こどもの薬の飲ませ方 [からだモノがたり]
冬になりましたねぇ。
やっぱり男の子は種として弱いのでしょうか?
我が家の少年2名は冬になると中耳炎だぁ、インフルエンザだぁ、でバタバタです。お兄ちゃんの方は加えて肌も弱いし(だいぶ丈夫になったけど)、昔はぜんそくみたいに咳き込んで吐いて救急に行ったりして、こっちも育児経験浅いモノだから右往左往して困ったのを覚えています。
今や懐かしいなぁ、ですけど。
で、今年は、プール教室や外遊び、おでかけを積極的にしている成果なのか、新型インフルや発熱が保育園で流行る中でも、ちょっと鼻水が垂れる程度で元気に過ごせています! うーん、このまま丈夫になるといいなぁ。仕事を休んで医者にいくより、習い事やおでかけで時間を使って丈夫になる方が楽しいし、有意義だもんね。
ま、これまで度重なる病気で免疫が鍛えられている、というのもあるかもしれません。
また、ちょっとレメディウムの免疫力向上を時々飲んでいる効果もあるのか?レメディウムの効果は科学的に検証しているわけではないから、本当にわからないけど、まぁ、でも、自然と接して身体を鍛えること、また、食生活と睡眠時間の維持、この2点が我が家の健康対策につきます。
予防接種は法定接種は実施するポリシーですが、任意接種に対しては慎重です(ていうより、バタバタしてて、それどころじゃないってのもあるか?)。また、西洋医学のお薬については、「病気」のときにはちゃんと医者にかかって服用、「未病」のときにはレメディウムや食事の工夫などで様子を見る、というような方針でやっている今日この頃です。
で、たまたま友人から質問を受けたので、ブログネタにしちゃおう(笑)
質問はこちら。
---
子供に薬の飲ませ方でいい方法ある?
アイスクリームもゼリーもヤクルトもいろいろ試しているけど拒否られて困ってます。
---
調剤薬局とかにいくと、オブラートだかゼリーだかの甘い味つけのお薬シートとか売ってるし、薬の注意書きにも飲みあわせや飲ませ方の工夫とかいろいろありますよね。
ですが、我が家は直球勝負です(笑)
ていうか、そもそもの医者行きについても、何かとお医者に行くことの多かった我が家なので、「医者が嫌いにならない」「お医者さんは辛い病気を治してくれる嬉しい存在である」ということをとにかく子供に印象づけました(笑)。だって、白衣が嫌だ、とか、医者が嫌だ、とか、言われると、単純に面倒・・・。
予防接種に行くと注射、特に三種混合は痛いので、泣いたりしますが、「オー!頑張ったねー!えらいねー!先生にありがとうしよう~」と褒める、感謝するよう促す、という感じです。接種前も、どうせ怖がっても受けるんだし、ということで、あんまり「痛がったらどうしよう」とか「怖がらないようにどうしたらいいんだろう?」とか思わず、親も受けると決めたなら迷わず、あっけらかんと受ければいい、と思っています。
予防接種の是非についてはお医者様の間でも、ご家庭の方針もいろいろなので、ココでは語りませんが、ただ、受けると決めたら、迷わない。また、親が不安になると、子供って感受性の塊で伝染しますから、注射のときには親も怖がらない。
むしろ、良かったねー、これで病気にならないよ、よかった、よかった、先生はいいことしてくれたんだ、ありがとうと言おう、お医者さんに行くと助かるねぇ、みたいな感じ?そうすると、子供は「あれ?そうかな?」と、意外と立ち直ります(笑)。
ごまかそうと思うと手がかかるけど、そういうもんだ、という感じだと、親が思っている以上に子供って強いし、立ち直り早いし、したたかなので、あんまり悩まず、大ざっぱに、楽天的に、が肝要と。
薬の飲ませ方も同様です。
我が家は、はじめのうちは水に溶いて、「はい、のもー」と飲ませていました。
お薬には混ぜると苦くなったりするものがあるので、そういうのはちゃんと2回に分けて飲ませますが、基本、小さいコップに粉薬を入れて、一口で飲めるくらいの水を入れて混ぜて、飲め、です。
「はーい、お薬だよー」
とhappyな呼びかけ。
で、ぱっと渡して、悩む前に一口で飲んで、はい、おしまい。
それで
「おー、かっこいー!頑張ったね、おりこうさん!
