彼女たちの選んだ本は、いわゆる洋書、という違う世界を感じさせるものではなくて、本当に、我が家の子ども達に普段読んでいる絵本の延長にある感じだった。
実は私はこの絵本が欲しかったのだが、長男に
「パパ、ごきぶり嫌いだしやめた方がいいんじゃないの」
と却下された(涙)
確かにタイトルはごきぶりねえさんだけど、絵を見て、これで嫌がるとは思えないのだが・・・。
古更紗を使ったグッズや、山羊さんの南京錠、また、細かい刺繍のスカーフ、などなど、ちょっと買い占めたい衝動に駆られてしまった・・・(基本、物欲星人なんだよなぁ)。チョイスする彼女たちのセンスに脱帽!ていうか、ほんと、イランってこんなに素敵な世界がある場所だったのねぇ、と目から鱗です。
次男は、1点ものの、テントウムシのバックがいたくお気に入りで、山羊の南京錠にあと雑貨のシールなんかにも心ひかれていた模様。長男は箱や絵本が気になってしょうがなかったみたいです。そういや、刺繍のスカーフは「エジプト?」って質問されたし、ボタンや木の実で工作する絵本は思わず一緒にやろうと言いたくなった!
結局、今回はその気持ちを抑えに押さえて、子ども達はお気に入りの絵の葉書、私は、新作の『黒いチューリップのうた』を購入! 絵と詩と音楽と、それからミニアニメーションが入っている一冊は、きっと、今回来られなかった木の葉さんにも一緒に体験してもらうのにぴったりだから♪
ギャラリーのPCで見たミニアニメーション、本当に可愛いんだから!
昔、自分が高校生だったころ、外国、というと、アメリカやヨーロッパのイメージがあって、大学生の頃に、アジアに目が向いて、そして、社会人になってアフリカやエジプト、イラクやイランといった地域や北欧が身近になって、少しずつ私の中の世界地図が地球儀に近づいてきたように思うけれど、教科書の知識から離れて、自らの体験として触れていくと、どんな世界にも「好きなモノ」があるんだなぁ、という不思議。
民族や宗教や国境やいろいろな違いを超えて、人のこころは通じ合えるんだなぁと思う。
そういう世界を広げる上で、絵本や音楽やアートっていうのは、言葉がいらないのでとっても便利だ。
かといって、水先案内人がいなくては、まったくわからない世界でもある。
そういや、木の葉さんが馬頭琴をやることになったのだって、本当にちょっとしたきっかけ。
私の友人がたまたまチラシをもらったという話をしたことから私が馬頭琴に興味を示して・・・って、嘘みたいな展開で、勲章もらうまでになっちゃったんだもん。
本当に出会いってどこにあるかわからないものだ。
人との再会で、こうやって世界が広がることがとても嬉しい!
次回の展覧会は、木の葉さんを誘ってまた遊びに行きたいな。
そうそう、うちのパパは、つい先日までトルコに行っていたんだけど、あちらもなかなか素敵だったらしい。
写真を見て景色も素敵だったけど、文化も面白そうだった。
ちなみに彼は
「年を取ったら移住してもいい」
とまで言っていた!
・・・私も道連れになるのか?
うー・・・語学力の壁が・・・
ほんと、世界はまだまだ知らないことだらけだなぁ。
PARCOのロゴスギャラリーで(http://www.parco-art.com/web/logos/persia1009/index.php)、高校の後輩(http://salamx2.exblog.jp/)が協力するイベント「song of persia~イランの絵と詩と音楽と~」をやっているから!
たぶん後輩に会うのは(といって、結局、朝一で出かけたら会えなかったんだけど・・・)10年ぶりくらいなんだけど、この展覧会に出かけるまで、というのはちょっとびっくりするきっかけだったのだ。
あるとき、某出版社でいまは小説の雑誌(だと思う)を編集している友人から
「仕事で使った絵本がいろいろあるから送っていい?」
といわれて受け取った本の中の1冊。
あ、蜂飼さんだ(となれなれしく書いていますがぜんぜん知己ではないのですが・・・仕事柄、そのお名前を記憶していた)と思うと同時に、あれ?この翻訳者の名前になんだか記憶が・・・。
もしかして、後輩の彼女??
・・・と思いつつもそのままにしていたのです。
それで、ちょうど1ヶ月前のこと。
高校時代の同期と飲む機会があって、そのときに、
「実はさぁ」
とその話をしたのがきっかけでした。
数日後、彼から
「インターネットで見つけて連絡してみたらドンぴしゃり!だったよ!」
ということで、私もさっそく連絡を取ってみることにしました。
で、ついでに彼女がいまやっているユニットのホームページ(http://www.salamx2.com/)やらブログを見ていて、おおっっ、可愛い~♪
そうなんです。彼女たちが紹介しているイランの絵本、そして、詩、そして何より雑貨が、かなりツボ!! めちゃくちゃ、可愛い! たぶん、これは木の葉さんもツボだ!
・・・ということで、一番近い展覧会のご案内をいただいてさっそくおでかけ!