これで病気良くなるね~。よかったよかった!」
と褒めて終わり。
・・・という感じで、ずっとやっていて、大きくなってからは、
同じく小さいコップに水を用意して子供に持たせる。
「じゃ、あーん」
といって粉薬をさらさら、で、水を飲ませて、
やはり
「おー、かっこいー!頑張ったね、おりこうさん!
これで病気良くなるね~。よかったよかった!」
と褒めて終わり。
単純です。
次男はお兄ちゃんを見てるので、物心ついたら、もう粉薬でした。
というわけで、二人とも意外とシロップ薬ももらってない。
むしろシロップの方が計量とか冷蔵とか面倒なので、粉薬でもらうようにお願いしてたくらい。
乳児期でシロップのときも、スポイトでぴゅっ、または、付属のコップでごく、で終わり。
後先、あんまり考えず、あっさり、さっぱり。
九州にいるいとこの子育ても同じく、やはり粉さらさら派。
なんちゅーか、あんまり怖がらず大胆に、あっさり、さっぱり楽ちん、のほうが、いろいろと画策したり、ごまかすよりかえって楽なのでは?と思ってます。
こどもというのは、無知な存在かと思いきや、ちゃんとその行為の意味を説明し、また、それがよいことである、ということをちゃあんと伝え、安心して楽しいムードでやれば、恐れずとも直球勝負でいけるものだ、というのが我が家の実感です。
おうちによってやり方は違うかもしれませんが、「くすりをどうやって飲ませよう」「医者や薬嫌がるだろうから、どうごまかそう」と思うより、ムーディな理詰めで、「医者や薬はよいものだ」(といっても、無防備に抗生物質を飲みまくったり薬ばかりに頼るやり方は私は好きじゃないので、それについては親が学習して取捨選択しますが、専門家たる医者にかかったら基本従います。医者にかからないで済むようになんとかしたい、が方針)、「飲んだらいいことがある」(といっても、ご褒美がもらえる、ということではなくて、薬が効くことがありがたく嬉しい、ということです)ということを伝えつつ、行動や行為はあっさり、さっぱり、そして、終わったら、褒める!です。
パパの育児参加も、感謝と褒めまくり、ですが、育児も同じですな。
そして、私も、パパや子供に褒められたり、感謝されたりして育てられてます。
ありがとう、は、いくらいってもただ。
嬉しい!だってそう。
互いにどんどん言い合えることで楽しい暮らし!です。
お薬を飲むのも、ペシミスティックにやるより、オプティミスティックな思考です!
誰だって不安なことより、楽しいことのほうがいいですよね。
子供だって同じです。
あんまり考えすぎない。
楽をする。
我が家の子育て方針です(あ、仕事もそうだな)。
薬の飲み方はたとえて言うなら、新歓コンパのイッキのみ。
(でも、イッキ飲みは人によっては命にかかわるのでいけないことです!)
なんというか、マイナスなこと考えずに、無邪気に楽しく、つい勢いでオススメしちゃってる、あの学生ノリが、子供の薬の飲ませ方の秘訣じゃないかと・・・。
・・・あんまりいい喩えじゃないですかね(笑)
おかげさまで、我が家の子ども達は医者や薬が好きみたいです。
小児科に行くと、いつも勝手に身体測定したりぬいぐるみで遊んだり(とはいえ、医者は病気の人が来るところなので節度ある中で、ですが。調子ののり過ぎたときはガツンと叱ります)・・・そして、診察を受け、注射されて泣き、でも、最後は先生に「ありがとう!」と言って帰ります。
お医者さんも薬剤師さんも、嫌がられるより、嬉しがられたいですよね~。
そうそう、いつも調剤薬局で、処方されるとその場でさっくり、そこにあるウォータークーラーのサービス使って、あっさり飲ませており、薬局でも、子ども達がリラックスして楽しげにしているので、薬剤師さんにもすっかり覚えていただき、喜んでいただいています(笑)
案ずるより産むが易し、ですな。
そうそう、そういえば、今日ブログを開いてみたら、So-netの育児カテゴリの9位になってた!
10位以内に入ったのって初めてかも~。
皆様のブログにお邪魔することもあんまりできず、な中で、皆さんにご覧いただいていることに本当に感謝する次第です★ コメントも大歓迎ですので、お気軽にどうぞ~。楽しみにしています。
やっぱり男の子は種として弱いのでしょうか?