だが。子ども達を連れていったのが間違いでした・・・。
というか、子ども達にベイブレードを買いに行く話をして連れていったのが間違いだったな。
普段だと美術館とかちゃんと行ける子供たちでしたが、いやぁ、テンション高いったら!
いやー、失敗!
可愛いグッズたちに彼らもどうもツボだったらしく、一人を押さえりゃ、もう一人が何かを触る!というような状態で、とにかく、ばたばたばたばた・・・ひえーん。
ゆっくり見るに見られず、泣けました。
が、それでも、イランの絵本や詩の魅力はしっかり味わってきました。
一応、国語の教員免状なんかを持っていたりする私ですが、でも、結構詩の世界は、私の中で現代アートに近く、当たりはずれが大きいもので、初対面ではちょっとドキドキするのですが、今回ご紹介いただいた世界は、本当に心にしっくりくる言葉。
翻訳で、そう思うんだけど、きっと原語の調べで聴くとまた違った印象なんだろうなぁ。
今回は朗読と音楽演奏のイベントがあったと聞いて、本当はぜひそのときに行きたかったんだけど、どうにも時間が許しませんでした。本当に残念!!!
また、レザ・ラハバさんの絵楽譜や、可愛いイラスト、グッズたちも、いや~ん、ほしいっっ。
異国の方の手になるものでありながら、でも、今まで抱いていたイランとか中近東とかそういう世界のイメージともまた違って、なんとも親しみを覚える、素敵なものたち。
透明感のある絵楽譜やイラスト。また、そこに添えられた詩の世界。
思わず、子ども達に読んで聴かせていました。
絵本達も、つい手にとって、普通に読んで、見ていた感じ。
なんというか、彼女たちの選んだ本は、いわゆる洋書、という違う世界を感じさせるものではなくて、本当に、我が家の子ども達に普段読んでいる絵本の延長にある感じだった。
実は私はこの絵本が欲しかったのだが、長男に
「パパ、ごきぶり嫌いだしやめた方がいいんじゃないの」
と却下された(涙)
確かにタイトルはごきぶりねえさんだけど、絵を見て、これで嫌がるとは思えないのだが・・・。
古更紗を使ったグッズや、山羊さんの南京錠、また、細かい刺繍のスカーフ、などなど、ちょっと買い占めたい衝動に駆られてしまった・・・(基本、物欲星人なんだよなぁ)。チョイスする彼女たちのセンスに脱帽!ていうか、ほんと、イランってこんなに素敵な世界がある場所だったのねぇ、と目から鱗です。
次男は、1点ものの、テントウムシのバックがいたくお気に入りで、山羊の南京錠にあと雑貨のシールなんかにも心ひかれていた模様。長男は箱や絵本が気になってしょうがなかったみたいです。そういや、刺繍のスカーフは「エジプト?」って質問されたし、ボタンや木の実で工作する絵本は思わず一緒にやろうと言いたくなった!
結局、今回はその気持ちを抑えに押さえて、子ども達はお気に入りの絵の葉書、私は、新作の『黒いチューリップのうた』を購入! 絵と詩と音楽と、それからミニアニメーションが入っている一冊は、きっと、今回来られなかった木の葉さんにも一緒に体験してもらうのにぴったりだから♪
ギャラリーのPCで見たミニアニメーション、本当に可愛いんだから!
昔、自分が高校生だったころ、外国、というと、アメリカやヨーロッパのイメージがあって、大学生の頃に、アジアに目が向いて、そして、社会人になってアフリカやエジプト、イラクやイランといった地域や北欧が身近になって、少しずつ私の中の世界地図が地球儀に近づいてきたように思うけれど、教科書の知識から離れて、自らの体験として触れていくと、どんな世界にも「好きなモノ」があるんだなぁ、という不思議。
民族や宗教や国境やいろいろな違いを超えて、人のこころは通じ合えるんだなぁと思う。
そういう世界を広げる上で、絵本や音楽やアートっていうのは、言葉がいらないのでとっても便利だ。
かといって、水先案内人がいなくては、まったくわからない世界でもある。
そういや、木の葉さんが馬頭琴をやることになったのだって、本当にちょっとしたきっかけ。
私の友人がたまたまチラシをもらったという話をしたことから私が馬頭琴に興味を示して・・・って、嘘みたいな展開で、勲章もらうまでになっちゃったんだもん。
本当に出会いってどこにあるかわからないものだ。
人との再会で、こうやって世界が広がることがとても嬉しい!
次回の展覧会は、木の葉さんを誘ってまた遊びに行きたいな。
そうそう、うちのパパは、つい先日までトルコに行っていたんだけど、あちらもなかなか素敵だったらしい。
写真を見て景色も素敵だったけど、文化も面白そうだった。
ちなみに彼は
「年を取ったら移住してもいい」
とまで言っていた!
・・・私も道連れになるのか?
うー・・・語学力の壁が・・・
ほんと、世界はまだまだ知らないことだらけだなぁ。
コメント 0