我が家の少年2名は冬になると中耳炎だぁ、インフルエンザだぁ、でバタバタです。お兄ちゃんの方は加えて肌も弱いし(だいぶ丈夫になったけど)、昔はぜんそくみたいに咳き込んで吐いて救急に行ったりして、こっちも育児経験浅いモノだから右往左往して困ったのを覚えています。
今や懐かしいなぁ、ですけど。
で、今年は、プール教室や外遊び、おでかけを積極的にしている成果なのか、新型インフルや発熱が保育園で流行る中でも、ちょっと鼻水が垂れる程度で元気に過ごせています! うーん、このまま丈夫になるといいなぁ。仕事を休んで医者にいくより、習い事やおでかけで時間を使って丈夫になる方が楽しいし、有意義だもんね。
ま、これまで度重なる病気で免疫が鍛えられている、というのもあるかもしれません。
また、ちょっとレメディウムの免疫力向上を時々飲んでいる効果もあるのか?レメディウムの効果は科学的に検証しているわけではないから、本当にわからないけど、まぁ、でも、自然と接して身体を鍛えること、また、食生活と睡眠時間の維持、この2点が我が家の健康対策につきます。
予防接種は法定接種は実施するポリシーですが、任意接種に対しては慎重です(ていうより、バタバタしてて、それどころじゃないってのもあるか?)。また、西洋医学のお薬については、「病気」のときにはちゃんと医者にかかって服用、「未病」のときにはレメディウムや食事の工夫などで様子を見る、というような方針でやっている今日この頃です。
で、たまたま友人から質問を受けたので、ブログネタにしちゃおう(笑)
質問はこちら。
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子供に薬の飲ませ方でいい方法ある?
アイスクリームもゼリーもヤクルトもいろいろ試しているけど拒否られて困ってます。
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調剤薬局とかにいくと、オブラートだかゼリーだかの甘い味つけのお薬シートとか売ってるし、薬の注意書きにも飲みあわせや飲ませ方の工夫とかいろいろありますよね。
ですが、我が家は直球勝負です(笑)
ていうか、そもそもの医者行きについても、何かとお医者に行くことの多かった我が家なので、「医者が嫌いにならない」「お医者さんは辛い病気を治してくれる嬉しい存在である」ということをとにかく子供に印象づけました(笑)。だって、白衣が嫌だ、とか、医者が嫌だ、とか、言われると、単純に面倒・・・。
予防接種に行くと注射、特に三種混合は痛いので、泣いたりしますが、「オー!頑張ったねー!えらいねー!先生にありがとうしよう~」と褒める、感謝するよう促す、という感じです。接種前も、どうせ怖がっても受けるんだし、ということで、あんまり「痛がったらどうしよう」とか「怖がらないようにどうしたらいいんだろう?」とか思わず、親も受けると決めたなら迷わず、あっけらかんと受ければいい、と思っています。
予防接種の是非についてはお医者様の間でも、ご家庭の方針もいろいろなので、ココでは語りませんが、ただ、受けると決めたら、迷わない。また、親が不安になると、子供って感受性の塊で伝染しますから、注射のときには親も怖がらない。
むしろ、良かったねー、これで病気にならないよ、よかった、よかった、先生はいいことしてくれたんだ、ありがとうと言おう、お医者さんに行くと助かるねぇ、みたいな感じ?そうすると、子供は「あれ?そうかな?」と、意外と立ち直ります(笑)。
ごまかそうと思うと手がかかるけど、そういうもんだ、という感じだと、親が思っている以上に子供って強いし、立ち直り早いし、したたかなので、あんまり悩まず、大ざっぱに、楽天的に、が肝要と。
薬の飲ませ方も同様です。
我が家は、はじめのうちは水に溶いて、「はい、のもー」と飲ませていました。
お薬には混ぜると苦くなったりするものがあるので、そういうのはちゃんと2回に分けて飲ませますが、基本、小さいコップに粉薬を入れて、一口で飲めるくらいの水を入れて混ぜて、飲め、です。
「はーい、お薬だよー」
とhappyな呼びかけ。
で、ぱっと渡して、悩む前に一口で飲んで、はい、おしまい。
それで
「おー、かっこいー!頑張ったね、おりこうさん!
これで病気良くなるね~。よかったよかった!」
と褒めて終わり。
・・・という感じで、ずっとやっていて、大きくなってからは、
同じく小さいコップに水を用意して子供に持たせる。
「じゃ、あーん」
といって粉薬をさらさら、で、水を飲ませて、
やはり
「おー、かっこいー!頑張ったね、おりこうさん!
これで病気良くなるね~。よかったよかった!」
と褒めて終わり。
単純です。
次男はお兄ちゃんを見てるので、物心ついたら、もう粉薬でした。
というわけで、二人とも意外とシロップ薬ももらってない。
むしろシロップの方が計量とか冷蔵とか面倒なので、粉薬でもらうようにお願いしてたくらい。
乳児期でシロップのときも、スポイトでぴゅっ、または、付属のコップでごく、で終わり。
後先、あんまり考えず、あっさり、さっぱり。
九州にいるいとこの子育ても同じく、やはり粉さらさら派。
なんちゅーか、あんまり怖がらず大胆に、あっさり、さっぱり楽ちん、のほうが、いろいろと画策したり、ごまかすよりかえって楽なのでは?と思ってます。
こどもというのは、無知な存在かと思いきや、ちゃんとその行為の意味を説明し、また、それがよいことである、ということをちゃあんと伝え、安心して楽しいムードでやれば、恐れずとも直球勝負でいけるものだ、というのが我が家の実感です。
おうちによってやり方は違うかもしれませんが、「くすりをどうやって飲ませよう」「医者や薬嫌がるだろうから、どうごまかそう」と思うより、ムーディな理詰めで、「医者や薬はよいものだ」(といっても、無防備に抗生物質を飲みまくったり薬ばかりに頼るやり方は私は好きじゃないので、それについては親が学習して取捨選択しますが、専門家たる医者にかかったら基本従います。医者にかからないで済むようになんとかしたい、が方針)、「飲んだらいいことがある」(といっても、ご褒美がもらえる、ということではなくて、薬が効くことがありがたく嬉しい、ということです)ということを伝えつつ、行動や行為はあっさり、さっぱり、そして、終わったら、褒める!です。
パパの育児参加も、感謝と褒めまくり、ですが、育児も同じですな。
そして、私も、パパや子供に褒められたり、感謝されたりして育てられてます。
ありがとう、は、いくらいってもただ。
嬉しい!だってそう。
互いにどんどん言い合えることで楽しい暮らし!です。
お薬を飲むのも、ペシミスティックにやるより、オプティミスティックな思考です!
誰だって不安なことより、楽しいことのほうがいいですよね。
子供だって同じです。
あんまり考えすぎない。
楽をする。
我が家の子育て方針です(あ、仕事もそうだな)。
薬の飲み方はたとえて言うなら、新歓コンパのイッキのみ。
(でも、イッキ飲みは人によっては命にかかわるのでいけないことです!)
なんというか、マイナスなこと考えずに、無邪気に楽しく、つい勢いでオススメしちゃってる、あの学生ノリが、子供の薬の飲ませ方の秘訣じゃないかと・・・。
・・・あんまりいい喩えじゃないですかね(笑)
おかげさまで、我が家の子ども達は医者や薬が好きみたいです。
小児科に行くと、いつも勝手に身体測定したりぬいぐるみで遊んだり(とはいえ、医者は病気の人が来るところなので節度ある中で、ですが。調子ののり過ぎたときはガツンと叱ります)・・・そして、診察を受け、注射されて泣き、でも、最後は先生に「ありがとう!」と言って帰ります。
お医者さんも薬剤師さんも、嫌がられるより、嬉しがられたいですよね~。
そうそう、いつも調剤薬局で、処方されるとその場でさっくり、そこにあるウォータークーラーのサービス使って、あっさり飲ませており、薬局でも、子ども達がリラックスして楽しげにしているので、薬剤師さんにもすっかり覚えていただき、喜んでいただいています(笑)
案ずるより産むが易し、ですな。
そうそう、そういえば、今日ブログを開いてみたら、So-netの育児カテゴリの9位になってた!
10位以内に入ったのって初めてかも~。
皆様のブログにお邪魔することもあんまりできず、な中で、皆さんにご覧いただいていることに本当に感謝する次第です★ コメントも大歓迎ですので、お気軽にどうぞ~。楽しみにしています。
mamaruさんらしいなあ。
我が家もいろいろ試した結果、
直球勝負ですが、
前置きが長すぎたかも。
もっとあっさりでいいのね~。
mamaruさんの子育て論にも
納得です。
by miyu (2009-12-05 14:46)
うちなんか飲まなくていい弟が「お薬!ちょうだい!」みたいな・・・油断すると勝手に飲みそうで怖いです(笑)
どうせ手をかけるなら、病気になってから、ではなく、病気にならないようにとか、楽しい遊びに、とか、そういうところに手をかけたいなぁ、と思いません?
だって計画になく病に倒れられるだけでも大変なのに、それで駄々をこねられた日にゃぁ・・・たまりません^^;
by mamaru (2009-12-05 14:53)